考察 【File:852】 弁崎・素江の変装についての補足

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当初の計画

コナン:(まさかあの夫婦が・・・)(バーボンとベルモットだったとしたら・・・)(ジョディ先生とのあの会話を聞かれていたとしたら・・・)(と、とにかく灰原に会って確かめねぇと・・・)(くそっ!大体なんですぐに気づかなかったんだ!?)(奴らがあんな大ポカをやってたっていうのに・・・)

コナン:「・・・・・・」(大ポカ?)(こいつはひょっとしたら罠・・・)(ワザと隙を見せてこっちの出方を探ってるんじゃ・・・) File:856

コナンは後の話でバーボンが初歩的なミスをおかしたことで、それが罠ではないかと考えるが、これはコナンの勘繰りすぎ。まぁ、ミスを利用して、そのことに気づいて動揺するコナンを探るというのはバーボンの得意なやり方。

素江:「とんだハプニングだったわね・・・」「変装に使った男がスリに遭っていたなんて・・・」 

弁崎:「財布を所持していなかったので妙だとは思ったんですけどね・・・」「まあ、あの男の懐に入っていた奇妙な黒い五円玉を拝借しておいて正解でした・・・」 File:852

素江(ベルモット)のセリフからすれば、事件に遭遇してしまったのがハプニングであった。本来は事件に巻き込まれることなく、弁崎に変装したことはバレずに済む予定だった。弁崎がスリにあったのは普通に考えて偶然。それが、妙だとは思いながらも変装に使ってしまったという、二人のミス。

少なくとも、弁崎がスリに遭うことを見越して、そうすれば自分達がミスをすることになり、コナンの動揺を誘うことができるので~などと計算していたわけでない。事前に弁崎に変装してやって来たわけでなく、神社にいた弁崎に変装した。そのため、一応所持品を確認しているということ。

素江の変装

謎の妊婦は最初から変装か新キャラの二択であった。新キャラが妊婦という設定も可能性としては低そうなので、どちらにしろ、これは妊婦特有の武器を使うための演技ではないかということも予測は立てられる。

変装であった場合、わざわざ銀行強盗時に出た人物に成りすますという事は、この後に弁崎と一緒に登場してくるのかということも考えられたが、本当に出て来た(笑)

ここまではいいが、問題はベルモットの変装について。弁崎の変装論を基準にすると、バーボンは本物がたまたま神社内にいたから弁崎に変装可能であったわけで、素江は現場にいない。

ベルモットはどうやって素江に変装したのか。バーボンにジョディの後ろにいた女性の特長を聞いて変装した?そんなことが可能なら、本物の弁崎は神社にいる必要はなく、財布をチェックしたりといった行為も不要。

となると、銀行強盗の時にいた女は最初からベルモットだったのでは… という推測も可能になる。今回は同じ女に変装しただけ。米花百貨店やミステリートレインでもベルモットはバーボンと協力、同じ現場にいたため、銀行強盗の時もそばにいて不思議はない。

まさか、銀行から当時の防犯カメラの映像を手に入れ、それを見て変装したなんて複雑な裏設定にはしていないだろう。恐らく、犯人は映らないようにカメラを壊す等のことをしているはず。

銀行強盗の時の女がベルモットなら、逆に今回弁崎はいなくても変装可能だったのでは?とも思えるかもしれないが、かなり前に起きた事件で、たまたま隣にいたモブの顔をそこまで覚えているわけでもないはず。

つまり、ベルの変装は記憶が曖昧な人物までに変装できるわけでもなく、今回は本物弁崎のモデルが必要だったという裏づけにもなる。

まとめとポイント

バーボンとベルモットは神社にいた弁崎に目を付け、ちょっとおかしな点に気づきながらも変装をする。

⇒しかし、本物弁崎がスリにあっていたために警察に事情聴取されるという事態に。二人が言う通りこれはハプニングであり、この出来事まで最初から想定していたわけではない。

本来であれば、弁崎本人のいないところで変装してコナン達に近づいたほうがリスクは低い。事前に写真を撮って調査する等の入念な準備をすれば可能。しかし、今回はそこまで手の込んだものではなくて、偶然を利用したもの。そのため、軽率なミスをしてしまっている。

なぜそんな状況で行ったのかというと、本物弁崎が変装のモデルになったから。ベルモットがバーボンを弁崎に変装させるのに、参考にする本人がいないと変装を施せない。そのために、本者の弁崎が今回話にも登場している。

⇒ベルモットは神社にいた弁崎をモデルにバーボンを変装させた。

では、弁崎と同じく帝都銀行にいた素江に変装するのに、モデルとなる素江は神社にいたのか?

もちろん、素江と弁崎が夫婦というのは嘘で、都合よく素江も神社にいたわけではない。しかし、前述したように、実在人物への変装には参考となるモデルが必要となる。

⇒ベルモットが素江に変装するのは、素江を知っていなければならない。どうやって知ったのか?

何らかの方法で帝都銀行の映像を入手したなどの方法なら、それで弁崎の変装も可能。防犯カメラは犯人が対策していただろうし、そもそも、今回の作戦はそれほど入念な準備はしていない。

考えられるのは、素江はベルモットの変装だったから。火傷赤井に変装した計画は二人の共同作戦であり、米花百貨店でもベルモットは登場している。

帝都銀行で火傷赤井をテープで縛ったのは本物弁崎であるが、その斜め後ろでジョディを縛ったのが素江。火傷赤井が縛られた後も、素江はまだフリーの状態。

火傷赤井は自力でテープを破いたが、彼のスペックなら強引な方法でそれが可能とも考えられるが、実は、ちゃっかり素江は自分が縛られる前に火傷赤井のテープを切れるように細工したのではとも考えられる。

ベルモットが素江だったかは明らかになっていないが、素江の存在を知らなければ素江に変装できないのは事実。そして、ベルモットがどうやって素江を知ったかは謎。というか、知るすべがない。

これ、「ベルモットがどう素江をどう知ったか」ではなくて、実は「帝都銀行の素江はベルモットでしたよ」という意味を示した伏線の回収なんじゃないだろうか。

ベルモットの変装ルール

コナン:「ジョディ先生の服装だよ!」「顔は、今までに撮った写真で変装できるけど、今日着てる服はそうはいかない・・・だったら車内や屋内に入られるより屋外に来させた方が全身も見えて隠し撮りもしやすいしね・・・」 File:894

ベルモットは今までに撮った写真でジョディに変装できると言っている。コナンのセリフではあるが、これはコナンの発言で設定を代弁させた表現。ベルモットはジョディの顔を良く知っているが、それでも記憶だけに頼って本人そっくりの変装マスクを作るのは難しい。

となると、やはりベルモットが素江に変装するには写真か映像が必要。もしくは、自分のオリジナル。前述したように、神社の弁崎の変装は行き当たりバッタリの計画であり、入念な準備はされていない。それに、銀行にいた素江の写真や映像があるのであれば、弁崎の物もあるはず。

つまり、写真や映像を見て変装したわけではないようで、消去法で考えればベルモットが作った架空の人物ということになりそうである。

キッドの変装ルール

キッド:「んじゃまぁ・・・」「だーれーにーしーよーおーかーなー・・・」「かーみーさーまー・・・」「の・・・」「いーうー・・・」「とーおー・・・」「り♪」 File:963

沖矢:「帰る前に返して頂こうか・・・」「君が撮った私の写真を・・・」「アレが出回ると困るんでね・・・」

キッド:「そういやぁ首に何か付けてたな・・・メカっぽいの・・・」 File:965

キッドの場合はコミカルに描かれることも多く、まじっく快斗というタイトルの通り、キッドの手品はトリックというか魔法のようなところもあるのだけれど、少なくともコナンの世界にいる時はコナンの世界観の影響を受けるためもあるのか、設定としてはやはり変装の下準備をすることは必要とされている。

結局ベルモットと同じで、相手そっくりの変装マスクを作るには実物を参考にする必要がある。あるいは、自分の考えたオリジナルか。

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更新日:2017-2-5

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