基本的なプロフィール
コナンと同じ探偵
世良:「ボクの名前は世良・・・」「このボウヤと同じ・・・」「探偵だよ・・・」 File;768
コナンと一緒に事件を推理することも多い。登場初期はコナンの実力を試すために、あえて推理させたことも。
探偵としての推理力はそこそこ。初回、幽霊ホテルでの事件では、コナンの実力を測るためにわざと推理ミス。後にコナンも「真相がわかっていたのにオレに推理させたくてわざと間違えたような気がしてよ・・・」と気づいている。
推理力は新一以下 ─
サンプルが増えたので移動しました↓
世良真純の推理力
蘭:「でもすごいよコナン君!!」「靴下の事に気づいちゃうなんて!」
コナン:「たまたまだよ・・・」
世良:「あの殺人現場に入った時点でもうわかってたんだろ?」
コナン:「ウエイトレスのお姉さんが靴下履いてないのが見えたし・・・」「殺されたウエイターの兄さんのヒジが汚れてたから・・・」「床に伏せて何かしたんじゃないかと思って棚の下をのぞいたら・・・」「ピアスが床にくっついてるのが見えたしさ・・・」 File:974
世良は現場の観察力がコナンよりも劣るかもしれない。
プライベートでの依頼も引き受ける ─
世良:「隣のA組に北尾敬子って女子がいるの知ってるか?」
蘭:「ああ・・・敬ちゃん?」
世良:「彼女を通して彼女のお姉さんに依頼されたんだ・・・」 File:856
学校でも探偵であることは知られているので、プライベートでの相談を受けることもある。
世良:「依頼されたのはボクの兄貴でさ・・・」「その兄貴の高校時代の友人がこれから行く貸し別荘の謎を解いてくれって頼んでくれたんだけど・・・」「兄貴、何か今忙しいみたいでさ・・・」「んで、女子高生探偵のボクが変わりに行ってくれって頼まれたわけ!」 File:872
また、真ん中の兄は探偵ではないが、兄に来た相談を探偵である自分が代わりに受けることもある。
探偵は長男の影響 ─
世良:「ま、ボクが探偵をやってるのは・・・」「兄の影響だけどね!」
蘭:「それって赤女事件の時に話してた頭の切れるお兄さん?」
世良:「いや、それは真ん中の兄!」「影響を受けたのは一番上の兄だよ!」
蘭:「一番上のお兄さんって確か亡くなったんじゃ・・・」
園子:「まさか刑事で殉職しちゃったとか?」
世良:「ああ・・・でも日本の刑事じゃなく連邦捜査局・・・FBIのエージェントだけどな!」「グリーンカード取るの大変だったらしいよ・・・」
蘭:「だからお兄さんアメリカに行ってたんだね・・・」 File:938
世良が推理スキルを磨き、探偵をやっているのは長男である秀一の影響。
メアリー:「貴方もわかってるでしょ?私達が事件にかかわっちゃいけない人間だって事・・・・」
赤井:「問題はないさ・・・」「Case Closed!(真相は見えた!)」「後は、犯人を名指しするだけだから・・・」
世良:(ケース・・・)(クローズド?) File:973
世良:「ボクは何をやったらいい?」「ボクにも何か手伝わせて!」
赤井:「そうだな・・・」「駐車場のおじさんに濡れた服や水着を着たまま外へ出ようとしている客がいたら引き止めるように言ってくれ・・・」「もしかしたら悪い奴らの仲間かもしれないからって・・・」「頼めるか?」
世良:「うん!」 File:974
さざ波シリーズでも、初めて出会った長男の推理を見て憧れるシーンがある。「Case Closed!」は世良の口癖。10年前の事件では、少しだが兄の手伝いを頼まれて喜んでいる。
帝丹高校2年B組
世良:「ボクの名前は世良真純!」「ヨロシクな!」 File:770
蘭:「世良さん大人気だったね!」
園子:「そうねぇ・・・明るくて気さくでボーイッシュでカワイイし・・・」 File:771
転校生として蘭・園子と同じくクラスにやってくる。クラスは蘭と同じなので2年B組。クラスメートにも大人気。
年齢詐称や留年でなければ現在16~17歳。(飛び級していた可能性もあるが、今のところそうした伏線はない。制度のない日本では正規の学年に入れられるため、年下と言うことはないと思われる。)
截拳道(ジークンドー)の使い手
蘭:(え?)(受けたらヤバイ!!)
世良:「さすが関東一・・・」「やるじゃん!」
蘭:「園子離れて・・・このチカン強いよ・・・」 File:768
蘭とは対照的な余裕の戦いぶりから、蘭以上の実力のようである。
コナン:「映画スターのブルース・リーが小さい頃からやってたカンフーに、空手・ボクシング・柔道とかの色々な技を取り入れた武術だよ・・・ まぁ、目や喉なんかの急所への攻撃もありだから、かなりエグイみたいだけどね・・・」
チンピラ風の男を簡単にやっつけるくらい強い。まぁ、蘭ですらそうであり、それ以上な時点で当然なのだが。
京極真よりは下 ─
園子が「京極さんと戦ったらどっちが空手強いんだろ・・・」と考えるが──
File859で遂に対戦が実現する。(世良は空手ではなくてジークンドー)
世良の攻撃をかわし、さらに打撃を加える京極真。さすがに、高校男子空手チャンピオンの京極の方が一枚上のようである。
File930、犯人が証拠隠滅のために籠もったトイレのドアを蹴りで破壊する。
さすがに蘭や京極真のようにパンチやキックで壁に穴を空けたり、電柱を壊すほどギャグキャラにはされていないが、日常編でドアを壊すくらいの能力は持っている。
兄は3倍は強い ─
京極:「截拳道・・・誰に教わったんですか?」
世良:「アニだよ!」「まぁ兄の方がボクより3倍は強かったけどね・・・」 File:859
世良:「子供の頃は截拳道にどっぷりだったよ!たまに一番上の兄から送られて来るビデオを擦り切れるぐらい観て手本にしてな!」「近所に截拳道の道場もあったし・・・他のスポーツは体育の授業でちょっとかじったぐらいだったなぁ・・・」 File:876
世良は截拳道を兄から教わった。
憧れたきっかけ ─
赤井:「悪いがこのボウヤは俺の連れでね・・・」「ボウヤに話があるのなら俺を通してからにしてくれ・・・」「まあ両目をえぐられた後でいいなら・・・」「いくらでも話を聞くぞ・・・」
三人組:「し、失礼しました~!!」
蘭:「すご──い!今の技って何?」
赤井:「フィンガージャブ!日本でいう目潰しだ・・・」「截拳道の技の一つだよ・・・」
世良:(フィンガージャブ・・・)(ジークンドー!!)(かっこい──♡) File:972
世良が兄のジークンドーに憧れたのは、10年前のさざ波シリーズで赤井が新一に絡んできたチンピラ3人をフィンガージャブで牽制して追い返したことがきっかけ。赤井はFBI捜査官となるためこの後アメリカへ帰ってしまうと思われるが、それでビデオを送るようになったようである。
コナンは敵じゃないと感じている
「それにアイツ、敵じゃないっていうか・・・」「何かどっかで会った気がするんだよな・・・」「ひょっとしたら知り合いの誰かに似てて、会ったような気になってるのかも・・・」 File:771
コナン:「世良・・・」「だと!?」「どこで世良と会ったんだよ?」 File:775
と言いつつも、74巻、歩美が誘拐されたときに、世良が聞き込みに来ていたことを元太から聞くと焦った顔で慌てている。
現在は、コナンは世良が赤井の妹であることに気付いているようで、敵ではないと考えているのかそれほど警戒はしていない。推理の際に子供のふりをして自分の正体を隠す(既にバレているとわかったでので諦めているのか。)ことも特にせず。
しかし、世良が意図的に灰原に接近しようとする時はある程度注意を払っているようで、また、世良がコナン1人を呼びよせようとしているところもその意図が読めず疑心暗鬼になっている。
次ページへ