File:846(魔法の鍵)
世良:「ん?」「何だ何だ?」「ボクの顔に何か付いてるのか?」
コナン:「あ、いや・・・」
蘭:「波・・・」「何かね・・・世良さんが走り去る後ろ姿を見ると・・・いつも耳の奥で聞こえるの・・・」「さざ波の音が・・・」「まるで魔法にかかったみたいに・・・」
蘭:「でもコナン君にはまたまたビックリだね!」「知らなかったよ!リンゴの種に毒性があるなんて・・・」
コナン:「し、新一兄ちゃんに聞いてたのをたまたま思い出したんだよー」
世良:「ホント仲いいな・・・」「君と新一君・・・」
コナン:「そ、それよりさー・・・」「世良の姉ちゃんに聞きたい事があるんだけど・・・」
世良:「ああ・・・そんな事言ってたな・・・」
コナン:「世良の姉ちゃんってもしかして・・・」「ボクとどこかで会った事ある?」「え?」
世良:「さあ・・・」「どーだかな・・・」
コナン:「え~~~~!?」
世良:(悪いけど・・・そいつは教えられないよ・・・)(その時が来るまではね・・・)
後出し予告来たー
過去、赤井秀一や京極真など数人に「どこかで会った事がある~」的な発言を繰り返してきた蘭。物覚えがいいのか、逆にすごく悪くて思い出せないのか…
そんな蘭だが、これまで蘭は世良真純に出会ったことがあるようなことは言っていなかった。しかし、ここでコナン同様にフラグを立てる。2人に共通した出来事が過去にあったのかな。
それにしても、”いつも聞こえる”って、今までずっと聞こえてたってことなわけで、何この今更感(笑)
赤井秀一のニューヨークの時みたいな回収になるのかも。さざなみの音だから場所は海?そんな単純じゃないか。
コナン、「ボクとどこかで会った事ある?」って聞いちゃった。おーい、あんた今の姿になってからまだ間もない設定なのに、それ聞いたらまずいだろ(笑)世良は既にコナン=新一と気づいてるからいいんだけど…
まあ、はっきり覚えてないということはいつ会ったかも覚えてないわけで、「工藤新一が出会った可能性がある」なんてケース考えていないのだろうか。
でも、コナンのような注意力と記憶力を持ったキャラであれば、出会ったのが数ヶ月前なら覚えてないなんてことほぼないわけで、やっぱコナンは不注意なところがあるなぁ。
というか、コナンは自分が「コナン=新一」だという事実を世良に気づかれていると自覚している?
世良の「さあ・・・」「どーだかな・・・」という反応、否定していない。普通、いきなりそんなこと言われたら、びっくりするか、不思議に思って「えっ」という反応を最初にするはず。やっぱり過去に出会ったというパターンなのかな。
「そいつは教えられないよ~」「その時が来るまではね~」
出会ったのは幼児化前で、教えること自体、自分がコナン=新一という事実を知っていることをバラすことになるのだろうか。コナンが真の目的であれば、さっさと教えて用を済ませばいいわけで、今までそのチャンスは山ほどあった。
やはり本当の狙いは灰原に会うことか?「その時」ってのは灰原=実野志保であることを証明する時かもしれない。
ラストの世良真純の表情が幼い女の子のように見える。これは世良の幼少期の顔を意識した可能性も。