考察本 名探偵コナンの真相 レビュー

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9月上旬に発売された名探偵コナンの考察本。

パラっと読んだ感じでは、いつだかの「コナンの謎~」みたいなのよりはだいぶマシ。

こういうのは読み手にとって求める内容が違うので人それぞれなのだけれど───

1.考察どころか、コナンを普段見ている人なら誰でも知ってる基本的なこと、ネットで調べればすぐに分かること、考察も、「あの方はアガサ、理由は怪しいから」とか、その他どうでもいいネタで埋め尽くされた暇つぶしにしかならない本。

2.中~上級者向けでコナン素人にはついていけないが、推理ファンなら興味をそそられる本。

コナンの考察系にありがちなのは1の方。

一方で、コナン考察本というマニアックな本を買うような人は───

1.コナン好きライトファン。

2.コナン「考察」好きファン。

考察本は1をターゲットにしているものが多いので、タイトルに釣られると痛い目に合いやすい。

売り上げを考えたらしょうがないのかもしれない。(大して売れないんじゃないかと思うけど)

コナンの考察本なんかに飛ぶついで買うのは推理ファンかなーとは思うのだけれど、やはり人口的にはレアなのだろうか。

微妙な考察本はネットブックストアの書評にも「コナンに詳しくない人の復習用」だとか、「ファンのコレクション用」と評されるように、考察が好きで買った人には、ほんとにそれしか書きようがないだろう。

初心者向けの本に、考察好きが名推理を期待して買ってしまっているのだから、ミスマッチは当然。

せめて、序盤は基礎知識、後半からきちんとした推理と分ければよいと思うのだけれど…

推理の参考に買っている人が求めている内容は、調べればすぐに分かることではなくて、細かく、深く読まないと分からないことや気づかないことをまとめた情報。

考察ファンの間でよく出るネタではなくて、新しい視点での推理。もちろん、妄想としか言いようが無いレベルのものではなくて、論理的な説明、根拠や伏線を提示した上での推理である。

内容について

それで、肝心の今回の「コナンの真相」についてはどうなのかと言うと───

パッと見た感じではそれほど悪くはなさそう。いくつかは参考になりそうなものや、独自の意見も述べている。

調べるのに骨が折れそうな情報を載せていたりするので、考察の手間が省けそう。

ただ、全体的には普段から考察をしている人達にとっては既出のネタがほとんどかもしれない。これはもうある程度はしょうがないけれど。

組織のボスや目的に近づくような核心的な新情報や推理もたぶんなさそうなので、その辺はあまり期待しないほうがいいかも。

話の進め方は良いと思います。筆者の考える妄想ではなくて、作中から細かく根拠を探しだして、それを元に推理を進めているし、考え方も論理的。

まぁ、面白そうだと思った人は普通に買って読んでみてください。

続きは、重要そうなところの具体的な抜粋

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