考察 【File:820-822】 ミステリートレインのメール合戦

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検証

ということで、考察が必要なのはFile:821の灰原の受けたメールと沖矢のメールだろうか。

Aルート:ベルモット⇒灰原

これはそのまま。*灰原のメアドは組織の「探り屋」であるバーボンなら調べることが可能か。火傷赤井で灰原に恐怖感を与えることに加え、「鹿狩りのごとく恐怖で追い立ててやれば、自ら銃口の前にその身を晒す」作戦の一貫。メールを見た灰原は恐怖に怯え、蘭や探偵団を巻き込まないように一人で抜け出しているので作戦通り。

さらに、灰原はAPTXの解毒薬で元の姿に戻ろうとしているような描写がある。灰原を殺るのはバーボンの予定だが、ベルモットはミステリートレインに乗る前の段階では、まだバーボンに灰原=宮野志保という事実は教えていないようである。ジンに灰原を始末したことを証明するにも幼児化した状態では都合が悪いため、ベルモットには灰原を元の姿に戻す作戦がある可能性が高い。

灰原の性格を良く知ったベルモットはメールを送ることで、灰原は諦めてもとの姿に戻り自ら組織の前に姿を現すことを想定していたということならベルモットの作戦通り。(二元ミステリーでも灰原は自らベルモットの前に出て行ったのでこの行動は想定できる。)

火傷赤井=ベルモットは蘭達のいる部屋を盗聴しており、不敵な笑みを浮かべている。つまり、この時点でベルモットの思惑通り行っていることが分かる。内容は灰原が一人でいなくなっていることと、小五郎が推理中だということ。ベルモットのメールで灰原はみんなと離れて部屋を飛び出したので、ベルのメール⇒灰原孤立という流れになり、ベル赤井がニヤケるのも納得。

沖矢は灰原と会う時に携帯を持っているが、これは灰原を保護したことや、作戦の確認などを有希子かコナン(博士)にメールしたのではと考えられる。

問題点 ─

このパターンで微妙なのは灰原のメアドの入手か。バーボンなら容易だろうが、灰原のメアドを知っているのは本人とコナン、博士、探偵団。本人とコナンは教えるはずはないし、博士もないだろう。餌食になったのは探偵団3人であろうが、バーボンはどう接触したのかが疑問。

灰原に執拗に会いたがり、コナンや探偵団とに近づいている世良ですら灰原のメアドはゲットできていない。まぁ、能力はバーボン>世良なのでバーボンならなんでもできちゃうという設定にすれば問題ないか。

*バーボンは灰原=志保の秘密を知らないので、バーボンが灰原のメアドを手に入れるという不自然な行動はない。アドレスを調べたのはベルモット自身。

Bルート:沖矢(有希子)⇒灰原

沖矢がコナンから灰原のメアドを教えてもらいメールを送った可能性。理由は、灰原を蘭や探偵団と引き離して危険な目に会わないようにして、灰原を単独で守るため。ちなみに、灰原と有希子はロンドン編でAPTXの解毒薬を渡すのに連絡を取っているので、メアドを知っている可能性もある。(電話の可能性もあり)まあ、今回は知らない人からのメールなのでこの件は無視。

「さすが姉妹~行動が手に取るようにわかる」というセリフが、ベルモットの名前でメールを送れば、他人を巻き込まないために一人で勝手に出て来るだろうと思ったらその通りだったという意味に解釈もできる。

こちらのルートなら灰原のメアドを知っていたことは問題ないし、この後で蘭に送ったメールも沖矢が灰原に送らせたものであれば(最初からこの作戦を練っていて、メアドは有希子から教えてもらっていたとする)、メアドを知らないのにメールが来た灰原と蘭の2件のメールの送り主が同じになり、同一人物が考えた作戦っぽくなる。

問題点 ─

沖矢は灰原に会った時に携帯を持っているが、そのあとの仕草で下ろしていた携帯を持ち上げて親指を画面の方に置いているので、灰原にメールを送ったことと、沖矢がこの時に携帯を持っていたことはイコールにはなりそうにない。沖矢はこの時はやはり、コナンか有希子(博士)にメールし、Bルートの場合は最初に灰原に送ったメールの描写は無しということになりそう。

また、Bルートの場合、灰原がメールを見て部屋を飛び出したことはベルモットにとって偶然ということになってしまうのと、灰原が薬で元の姿に戻ろうとしたことも意図していない結果となる。もし、灰原にメールがこなければ、灰原はあのまま部屋に閉じこもっていた可能性もあるので、その場合ベルモットはどうするつもりだったのか?という点が問題。ベル赤井が作戦通りとニヤけているのが灰原が孤立したことだとすると、その原因作ったの沖矢じゃんってことに…

FIle823の情報

「彼女が列車内で組織の存在に気づけば、彼女の取る行動はたった一つ・・・」「あの薬の解毒薬を飲んで元の姿に戻る事・・・」とベルモットは言っている。ベルモットの灰原に解毒薬を飲ませる作戦は組織が列車に乗っていることをアピールすることだけ。Aルートでの作戦に近い。

これは火傷赤井で灰原の前に現れたこと、それにメールを送ったことの2点。灰原は赤井のことをどう思っているかは実はまだ謎。以前に、赤井のことを「組織を裏切ったお姉ちゃんの恋人」と怒り顔で回想している。これだと、赤井のことを信用していないのだが、裏切ったとあるので組織の人物ではないと知っている。

その後に、沖矢=赤井と思い込むような描写があるのだけれど、今度は逆に安心した表情になっている。火傷赤井はベルモットなので組織臭で警戒するのは当然だけれど、赤井を信頼しているのなら組織に追い詰められたと思って薬を飲むのは早とちり。結局、ベルモットのメールがトリガーになっていないと火傷赤井の姿で灰原の前に現れるだけではベルモットの作戦は不十分ではある。これはメール=ベルモットの場合の根拠になりうるか。

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