あなたのいう黒ずくめの組織

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組織の正式名称

灰原:「沼淵己一郎は元組織の一員・・・」「あなたが言う黒ずくめの男達の・・・」「仲間の一人よ・・・」 File:360

灰原:「あなたのいう黒ずくめの組織の臭いをね・・・」 File:664

「”黒”の組織」という呼び方は全身黒い服を着ている外見から、コナンがそう呼んでいるだけ。

灰原は「あなたのいう」と言っていることから組織には「黒の組織」ではない別の呼び方がある。そして、その「正式名称」を知っているようである。

一部独断行動を許されているメンバーを除けば、組織が意識して黒の服を着ていることは明らか。ということは、”黒”そのものではなくて、黒い何か別のものを意味して着ているということになるだろうか。少なくとも、黒そのものに意味を持たせた”黒”の組織ではない。

ちなみに、作者は組織の正式名称が別にちゃんとあることは認めており、それが分かるとボスがバレてしまうので言えないと答えている。

また、「組織の正式な組織名は無いの?」という質問に、「出てこないだけで。オレの中にはある。」とのこと。

青山剛昌とコナンファンの集い
スーパーダイジェストブック(SDB)-70

組織名のヒントをどう使うか

組織名を予想しても答えあわせができないんじゃしょうがないとは思うが、漫画の世界だし、特に組織名は何かきちんと意味を持たせている可能性は高い。

意味と言うのは自分達を象徴するようなものであったり、自分達の目指すもの、つまり組織の目的のようなものだったり。

一般世界でも、企業名に創業者の名前を使ったり、その会社の本業や理念がわかるように企業名つけているところも少なくない。

本田〇〇、武田〇〇だとかは名前そのままだし、ちょっとアナグラムっぽくすれば、ブリジストン=石橋とか(笑)

ネット関連企業なんかはサイバー〇〇なんて名称で、それを聞けば大体何をしている会社なのかがわかるようになっている。

もしかしたら組織名を言うとボスがバレるというのは、組織の名称は「あの方」のアナグラムかもしれない。

「KIX」=「佐野泉」みたいに組織名称からボスの名前が分かるようになってたりとか。「古川大」=「才三叶(叶才三)」のように、コナンではアナグラムを使って事件の謎を解いたことも多い。

さすがにボスの名前そのままが組織名称ということはないだろう。

まあ、実際はどうなのかなんともいえない。アナグラムだったら嫌だなぁ(難解なので)。

いずれにしても、いきなり組織名称を考えるだけで「あの方」を探し出すのは難しそうなので、他の伏線と合わせて「あの方」の検討が付いたら組織名称を考えてみる。

それがしっくりくるものだったら正解の可能性が高まるかも?という感じには使えそうか。

もしくは、組織の目的が明らかになれば、それに関連する組織名称を想定し、そこからボスの名前に結び付けてみるとか。

組織のシンボル

明美:「謎に包まれた大きな組織よ・・・」「ま、末端の私にわかっているのは、組織のカラーがブラックって事だけ・・・」

コナン:「ブラック!?」

明美:「そ、そうよ・・・組織の奴らが好んで着るのよ・・・」「カ、カラスのような黒い服をね・・・」 File:16

宮野明美は黒い服を「カラスのような」と表現している。

コナン:「まあ、元の生活に戻したいなら早く奴らを潰せってこった・・・」「あのカラスの軍団をな・・・」 File:619

また、コナンもさりげなく「カラスの軍団」と表現したこともある。

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カラスは組織編で度々わざとらしく登場することがある。ボスのメアドも「七つの子のメロディ(カラスの歌)」だったりと、組織とカラスの関連性が疑われている。

組織のカラーがブラック=カラスを表現していると確定できるわけではないが、まだ組織について何も語られていない1巻でカラスを登場させてもミスリードにならないし、毎回暗示されているカラスはやりすぎ。

また、作中で「カラスの組織」とわかりやすく表現されているわけではなく、長く連載されている中でほんの少しヒントがある程度。2巻の明美の発言はまだ長期連載のプロットがない時期であったので、早々とカラスのキーワードが出てしまった感がある。どちらかというと暗示的な扱いなので、カラスというのはそのまま重要なヒントの可能性あり。

コナンも「黒の組織」と呼んでいるように、カラスの組織とは思っていないので、後に気づくことでストーリーを進めることもできる。

ただ、カラスだから「烏の組織」では、それもまた「黒の組織」同様そのままであって、だから何?となる。大事なのは何でカラスなのか。カラスが何を意味しているのか。

もし黒=カラスであった場合、その意味を考える上でヒントになりそうなものが「まじっく快斗」で語られている。

まじっく快斗【真夜中の烏の巻】のメモと感想

キッドなどのゲスト参加や変装などの設定を取り入れたりもしているが、もちろん、名探偵コナンとはパラレルの世界。でも、同じ作者の作品だけあって「遊び」を取り入れるのは自由。名探偵コナンの伏線は張れないが、ヒントは入れることができる。

今になって振り返ると、実は昔の劇場版でもAPTX4869の解毒剤など、原作に関係するヒントがあったりしてスピンオフも侮れない。特に最近では異次元の狙撃手でそれを公式にやり、同年のまじっく快斗の新作も意図したような箇所がある。

カラス=神の仕いなどの場合、ボスはカラスではないので黒の衣装は着ていないかもしれない。

烏の意味するのは?

コナンの言う「黒の組織」が黒い正装に拘るのは、七つの子のメロディや読者視点からだけわかるカラスの描写などから、そのままカラスの暗示という可能性は高い。

ボスのメールアドレス【七つの子のメロディ】

しかし、ボスが烏丸蓮耶やエドワード・クロウ(英語でカラス)だから部下がカラスの服装をしているとか、そのままではなくて、高飛車な女が「我々は神でもあり悪魔でもある」と板倉に言ったように、ボスが神(太陽神)を暗示しているため、その部下がボス(神、太陽神)に仕えるカラスの格好をしているなど、その意味を少しひねって考える必要があるかもしれない。

例えば、日本の神話でもっとも有名な太陽を象徴する神は「天照大神(アマテラス オオカミ)」で、烏(八咫烏)との関連も深い。

まじっく快斗の例のオーディンと似たようにオマージュとして使えそうだが、黒の組織が狼と表現されていることから、「アマテラス オオカミ」が銀の弾丸(コナン)に貫かれるというところまで活かせる。

それに、あくまでメタ的ではあるが、名探偵コナンは日本の漫画だし、ボスは日本語堪能で日本にいる可能性も高そうなので、北欧神話よりも日本の神話のほうが設定としては完璧というか。

もう一つ天照大神で面白いのは、皇室(天皇)という点。もちろん、皇室を悪く描くわけにはいかないので、あくまで悪い奴らが自分たちを神や皇室に例えているという意味。

以前のインタビューで、組織は「カポネ的」「007の悪い奴」、組織の最終的な目的は「金の流れを牛耳る」などの発言があり、この目的を達成するのに、一つ世襲がキーになるのではとも考えられる。

組織の目的

大抵の国では皇室は世襲のため、組織にとって「神になろうとしている」という例えのように、自分たち組織を象徴させたような感じ。ネックはそのままだと女帝になってしまうところ。候補が女性ならそれでいいのだけれど。

仮に神話がオマージュされてたにしても、ここももう少しひねりがあるかもしれないし、オマージュは読者目線での伏線、ヒントなので作中で触れることはないかもしれない。

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更新日:2017-6-29


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