自作小説|最終回予想 大人の名探偵コナン ~ ちょっと悲しい『Happy Ending』

sponsored link

新一:(みんな元気そうで良かった・・・)

(ずいぶん歩いたな・・・)(懐かしい・・・昔蘭とよく一緒に歩いた川原だ・・・)

(蘭は・・・)(どうしてるかな・・・)

ポンポンポン(近くに落ちてたサッカーボールを蹴る)

(ダメだ・・・今会いに行ったら、これまでの10年が無駄になっちまう・・・)

(今日はもう帰ろう・・・)

ガチャ(玄関)

新一:(おかしいな・・・)(中はきれいだな・・・)(まるで今まで人が住んでいたみたいだ・・・)

ガチャ(部屋)

新一:(ほこりどころか、ピカピカじゃないか・・・)(あれ・・・?誰かいるのか?)

?:「新一・・・?」「新一・・・なの?」

新一:「えっ・・・?」「もしかして、蘭・・・?」「蘭なのか・・・・?」

蘭:「いつかきっとここへ帰って来る・・・」「そう信じてずっと待ってたんだから・・・」

新一心の中:(もしかして・・・部屋がきれいなのは蘭がたまに掃除をしに来ていたからなのか・・・??)

新一:「蘭、どうしてここに・・・?」

蘭:「ここは・・・新一との思い出がいっぱいつまった場所だもの・・・」「もう10年も会ってないけど・・・」「新一と会った最後の日は・・・今でも昨日のことのように思い出せるわ・・・」

新一:「蘭・・・」

蘭:「それなのに・・・」「どうして・・・」「どうして新一は・・・」「新一は・・・」

蘭:「あの時の若いままなの?・・・」

新一:「あっ・・・」

蘭:「教えて・・・」「それとも・・・わたしなんかには言えないことなの・・・?」

新一:「蘭・・・」

蘭:「来ないで!!」「顔を見られたくないから・・・」

蘭:「せっかく会えたのに・・・」「わたしだけ歳をとってしまって・・・」

新一:「蘭!」

蘭:「いやっ・・・」

バタン(ドアの音)

新一:「待ってくれ蘭!!」

ザー(雨の音)

新一:(オレは何で追っかけてるんだ・・・)(蘭と会わないためにこれまで離れて暮らしてきたんじゃないのか・・・)

新一:「ハァハァハァ・・・」

─ 学校の校庭 ─

蘭:「・・・・・・」

新一:「蘭・・・ごめん」「恐かったんだ・・・」「10歳も年が違ってしまって・・・」「蘭は毎日どんどん大人っぽくなって行くのに・・・オレはそれでもまだ小さな小学生のままだったから・・・」

新一:「それに・・・」

蘭:「どうしてこうなったかはわからないけれど・・・」「新一が20歳の時は、わたしはもう30歳になってしまうのね・・・」「そう・・・」「新一はわたしのために・・・」

「ごめん・・・新一・・・」「わたし、そんなことも知らずにずっと待っていた・・・」

「新一が結婚を考えるころには、わたしはもうおばさんかな・・・」「せっかく会えたと思ったのに・・・」「もう一緒にはなれないのね・・・」

新一:「蘭・・・違うんだ・・・」「オレが・・・オレが馬鹿だった・・・」「たった10歳年が違うだけだったのに・・・」「なんでオレはこんなことをしてきたんだ・・・」

「蘭、オレはお前が何歳になろうと、ずっとずっと好きだ!!」

蘭:「新一・・・」「本当にいいの・・・?」

新一:「ああ、オレはもう迷わない・・・もう二度と離れたりしないから・・・」

蘭:「わたしはもうちょっと頼りがいのありそうな年齢の方がいいけど・・・」

新一:「えっ・・・そりゃないぜ・・・」「これでも中身は同い年なんだぜ・・・」

蘭:「ふふっ、冗談よ!」(新一・・・また会えてよかった・・・)

続く

sponsored link
コメントはこちら