自作小説|最終回予想 大人の名探偵コナン ~ ちょっと悲しい『Happy Ending』

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和葉:「蘭ちゃーん!」「こっち、こっち!!」「久しぶりー!!」

蘭:「和葉ちゃん、服部君久しぶり・・・」

和葉:「でも、びっくりしたわぁ・・・」「急に大阪に遊びに来るなんか言うから・・・」「でも元気そうで良かった・・・」

蘭:「うん、ちょうど休みが取れたから・・・」「ごめんね、突然こんな呼び出したりしちゃて・・・」

和葉:「あっ、いいんやで、別に・・・」「うちら学生で、いつも休みみたいなもんやし・・・」「なっ、平次?」

服部:「えっ、ああ・・・」

服部心の中:(なんや、あいつ、まだ意地張って帰って来てへんのか・・・)

蘭:「そっか・・・」「2人とも同じ大学だったよね・・・」

服部:「こいつと一緒のレベルっちゅーのはちょっとしゃくやけどな・・・」「まぁ、試験の時とかはノート見せてくれたりするから、便利っちゃ便利やな・・・」

和葉:「ちょっと平次・・・」「そんな言い方せんでも・・・」「そら、確かに受かったのはまぐれやと思うけど・・・」

蘭:「ふふふ、2人とも相変わらずね・・・」

和葉:「蘭ちゃん・・・」「そうや、今日は祭りがあるんやけど、ものすごい楽しいから、ちょっと行ってみようや!」

和葉:「蘭ちゃん知ってる?・・・」「これをこうして・・・・」「こうすると・・・」

「神様が願い事ひとつだけかなえてくれるんや・・・」「うそちゃうで・・・」「うちもこれで願い叶ってんから・・・」

蘭:「へー・・・どんな願い?」

和葉:「そ・・・それは秘密や・・・」

服部:「重要なのはな・・・」「叶えられる願いはひとつだけ・・・それも人生でたった一度だけや・・・」

蘭:「服部君・・・」「服部君はもう何かお願いしたの?・・・」

服部:「オ、オレか?・・・」「オレはな・・・まだや・・・」「いざっ・・と言うときのためにとってあるんや・・・」

蘭:「へー・・・」

服部心の中:(本当は和葉が受験の時に使ってしもうたんや・・・)(あの時は、お互い進路が違うだけで・・・それだけで2人離ればなれになってしまうんやないかと不安になって・・・)(よぉ考えたら、「2人これからもずっと一緒におれますように」でよかったな・・・)(ちょっと焦ってしもうた・・・和葉のやつがあんまり馬鹿なもんでな・・・)

服部心の中:(工藤・・・)(お前はほんまにええんか・・・これで・・・)

和葉:「蘭ちゃんは何お願いすんの・・・」

蘭:「わたしは・・・」

蘭心の中:(わたしのお願いは・・・)

(わたしがあんなにカッとなってしまったから・・・)(新一だってずっとやっかいな難事件に巻き込まれてて、その間に大変な思いをしていたのよね・・・)(わたしはずっと待っていただけ・・・何も新一の助けになってあげられなかった・・・)

(ごめんね・・・新一・・・)(もしも本当に願い事が叶うのなら・・・)(新一に会いたい・・・)(新一に謝りたい・・・)(新一に新しい彼女が出来ていてもいいから・・・)

(このままもう二度と会えないなんて嫌・・・)(もう一度・・・もう一度だけ新一に会いたい・・・)

和葉:「わたしは信じてるで・・・」「工藤君・・・絶対帰ってくるって・・・」「ちゃんと話した事はないけど・・・なんか、彼はそんな人とちゃうって・・・思うねん・・・」「適当な事言ってごめん・・・」「でも・・・平次もそう思うやろ・・・?」

服部:「ああ・・・」「きっと戻ってくるわ・・・」

蘭:「うん・・・」

服部心の中:(もし戻って来(け)ーへんかったら・・・)(あいつがそんな男やったら・・・)(オレはあいつとはもう会わへん・・・)

小五郎:「蘭、お前そろそろ・・・」「どうなんだ・・・」

蘭:「お父さん、またその話・・・」「私はまだ26よ!お見合いなんか必要ないわ・・・」

小五郎:「しかしなぁ・・・」「せっかく知り合いがいい人を紹介してくれるって言ってるわけだし・・・」「会って見るだけでもいいんじゃないか?」

蘭:「紹介って新出先生でしょ・・・」「今更紹介なんてされても・・・」「そりゃ、新出先生はとてもいい人だけど・・・」

小五郎:「お前、もしかして、まだあの男のことを・・・」

蘭:「違うわよ!」「とにかく、わたしはまだ結婚を焦るような歳じゃないわ!!」「新出先生にも断っておいて!!」

~ ~ ~

街で聞こえる家電屋さんのテレビの音:(さぁ、今週は10年前のヒット曲を振り返るのコーナーはこの曲・・・)

蘭:「懐かしい歌・・・」「これよく新一と一緒にいる時に聴いたな・・・」「どうしてだろう・・・この歌を聞くと胸が苦しくなる・・・」「新一・・・元気にしてるの・・・・?」

野郎A:「よっねーちゃん!」「哀しそうな顔してないで、オレたちとおもしいいことしよっぜー!!」

蘭:「いえ、結構です!!!」

野郎A:「ちっ、なんだよこの女!」

野郎B:「おい、よせよ、もっとピチピチの女子高生が周りにいっぱいいるじゃねーか!」「行こうぜ!!」

蘭:「やっぱり・・・」「そろそろ決めなきゃいけないかな・・・」「新出先生をこれ以上待たせて迷惑かけたらいけないし・・・」

(ショーウインドウのガラスに映る)

蘭:「えっ!」「新一・・・?」「新一!!」

知らない人:「えっ!、誰だい君は・・・」

蘭:「ご、ごめんなさい・・・」「人違い・・・か・・・」「そうよね・・・いるわけないよね・・・」「わたしまだこんなことばかり考えてるから・・・」「もっとしっかりしなきゃ・・・」

続く

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