自作小説|最終回予想 大人の名探偵コナン ~ ちょっと悲しい『Happy Ending』

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─ さらにちょっと前 ─

コナン:「ど、どいうことだよ、元の姿にもどれねーって・・・」「組織を壊滅させて薬の情報が手に入れば解毒薬を作れるってお前言ってたじゃないか・・・」

灰原:「薬の情報が手に入ればね・・・」「でも、あなたも見たでしょ、組織は追い詰められたと思ったのか、証拠隠滅のために薬の情報を全て焼き払ってしまった・・・」

「あの薬の元はマッドサイエンティストであった、わたしの父である宮野厚司と母の宮野エレーナが考案したもの・・・」「わたしはそれを引き継いだだけ・・・」「それも、両親の死後からわたしが研究をはじめるまでは全く進歩していなかったのよ・・・」「今となってはもう世界中の誰もあの薬を作れる人はいないわ・・・」

コナン:「でも、お前解毒薬の試作品作ってたじゃねーか・・・」「あれを改良すればすぐにでも元に戻れるんだろ・・・」

灰原:「ダメよ・・・」「あの後気づいたのよ・・・」「どんどん耐性ができてるって・・・」「しかも、薬の副作用で飲むたびに体が著しく老化することにね・・・」

コナン:「じゃあ、とりあえず一粒くれよ・・・」「久しぶりに蘭にも会いたいしな・・・」

灰原:「これ以上薬は飲ませられないわ・・・」「命に関わることよ・・・」「あなたは組織と戦う時にこれまでないほどの量の薬を飲んでしまった・・・」「あれが生涯で飲むことがゆるされる限界の量よ・・・」「今度また飲んだら、18歳の姿のまま中身は博士みたいなおじいちゃんになっちゃうわよ・・・」「それでもいいのならわたしは止めないけど・・・」

コナン:「・・・・・・」

灰原:「心配しなくても大丈夫よ・・・」「小さくなったわたしたちも、歳をとれば成長することがこれまでのデータから分かったから・・・」

「あなた気づかなかったかもしれないけど、最初に会った時はわたしのほうが背が高かったのよ・・・」「今はあなたのほうが2CMも高くなってるの・・・」

コナン:「でも、お前ならそのうち作れるんだろ?」「副作用のないやつを・・・」

灰原:「研究はしているわ・・・」「でも、10年待ったほうがきっと早いわね・・・」

灰原心の中:(作れないんじゃなくて・・・)(もしかしたら、わたしの心の中で自分でストップかけているのかも・・・)(わたしにとって、この世界で唯一の大切な人まで奪われてしまいだから・・・)

コナン:「ん、どうかしたか?」

灰原:「何でもないわ・・・」

元太:「それにしても、あいつら2人ともひでーよな・・・」「急に転校だもんな・・・」「しかも、2人同時にだぜ・・・」

光彦:「お別れの言葉もないなんて、僕たちのことなんて本当はどうでも良かったんですかね・・・」

博士:「そんなことないと思うがのぉ・・・」「きっと、2人とも別れがつらかったんじゃ・・・」

博士回想(灰原:「サヨナラ」はお互いの気持ちに針を刺す哀しい言葉だもの・・・・・・)

光彦:「博士もひどいですよ・・・」「知っていたのなら教えてくださっても良かったじゃないですかー・・・」

博士:「ああ、すまん・・・急に決まったことだったからのぉ・・・」

歩美:「コナン君・・・」「ぐすんっ・・・」

コナン:「それで・・・」「何でお前がついてくるんだよ・・・」

灰原:「あら、一緒に行くのはあなたのご両親にお願いされてるのよ・・・」「海外の生活に慣れてる私がついていてあげれば安心だからって・・・」「ご両親もロスの生活に飽きたからって、ロンドンに行く気満々だったわよ・・・」

灰原:「ご両親が心配するのも最もよ・・・」「今のあなた・・・ほっておいたらどうなるか分からないわ・・・」

灰原心の中:(それに・・・)(わたしは彼のそばを離れたくない・・・)

コナン:「心配いらねーっつの・・・」「オレは死んだりなんてしねーよ・・・」

灰原:「そうね・・・」「それともあなた、こんな小さな体の身寄りのいないわたしを放っておく気かしら・・・」

コナン:「たっく・・・」

続く

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