自作小説|最終回予想 大人の名探偵コナン ~ ちょっと悲しい『Happy Ending』

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コナン:(そうだ・・・オレは結局元の姿に戻ることはできなかったんだ・・・)

雑誌の記事:(《特集》日本の名探偵がFBIと協力して世紀の大犯罪者を捕まえた1年前を振り返る!!)

コナン:(おっちゃんは相変わらずマスコミにもひっぱりだこだな・・・)(本業のほうは少しはましになったみたいだけど・・・)(まあ、いつもオレの推理を寝たふりして聞いていたんだからそりゃ当然か・・・)

(歩美、光彦、元太・・・あいつら元気でやってるかな・・・)(園子は大学仲間と毎日パーティーでもやってるんだろうな・・・)

服部のメール:(よう、元気か工藤!!)(夏休みになったら遊びに行ってやるからな!!)(コナン君の流暢な英語でぜひロンドンを案内してくれや!)(それとも、オレが得意の英語でガイドしたろーか?)

コナン:(あのやろー・・・こっちがどんなに苦労してるか・・・相変わらず人の気も知らねーで・・・)

(蘭は今頃どうしてるかな・・・)(同じ空の下に生きているとは言っても、ずいぶん遠く離れてしまったな・・・)

(オレがこんなことしてる間にも蘭はそのうち誰かと一緒になって・・・)(蘭・・・もう二度と会えないのか・・・)(はっ・・・蘭のことは忘れるはずだったのに・・・オレは毎日こんなことばかり考えて・・・)

ガタっ

灰原:「あら、今日は寝坊せずにちゃんと起きれたようね・・・」「まだ一日の始まりなのに、ずいぶん切なそうな顔で・・・」

コナン:「おい・・・また人の家に勝手に入るなよ・・・」

灰原:「仕方ないでしょ、わたしが起こしにきていなかったら、ここ一年毎日学校遅刻よ・・・」「それに、あなたのお母さんにもちゃんと世話してあげるように頼まれてるんだし・・・」

コナン:「おい、世話って・・・」「まあ・・・母さんも父さんもいつも忙しいと言いながら、どこをほっつき歩いてるんだか・・・家に帰って来るのはたまにだしな・・・」

灰原:「それと、あなたさすがね・・・随分英語も上達して・・・学校にも慣れたみたいだし・・・」「わたしがこの年頃のころはいつも一人ぼっちで寂しい思いをしてたわ・・・」

コナン:「英語って言っても小学生レベルだしな・・・」「それに・・・お前もついていてくれるからよ・・・」

灰原:「・・・・・・」「朝ごはん作ってあるから早く食べちゃいなさい・・・」

─ ちょっと前 ─

蘭:「さっすが、名探偵!すごいじゃない新一!!」「まさか〇〇〇があんな大きな組織のボスだったなんて思っても見なかったわ・・・」

「新一、覚えてる?」「前に、知り合いが犯人だったらどうするかって話・・・」「そうしたら、新一はこう答えたよね・・・」「きっとその時は疲れてボロボロになってるよ・・・その人が犯人じゃないありとあらゆる可能性を必死に探しまわった後だろうからな。って・・・」

「わたしは最後まで新一のこと信じてたよ・・・」「でも、ちょっとだけ心配しちゃった・・・」「大切な人に裏切られて、新一落ち込んじゃってるんじゃないかーって・・・」

「でも、またいつもみたいに2人で学校に通えるね!!」

コナン:「蘭、聞いてくれ・・・」

蘭:「そうそう、新一がしばらく学校を休んでる間に、近くにおいしいケーキやさんができたのよ・・・」「すっごいおいしんだから!園子も大好きでね、昨日なんか2人で20個も・・・」

蘭:「・・・・・・」

「えっ!!」「今なんて・・・」「うそ・・・」「事件はもう解決したんでしょ?」「なのにどうして・・・」

「ロンドンに留学?」「そんな急に・・・卒業してからだって・・・」「新一がホームズ好きなのは分かってるけど・・・」「もう会えないって・・・」「どういうこと?」

「はっ・・・」「そう・・・」「新しい女でもできたのね・・・」

コナン:「蘭・・・違うんだ・・・」

蘭:「違うってどういうこと・・・」

コナン:「それは・・・」「・・・・・・・」

蘭:「ほら、やっぱりそうね・・・」「分かったわ・・・もう知らない・・・」「2人でどこへでも行っちゃえばいいのよ!!」「新一のバカ!!」

ツーツーツー

蘭:「コナン君もいなくなっちゃうし・・・」「みんな勝手にわたしのそばからいなくなっちゃんだ・・・」「ぐすんっ・・・」

灰原:「ほんとうにこれでいいの?」

コナン:「ああ・・・」

灰原:「組織は壊滅したんだし・・・」「彼女に本当のこと話してもよかったんじゃないかしら・・・」

「彼女なかなか辛抱強そうだし・・・」「あなたが大人の体に成長するまで待っていてくれるかもしれないわよ・・・」

コナン:「これでいいんだ・・・」「オレが10年経って元の工藤新一の体に戻っても、蘭も10歳年食っちまうんだ・・・」

灰原:「なるほど・・・若い女のほうがいいものね・・・」

コナン:「そうじゃねぇ・・・」「オレは何歳になっても蘭が好きだ・・・」「でも、蘭にとって10年は長すぎることなんだ・・・」

灰原:(・・・・・・・)

続く

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