考察 【File:804-808】 事件の分析

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複雑でどうもすっきりしない、伊達さん関連の過去の事件。伊達さんだけでなく、次々と死んでいく周囲の人達がどこか不自然。もしかしたら、伊達さんが関わった過去の事件は組織が絡んでいたりするかもしれない…

安室透が伊達さんと知り合いで会いに行った。伊達さんは高木刑事に手帳の何かを見せようとしていた。となると、少なくとも伊達さんには何かまだ秘密がある可能性は高い。

ということで、一応簡潔に状況を整理しておくと。

1.徳木侑子

・東都大学医学部6年生

・女の子っぽくない部屋だったけど、きちんと整頓されていて、足元に遺書。

・数日前に自分の車で轢き逃げしてしまい、その良心の呵責に堪えかね自殺した。

・実家は高知だが、半年前に引越しており、家族の所在はつかめていない。

⇒《徳木さんが轢いたのは伊達さんではなく、伊達さんを轢いた犯人はその場で逮捕されている。》

伊達さんは組織の秘密を知ってしまったために消されたのでは?と思ったが、伊達さんを轢いた犯人はきちんと捕まっている。

組織のやり方なら、警察に捕まるというへまをしたその犯人から情報が漏れるのを防ぐためにも、抹殺しているような。(得に組織の秘密も知らない捨て駒ならあるか。)

伊達さんはやっぱり単なる事故なのか…

SDB70で伊達さんの事故は組織とは無関係と言及。

引っ越したと言われる家族は所在はつかめていない。既にこの世にいないのでは…?ただ、徳木侑子の死(1年前)から両親の引越しまで半年あるので、組織の仕業ではなさそうである。

2.ナタリー来間

・英会話スクールの講師で母親がアメリカ人

・北海道生まれで、唯一の肉親である両親は、娘の遺体を引き取りに行く途中で交通事故に巻き込まれて2人とも他界。

・現場に到着した機動捜査隊が言うには、ナタリーさんは母親に英語で「彼に捨てられて絶望した」とのメールを送っている。(実際は彼は事故死で、ナタリーさんはそのショックで後追いした。)

・部屋に貼ってあったカレンダーの書き込みからすると、毎日のように彼氏とデートしてたようだけど、その彼に捨てられて絶望。自殺した日もデートの約束をしていた。

⇒ 彼氏は伊達さんで「DATE」は「デート」ではない。(刑事が毎日デートする暇はない)「DATE」は「伊達」とコナンは推理。

コナン:「恐らく伊達刑事が泊まりに来た印!」「それに、その人が自殺した日もデートの約束をしてたみたいって言ってたよね?」

佐藤:「それがもしも伊達刑事と彼女がどこかへ出かける約束だったとしたら・・・」

コナン:「彼女は伊達刑事が交通事故で亡くなった事を知らずに待ち続け、捨てられたと絶望し命を断ったかもしれないよね?」

コナン:「きっと高木刑事は一年たってやっとその事に気づき、彼女の遺族にその事実を伝えに行ったんだと思うよ!」

佐藤刑事:「で、でも彼女の両親は彼女の遺体を引き取りに来る途中で事故に遭って」

コナン:「じゃあ彼女の遺体は誰が?」

佐藤刑事:「た、確か同じ英会話教室の年配の先生で・・・」」「彼女の遺品もその人が・・・」 File:806

⇒ 高木刑事を拉致したのは英会話教室の先生で、毒を飲んで自殺。ナタリーさんの遺品もその人が持っている。

佐藤刑事:「動機であるナタリーさんの首吊り自殺は彼に捨てられたからではなく、交通事故で彼が亡くなったからだと・・・」 File:807

・・・

佐藤刑事:「バカね・・・知ってたわよナタリーさん・・・伊達さんが亡くなった事」

「伊達さんの両親が覚えていたのよ・・・」「病院に遺体確認に行ったとき・・・部屋の外に涙をいっぱいに溜めたハーフの女性が立っていたって・・・」

「伊達さん、あの日の夜彼女の親に挨拶をしに北海道へ行く予定だったそうだから」「伊達さんの両親も連れてって、そこで彼女を紹介したかったみたい・・・」 File:808

「娘の遺体を引き取りに行く途中で交通事故に巻き込まれて2人とも他界」というのは、本人だけでなく、家族まで消して証拠を隠滅する組織のやり方ではある。

伊達刑事とその彼女であるナタリーさん、そしてその両親2人と短期間のうちに4人も死んでしまい、ナタリーさんの一家は全滅。いくら漫画とは言え、さすがにやりすぎでは(笑)

コナンは最初に「彼女は伊達刑事が交通事故で亡くなった事を知らずに待ち続け、捨てられたと絶望し命を断ったかもしれないよね?」と推理したが、実際は「動機であるナタリーさんの首吊り自殺は彼に捨てられたからではなく、交通事故で彼が亡くなったから」という理由。

「かもしれない」という曖昧な表現だったが、コナンの推理とは違う結果に。コナンの推理ミスもめずらしい。いずれにせよ、この動機は想像に過ぎない。本当の動機なのかどうか疑わしくも思えるが….

「DATE」は「デート」ではなくて、「だて」を表し、伊達さんが泊まりに来た印と推理している。いわゆる記念の印というやつ。しかし、それだと伊達さんが死んだ日に「DATE」の印があるのはおかしいが?死んだ日は泊まり来ることはできない。

そのため、当日のところは「それがもしも伊達刑事と彼女がどこかへ出かける約束だったとしたら・・・」とその日だけ「お泊り印」ではなくて、最初に否定した「デートの約束」(会う約束)で解釈している。

日程的には、その日の夜に伊達さんが両親を合わせる予定だったようなので、「会う約束」というのは間違ってはいないようだが。

とりあえず、伊達さんと何らかのコンタクトがあった日は全部「DATE」マークで、実際の内容はそれぞれ違うという解釈ならごまかせるけど、1日だけデート(会う約束)で、残りはお泊りの日というのはちょっと無理やり感も。

3.彦上京華

・六本木のホステスで人気No.1

・かなり稼いでいたようだが、住んでいたのは古いアパートで部屋中、ビールの空き缶だらけ。

・貢いでいた彼氏が結婚詐欺師だとわかり、やけになって首を吊った。

・出身地を偽っており、身元は不明だが、職場仲間の話によるとたまに博多弁が出ていた。

・詐欺師は捕まったが、罪状は詐欺ではなく殺人。かなりの借金を抱えてて、ヤミ金とのトラブルで人を刺した。

⇒ 《詐欺師を捕まえたのは「伊達さん」》

伊達さんが轢かれた翌日の新聞で、その男は結婚詐欺師だと判明。

順番的には、殺人容疑で男が伊達さんに逮捕される→伊達さん轢かれる→詐欺師であることが判明→彦上さん自殺。

⇒ 《伊達さんは、徹夜で張り込んで朝方帰る途中で、高木刑事に手帳の中の何かを見せようとして轢かれた。》

手帳は高木刑事が遺品として譲受け、真っ黒になるまで使い込んでいる。

伊達さんと高木刑事が徹夜で張り込んでいたターゲットは不明。詐欺師は殺人罪で既に伊達さんに逮捕されている。

3人の事件について

⇒ 《3件とも伊達さんが車で轢かれた翌日で、事件性はないと判断して所轄に任せたのは警部補の佐藤刑事。》

佐藤(高木)刑事が自殺と断定しているのが、なにかミスっぽいような… ナタリーさんの事件を処理した後でも、結局「Date」(デートだと解釈したが、その男の所在を調べることもなかった)の意味をわかっていなかったくらいである。

佐藤刑事;「そうね・・・3件共、伊達さんが車で轢かれた翌日だったから、高木君、現場でもボーっとしてたし・・・」「自殺だと断定したのは警部補の私・・・恨まれるのなら私のはずだしね・・・」 File:806

高木刑事は伊達さんの死で放心状態であった。そして、高木刑事は結局最後まで、ナタリーさんが伊達刑事の死を知らずに捨てられて命を断ったと思っていた。

結局、今回の事件とは関係なかったが、光彦が「本当はそれが殺人で自殺だと決め付けた高木刑事を・・・」と言っているのもどこか真実っぽくもある。

整理してみると、ナタリーさんとその両親の死がなんとなく不自然な感じがしなくもない。伊達刑事とナタリーさん絡みで何かあった?

ただ、伊達さんは事故っぽいし、伊達さんの両親も生きているようである。ナタリーさんが本命で、両親が消され、伊達刑事は既に事故で亡くなっていたので放置された。伊達刑事の両親はナタリーさんとは直接関係ないと判断され見逃されたというのならありえるが、ナタリーさんの遺品を引き継いだ男は今回の事件までは生きていた。

ちょっと違和感のある事件ではあったが、このまま単なる日常編の1話で終わるのか、実は組織が…となるのかはなんとも言えない。

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更新日:2017-1-11
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