ドイツで行われた会談 「Press conference in Erlangen」

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かなり意訳です。基本的に日本でのインタビューで過去に答えたような内容。

全体構成について

Q:コナンは最初から成功すると思っていました?

A:いいえ、3ヶ月で終わると思ってました(笑)

Q:コナンのラストはもう考えているのですか?また、後どのくらいのストーリーが残っているのですか?

A:今どのくらいということは言えませんが、最後の構想はもう考えています。

連載当初はあまり長く続くと思っていなかったことから、重要なヒントは前半部分にあるのでは?という考えもあるが、2巻で登場を暗示された灰原の初登場が18巻(コナンドリルによると、本当は服部平次登場の10巻くらいに登場させる予定だった)と遅いことから、数巻目でもう中期連載くらいの目処は立っていたとも思える。

「あの方」の存在が明らかになったのは24巻なので、作者があの方についての仕込を考えるころにはコナンはもうある程度続くことが想定されていたとも考えられ、本当の前半にあの方が登場しているかどうかは分からない。

後どのくらい続くかは分からないが、ラストはもう考えているということ。

構想について

Q:文学やスポーツなどの専門的な知識は学んでるの?最初から知ってたの?

A:ネットや関連本を読みます。例えば、犬について書こうと思ったら、犬についての本を買って勉強します。コナンは頭いいけど、自分は違うから(笑)

Q:登場人物は実際に身近にいる人とか参考にしているの?

A:いいえ

Q:42巻の初めは欧米の人にとって理解しにくい書き方でした。どれだけの人が理解できたと思いますか?また、どのくらいコナンは日本の文化と関わっていますか?

A:欧米の人達が理解しにくいポイントはあると思います。どのくらいの人が理解できたかは分かりませんが、基本的には全ての国の人が理解できるようにすべきだと思います。

外国人にもわかるようにはすべきと考えつつも、実際難しいところはあるよう。「このトリックでは外国人には理解できないから~」という理由で可能性を消すことはできないようである。

コンセプトについて

Q:コナンにはどんなメッセージがありますか?

A:どんなことがあっても殺人はゆるされないこと。そして、決して諦めないことです。

漫画に込められたメッセージというのは実は結構重要で、作者はこのスタンスでキャラクターやストーリーを描いて行くということでもある。

殺人を繰り返している組織の連中が最後まで掴まることもなく逃げ延び、自分達の目的を遂行しておいしい思いをして生き延びるような展開にはならないだろうということ。そりゃ当たり前か(笑)

これまでに犯人が捕まらずに逃げ切れたことはないのも、まぁ、漫画的に当然ではあるけど、悪い人は最後はきちんと罰せられるという意味では一貫している。

月影島の話で一度だけ推理で追い詰めて自害させてしまったことがあるが、コナンの価値観に影響を与えるストーリー上重要な話であった。犯人を死なせない(死んで終わりではなく、ちゃんと逮捕されて償わせる。)のもそのためで、この件もコナンドリルなどで度々言及している。

ただし、ピスコとかカルバドスとか、組織編キャラは除く。宮野明美なんかもそうだけど、本当は逮捕されるべきなんだけど、ストーリー上その時点でまだ逮捕できない(秘密を知った、口止めなど)理由がある場合、漫画上の都合で粛清される(笑)結局、これしか手段がないので。まぁ、日常編の犯人でそういうパターンはないので、毎回ちゃんと事件は解決する。

インタビューなどでは「殺人について」と「諦めないこと」どちらかで答えていることが多いが、読者・子供向けへのメッセージというのは後者が多いかもしれない。

殺人についてはメッセージというか、「子供に悪いことはするな!」というのはもちろんあるだろうけど、あんまり強く押し付けるようなものではなく、名探偵コナンでの倫理観・ルール、自分なりのスタンスという感じかも。

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