赤井秀一は生きている?

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赤井が生き残った方法

先述した内容から、赤井秀一はどうやら生きているようであると仮説は立てられる。

では、今度は「あの状況下でどうやって生き残ったのであろうか?」という問題。

ポイントになる箇所はいくつかある。まず、あの襲撃を偽装するには、組織をうまく騙すための作戦をあらかじめキールと赤井が共用していなければならない。だが、そんなことができたのかという「計画」について。

次に、赤井は胸と頭を撃たれており、その様子をキールに付けられたカメラでジンやウオッカに見られている。

この状況でどう偽装したのか?さらに、車が爆破された中で赤井秀一はどうやってそこを抜け出したのかという、「実現性」について。

最後に、車から発見された遺体(かろうじて残ったのは右手)とコナンの携帯にあった指紋が一致したことと、赤井が生きているのであれば、車内で発見された遺体(右手)は誰の物か?という「トリック」について。

偽装の計画について

赤井秀一襲撃の状況:連絡時

キール:「バカね・・・」「TV局の人事部長よ!」「こうなった以上、アナウンサーは続けられないから辞めるって言ったのよ・・・」「ヘタに捜されても困るしね・・・」「それに、私が何を話していたかなんて組織に筒抜けのはずよ・・・」「私にはいくつもの盗聴器と発信機を付けられていて・・・」「たえず見張りが2~3人付いているんだもの・・・」「それで?未だにあの方に疑われ続けている不自由な私に・・・」「何か用かしら?」

ジン:「フン・・・その疑い深いあの方からの命令を伝えに来た・・・」「ある人物を消し・・・」「お前の事を信じさせてくれと・・・」 File:606

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組織に戻った直後、キールは信用されずにいくつもの盗聴器と発信機を付けられ、たえず見張りが2~3人付いていた。そのため、何を話しても内容は組織に筒抜けという状態であった。

キール:<私よ・・・>「水無怜奈・・・」「今、大丈夫?周りに人いない?」

赤井:「・・・ああ・・・俺1人だが・・・」

キール:<驚いたでしょ?組織に戻った私からこんなに早く連絡があるなんて・・・>

赤井:<どういう事か説明しろ!>

キール:「実は組織に居づらくなってて・・・」「抜けたいから高飛びする手助けをして欲しいの・・・」<もちろんFBIが欲しがっている情報は提供するから・・・><今から2人きりで会えないかしら?>

赤井:「ああ・・・そっちも1人なら構わんが・・・」

キール:「じゃあ時間と場所は・・・」「後ほど・・・メールで・・・」 File:607

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赤井秀一と連絡を取る際は、電話で「実は組織に居づらくなってて」「抜けたいから高飛びする手助けをして欲しいの」「もちろんFBIが欲しがっている情報は提供するから」「今から2人きりで会えないかしら?」とジンの監視下で話しているだけ。

今夜19時
来葉峠の
7つ目の左カーブを
抜けた先。

水無怜奈

File:608

kir_mail_f608

具体的な時刻と場所を提示したメールの内容も至ってシンプル。

赤井秀一襲撃の状況:実行時

キール:「亡霊よ・・・」「生きているわけないわ・・・」「赤井秀一は私がこの手で撃ち殺したんだもの・・・」「ジン・・・あなたの目の前でね・・・」

ジン:「目の前じゃねぇ・・・ モニター越しだ・・・」「あの時、お前は小細工できる状況にあった・・・」「違うか?キール」

キール:「小細工って・・・ 見てたでしょ?彼が私に撃たれて、頭から血を流して倒れた所を・・・」「あれは、あなたが頭を狙えって言ったからそうしたのよ?」「しかも、あの来葉峠に呼び出すように私に命令したのもあなた・・・」「あの後、彼と会うまでずっと組織の監視下にあった私に・・・」「一体どんな細工ができるのかしら?」 File:702

kir_gin_f702

米花百貨店前では、「あなたが頭を狙えって言ったからそうした」「彼はあの来葉峠に呼び出すように私に命令したのもあなた」「あの後、彼と会うまでずっと組織の監視下にあった私に、一体どんな細工ができるのかしら?」と、現場の状況には赤井と小細工を企てるような隙は全くなかったように話している。

kir_camera_f603

来葉峠ではキールには監視カメラが付けられており、正面の映像は遠くのジン・ウオッカの下へ送られている。

赤井が撃たれたシーンでは、1発目は肺めがけて確かに撃たれのが至近距離から描かれ、2発目は少し離れた位置から頭めがけて撃たれている。いずれも正面からカメラで捉えている。

頭を撃たれた赤井はそのまま車の中へ倒れ込み、その姿もキールが正面から見ているのでジンたちはそれを確認していると思われる。

その後、キールは爆弾を仕掛けて車を爆発させる。キールの視界には入っていないが、赤井の服が燃えているところまで描写されている。

こうしてみると、赤井襲撃作戦には全く隙がないようにも思える。

細工するような時間はあったのか

上記の流れを見ると、キールが組織に戻ってからジンがキールに抹殺命令を出すまで、そして、計画を実行した時も含めて、キールと赤井が話し合う時間は全く無い。

電話やメールに何かしらの暗号が含まれているとも考えられなくもないが、あれだけシンプルな連絡にそれほど多くの情報を含めるのは難しいし、話の内容自体は組織に筒抜けなので、切れ者のいる組織なら解読されるリスクもある。

以下は赤井生存の伏線で触れた内容であるが…

・コナンが何の連絡も受けていないのに事情を知っているようであった。

・キールが先の先まで見通せる神懸かり的な頭脳を持ったホームズのような切れ者であれば、細工可能と発言した。

この2つのヒントから考えると、命令を受けてから作戦を練ったのではなくて、事前に組織の行動を予期して作戦を立てていたという可能性のほうが高そうである。

そして、キールが組織に戻る前であれば、その時間は十分にあった。つまり、赤井の死を偽装する作戦を立てることは可能であったと推理できる。

ちなみに ─

キールのメールを縦読みすると、「今来7 抜水」=「今来7」=「今来るな」と読む事ができる。

しかし、キールが「今来るな」(罠である)と隠しメッセージで警告するということは、その後の展開はキールと赤井で共有していないということになり、この作戦の重要なポイントから外れてしまう。

また、その警告にも関わらず来てしまった(解読されていなかったらギャグオチである)。もし来なかったら、赤井の言う通りキールが危険な目に遭うのでそんなことはできないのだが、結局この警告というのは意味を成さない。

この暗に隠されたメッセージが組織向け、「キールが警告しているということは事前に小細工はしていない」というものであったと考えた場合、そんなことを赤井に送っている時点でキールと赤井がグルであると言っていることになる。そもそも、そんな複雑な設定にするかというところであるが。

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更新日:2016-12-29
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