赤井秀一は生きている?

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赤井秀一生存の伏線

「どうやって生き残ったのか?」という問題の前に「なぜ生き残っていると考えられるのか?」の整理。

手っ取り早いヒントとしては、赤井秀一の死後も赤井秀一と火傷赤井が同時に銃を向け合うアニメのOPなのだが、これはあくまで遊び要素。推理に必要な材料はあくまで作中の中に必ずある。

【小ネタ】の項を参照↓
アニメのオープニングについて

偽装可能な状況であった

キール:「亡霊よ・・・」「生きているわけないわ・・・」「赤井秀一は私がこの手で撃ち殺したんだもの・・・」「ジン・・・あなたの目の前でね・・・」

ジン:「目の前じゃねぇ・・・ モニター越しだ・・・」「あの時、お前は小細工できる状況にあった・・・」「違うか?キール」

キール:「小細工って・・・ 見てたでしょ?彼が私に撃たれて、頭から血を流して倒れた所を・・・」「あれは、あなたが頭を狙えって言ったからそうしたのよ?」「しかも、あの来葉峠に呼び出すように私に命令したのもあなた・・・」「あの後、彼と会うまでずっと組織の監視下にあった私に・・・」「一体どんな細工ができるのかしら?」

ジン:「・・・・・・」

キール:「もっとも・・・」「先の先まで見通せる神懸かり的な頭脳が彼や私に備わっていたのなら、できたかもしれない・・・」「そう・・・シャーロックホームズのような・・・」「妙な勘ぐりは止めて、天敵が消えた事を素直に喜んだら?」 File:702

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キールが説明する通り、赤井秀一の死は一見ごまかしようのない、偽装不可能な状況であったように思える。

しかし、「シャーロックホームズのように先の先まで見通せる神懸かり的な頭脳が彼や私に備わっていたのならできたのかもしれないわね」とも話している。

そして、実際にシャーロックホームズのような切れ者である”コナン&赤井秀一”が居た。つまり、”偽装可能な状況”であったという事。(シャーロック・ホームズはコナンのこと。)

「先の先まで見通せる神懸かり的な頭脳が彼や私に備わっていたのなら可能」⇒「備わっているコナンがいた」これで、「可能だったけどしなかった」ではこの話の意味がなくなってしまう。ストーリーを論理的に考えていけば、「偽装した」となる。

イチかバチかの大勝負 ─

赤井:「ボウヤにはいつも驚かされるな・・・」

コナン:「赤井さんが味方でよかったよ・・・」

赤井:「ボウヤもな・・・」

コナン:「それで?どうする赤井さん・・・」「イチかバチかのこの大勝負・・・」

・・・

ジェイムズ:「し、しかし・・・」「水無怜奈は組織につながる唯一の糸・・・」「その彼女を何でむざむざ組織に・・・」

赤井:「昨夜彼女と契約を結んだんですよ・・・」「ただの糸ではなく、FBIの釣り糸になってくれと・・・」「このボウヤの策略に・・・」「乗せられてね・・・」  File:600

・・・

コナン:「ああ・・・」「彼女が再び黒ずくめの組織に潜り込んでくれたお陰で、やっとメドが立ったってわけさ!」「奴らを潰すメドがな!」「うまくボスに辿り着けばそれこそ一網打尽だぜ!」  File:605

コナンと赤井は杯戸中央病院で「イチかバチかの大勝負」を考えて実行している。これは、一度は組織に水無怜奈の居場所を知られて追い詰められるFBIだったが、思いきって水無を組織に戻してしまおうという計画。

コナンの言うように、成功すれば組織の情報がFBIに入ってくる。もちろん、失敗すればキールはスパイだとバレて殺されてしまう。まさに「イチかバチか」の作戦。

ジン:「気に食わねぇんだよ・・・」「あの赤井がこうも易々とキールを奪い返される策を立てていたとは・・・」「何かまだ裏があるんじゃねぇかとな・・・」 File:605

ジン:「FBI捜査官・・・」「赤井秀一・・・」「俺もそうだが、あの方も不審に思っておられるんだよ・・・」「いとも簡単にお前をFBIから奪還できた事を・・・」 File:607

だが、わざと安易にキールを奪い返されただけでは、組織が信用するわけはないのは素人でも分かる。

赤井:「それが狙いですよ!FBIの無線は奴らが傍受していた可能性が高い!」「彼女が奪還され、我々が落胆しなければ奴らは納得しないでしょうから・・・」「演技ではなくリアルにね・・・」 File:604

”先の先まで見通せるシャーロックホームズ”のようなコナンならこの後の手も考えているだろう。

キール:「それと・・・いかなる場合でも父の・・・CIAの任務を優先させるから・・・「FBIに不都合な事があっても悪く思わないでね・・・」

赤井:「フン、私もそう話そとしていたところだ・・・」「なぁボウヤ・・・」 File:605

・・・

ジェイムズ:「その様子だと・・・」「やはり遺体は赤井君だったか・・・」「かといって、水無怜奈を責めるわけにもいくまい・・・そうしなければ彼女の方が殺されていただろうし・・・」「赤井君にそう話していたそうじゃないか・・・」「「いかなる場合でもCIAの任務を優先させるから・・・FBIに不都合な事があっても悪く思わないでね・・・」───とな・・・」

「だがこれで・・・組織の楔を打ち込む事はできた・・・」「決して外れる事のない・・・」「鋼の楔を・・・」「その代償はあまりにも・・・」「あまりにも大き過ぎたがな・・・」 File:609

コナン&赤井とキールは、「いかなる場合でもCIAの任務を優先させるから・・・FBIに不都合な事があっても悪く思わないでね・・・」と言い、赤井も「私もそう話そうとしていたところだ」と同意している。

ジェイムズは赤井の死後にこの言葉を引用し、キールを責めないようにしている。この約束の意味は、FBIが後にキールを裏切り者として敵対視しないためであろうか。そうなってしまえば、キールからの情報を信じなくなり、せっかく組織に戻しても作戦の意味がなくなってしまう。

ともかく、組織を信用させるために赤井秀一の死を偽装するところまでは、事前に計画していたということは十分想定できる。そして、キールを戻した時と同じように、「演技ではなくリアル」にFBIまでも落胆させる。そうすることで組織を信用させ、ジェイムズの言う「決して外れることの無い鋼の楔を打ち込んだ」のである。

不可解な証拠

高木:「あ、でもあの遺体色々不可解な点が多くて・・・何か他に思い出されたら連絡をください!」 File:609

ジョディはコナンの携帯を高木刑事に渡して指紋を調べてもらうが、その時に高木刑事は「あの遺体、色々不可解な点が多くて」と言っている。

「不可解な点が多い」ということは、そこに何か秘密が隠されているということであり、あの事件で赤井秀一が死んだとそのまま解釈するには早いということ。

コナンの余裕

ジョディ:「あ、そうだ!どうするコナン君?FBIが病院から撤収する前に一度来たいって言ってたわよね?これから私達と一緒に行く?」

コナン:「そのつもりだったけど、やっぱ遠慮しとくよ・・・子供がうろちょろしてても邪魔だろうし・・・それに今日は13日の金曜日、帰っておとなしく寝た方がよさそうだしね!じゃまたねージョディ先生!」 File:609

事件のあった日にジョディに誘われるが、「子供がウロチョロしてても邪魔だろうし」それに「今日は13日の金曜日だから」と、コナンらしくない理由で断っている。

いつも好奇心旺盛で怒られてもウロチョロしてるくらいだし、13日の金曜日だからでは、論理的なコナンの考えとしては意味不明。

コナン:「あ、ジョディ先生・・・」

ジョディ:「なに?」

コナン:「あ・・・」「がんばってね!」

ジョディ:「ええ・・・」

コナン:「・・・・・・」 File:609

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コナンは意味深な表情をするが、そもそも、コナンは赤井の件について一切知らされていない。それにもかかわらず、ジョディを心配してるということは、あらかじめ何か裏事情を知っていたということ。

ジョディには「がんばってね~」と声をかける。赤井を死んだとショックを隠しきれないでいるジョディに、言葉を選びながらもちょっと元気付けた感じだろうか。

瑛祐:「あっそうだ!」「聞いてます?」「FBIで何かあったみたいなんですけど・・・」

コナン:「何かって?」

瑛祐:「ウーン・・・」「あの雰囲気は誰かが亡くなったような・・・」「でも聞かされてないんなら・・・」「きっと大丈夫ですね・・・」

コナン:「・・・・・・」(ああ・・・大丈夫さ・・・) File:621

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また、本堂瑛祐が「FBIで誰かが亡くなったような~」と話しているにもかかわらず、コナンは「大丈夫さ~」と確信に満ちた表情で言っている。FBIで死者は出ていない(赤井が生きている)ことを知っているということ。

コナンはFBIから赤井が死んだという報告は受けていない。(本来は知らないはず)つまり、赤井の死の偽装も作戦の一貫だから心配していない。

バーボンが調査中

ジン:「まあ、奴の居場所がわかっていても知らせるつもりはなかったが・・・」「奴は、赤井が死んだことを信じようとはしなかった・・・」「赤井を殺れるのは自分だけだと息巻いていたから、無理はねぇが・・・」「問題の男が赤井だとしたら・・・ 奴はそれ見た事かと鼻で笑う・・・」「そんな奴の面は拝みたくねぇからな・・・」 File:703

組織の切れ者であるバーボンは赤井の死を信じようとはせず、真相を調査中。

これで本当に死んでいたのなら「切れ者」どころか笑い者になってしまうし、バーボン編は「死んだと思われた赤井秀一が本当に死んでいた」ことを確認するためのストーリーという無駄な話になってしまう。

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更新日:2016-12-29
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