考察 【File:700】 コースターのメモは誰が書いたのか

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ここまでのまとめ

先述した問題点があるものの、論理的に考えるとこれしかない。

前提条件

・沖矢=赤井、火傷赤井=バーボンで確定

・火傷赤井の目的はジョディに赤井が生きていると思わせ反応を見ること。コースターを置くことでその目的を達成できる。

・沖矢はジョディに自分が生きていると感づかれてはいけない立場。コースターを置くことは目的に反する。ジョディが「赤井が生きているのではないか」と考え右往左往すれば、それは余計に危険になる。沖矢は百貨店入り口でわざとぶつかり、組織に狙撃される危機を回避させている。

・沖矢がジョディのみに警告をして危険回避させるという行動は取らないと考えられる。これまでのFBIとしての行動から考えれば、民間人も避難させるし、民間人を優先する。爆弾についての警告であれば特にそうであろう。

・ジョディがカフェから出た僅かな間に、ジョディの席のコースターがピンポイントで擦りかえられた。置いた主はジョディの席を把握していた。つまり、カフェ内にいたということ。

・火傷赤井がカフェから出たことが目撃される。何らかの理由でカフェ内にいた。もしコースターを置いたのが沖矢なら、火傷赤井はただブラブラしていたことになる。ただ、カフェ内でジョディに見つかると追い詰められるので、その目的は直接自分の姿を見せることではない。むしろ、見つからないように何かをすること。

・ジョディが店員に聞き込みを行わなければ、ジョディは火傷赤井を追わないので、二人は接触しない展開となる。沖矢がコースターを置いたのは火傷赤井にとって偶然なので、火傷赤井がカフェにいた意味がなくなる。

・沖矢が組織に気付いたのはコースターが置かれた後。爆弾騒ぎの人だかりで火傷赤井を発見。

・火傷赤井は事前に組織の人間が来ることを予測していた。キャンティを見つけて笑いかけたのも伏線。

・爆弾犯が現れたのは、沖矢にとっても火傷赤井にとっても偶然のことである。特に、火傷赤井は騒ぎに巻き込まれたくなかった。

・沖矢、火傷赤井の二人がコースターを置く前に爆弾犯の持っている袋の中身やジャケットの内を把握することは難しい。また、結果的に中身は爆弾ではなかった。

一連の流れ

沖矢 ─

沖矢が米花百貨店に来た理由は、帝都銀行の強盗事件で火傷赤井を見たから。近くにまた現れるかもしれないと考えた。

⇒爆弾騒ぎの集団で火傷赤井を発見、意味深な顔をする。

⇒恐らく、火傷赤井は組織の人間がベルモットの協力で自分に変装し、それを見た赤井(自分)が様子を見にくるかもしれないという、おびき寄せ作戦ではないかと沖矢(赤井)は考えた。

⇒そのため、レストランから様子を伺ってみると、キャンティが銃を向けて暑い中待ち構えている。予想通りだったので、再び意味深な笑み。

⇒本来なら百貨店入り口で自分を撃ち抜くはずが、沖矢(赤井)には気付かずに、「馬鹿な狼共がみすみす獲物を狩損ねた」というオチになる。

火傷赤井 ─

火傷赤井はジン達に作戦を伝えていなかった。そのため、赤井の恰好で街に出たところを発見されれば、ジン達はやってくることを想定していた。

⇒ジョディがカフェから出た隙にメッセージを残すことで、気付いたジョディが店員に帝都銀行で見た、頬に火傷のある男について聞くことになる。これは、帝都銀行でジョディの前に姿を現したからこそ意味がある。

⇒店員からその男がカフェから出たことを聞くと、ジョディは自分(火傷赤井)を探し回ることになる。

⇒火傷赤井はジョディの様子を見ることで、その行動が演技によるものなのか、本気なのかを観察できる。

その後、火傷赤井はフロアから出ることになるが、少し周囲を見るような行動、すぐにキャンティを発見して笑いかけたのは、予想通り赤井を殺しにやってきていたから。

爆弾騒ぎは火傷赤井にとってイレギュラーの展開なので、そっくりなかったことにすると話がすっきりする。

つまり、火傷赤井がコースターに残した「危険」は組織がやって来ていること。ジョディが火傷赤井を百貨店入り口で見つけ、追いかけていけば組織と鉢合わせになる。それで、コースターのメッセージと整合性が取れる。

後でジョディが、「あれは秀一が組織がやって来てることを知らせてくれたんだわ」と勝手に思い込んでくれれば、偽の赤井が置いたことに気付かれないし、既にジョディの調査を終えた以上、後の事はどうでもいい。

キャメル:「どうやら、例のメッセージ通りここが危険な場所だって事は確かなようですよ・・・」

ジョディ:「え?」 コナン:「例のメッセージ?」

ジョディ:「いや、私が下の階のカフェで席を外してる間にコースターの裏にこっそり書いてくれたのよ!」「「逃げろ!このエリアは危険だ」って・・・」

コナン:「・・・・・・」

ジョディ:「それで?何でここが危険なの?爆弾事件は解決したはずよ・・・」

キャメル:「見えたんですよ・・・この百貨店の向かいのホテルの窓に・・・」「スナイパーらしき人影と・・・」「その真下に停まっている黒いポルシェ356Aがね・・・」 File:704

実際、キャメルがトイレから向かいのホテルで狙いを定めているキャンティとポルシェ356Aを見つけていた。

これが火傷赤井の狙い通りの作戦。わざわざ危険なのが組織であるという流れに持ち込んでいるのだから、やはりメッセージの意味は偶然起きた爆弾事件ではなくて、こちらの意図だということ。

上記の条件と流れで全て説明が付く。

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