組織編の推理の仕方

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推理とは

推理とは手に入れた情報を元に結論を導き出すこと。名探偵コナンに限らず、推理物は与えられた情報で犯人やトリックなどの正解を導けるようになっている。

名探偵コナンは少年漫画なのでやっつけ感のあることも(笑)特に日常編は腑に落ちない説明や結末やあることも珍しくない。組織編に関しては、大まかなシナリオは事前にかなり練っているので非常に良く作りこまれているが、伏線の提示が遅かったり、後出しになってしまうこともまれにある。

作中に提示されていないヒントを元に推理、そのヒントがなければ正解に辿り着けないようなものであったら、それは読者に「推理してみてください、ただし考えても答えはだせないようになっています。」と馬鹿にしているのと同じである。

言い換えれば、推理は隠されたヒント(伏線)を探す。それを検証し、筋道を立てて相手にわかりやすく説明する作業にすぎない。

注意すべき点は勝手に想像してしまってはならないということ。答えを導く材料は全て作中に揃っているのだから、自分で条件を加えてはならない。

また、表面的な情報だけにとらわれすぎないことも重要。A=B、A=Cと情報があれば、そこだけを見ていても答えはだせないことが多い。ここで、B=Cであると気づくことも必要である。

有名な論理問題の一例

先生が部屋に4人の生徒を集め、部屋のイスに「同じ方向」を向いて座らせる。

A君の後ろにはB君、B君の後ろにはC君が縦一列に座る。そして、D君の周囲だけは四方を壁に囲む。生徒達は前しか見ることはできない。

次に、先生が赤白各2つずつの帽子を用意。この帽子を生徒には「色を教えず」にかぶせる。

そして、先生は生徒に自分の帽子の色がわかったら、「わかった」と全員に聞こえるように言うように言った。もちろん、他の生徒との相談は一切禁止である。

【問題】:自分の帽子の色を確実に当てられるのは誰でしょう?

【ヒント】:AとDは壁しか見えない。BはAの帽子だけが見える。CはAとBの帽子が見える。

正解は最後のページ

組織編の場合

日常編と違い、殺害トリックを見破るようなタイプの推理は少ない。そのため、論理的文章読解力が必要な、現代文の試験を解くことと同じようなものである。

専門知識が必要なこともあるが、「それが可能であるか」という推測を立てて調べればわかる程度のものがほとんど。

元々、専門家しか知らないような知識を推理の根拠とするのは、一般読者がわからないことをヒントにしていることと変らないので原則は推奨されていないのだが… まぁこれは仕方なし。特に日常編では非常に難しい知識を必要とすることもある。

現代文と同じなので、〇〇だから〇〇であるという回答があり、その理由もはっきりしている。考えられる答えが複数でてしまったりすれば、それは推理にならないからである。

「真実はいつもひとつ!」

名探偵コナンで使われる名言である。

「こうじゃないか~」などと、可能性だけならいくらでも考えは出てきてしまう。推理は予想ではない。

可能性は無限にある。しかし、答えは一つ。そして、読者が無限にある可能性の中からたった一つの正解に辿り着けるようになっている。なぜかと言うと、作中に正解に導く伏線が張ってあるから。

作者は最初に正解を考え、その答えを導くため、答えを1つに限定させるために事前に読者に隠すように伏線を張っていく。

つまり、推理は基本的に作中の伏線を探して、それを論理的に組み立てて説明する作業に過ぎない。

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