灰原センサー(組織の臭い)の仕組みと法則

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現在進行形

黒田管理官

コナン:「で?」「オメー本当に見覚えねぇのかよ?」「黒田管理官の事・・・」

灰原:「ええ・・・」

コナン:「・・・の割りにはオメーかなりオレにしがみついてたじゃねーか?」

灰原:「あのねぇ・・・」「あんな恐ろしい顔を間近で見せられて平気でいられるわけないでしょ?」

コナン:「あ、そう・・・」(普通に顔が怖かったのね・・・)

灰原:「まあ大丈夫なんじゃない?」「もしも本当にあの黒田って人があなたの疑うラムで・・・私の顔をあんなに近くで見たのなら・・・」「私が組織を裏切ったシェリーだと勘付いて今頃はもう博士の家に押し入っているはずだけど・・・」「さっき博士から来たメールは今日の夕飯の事ばっかだったし・・・」

コナン:「それならいいけど・・・」「まあ、用心するにこした事はねぇ・・・」 File:925

コナンは灰原に黒田に見覚えがあるかどうか尋ねるが、灰原はないと答える。

それと、灰原は黒田がラムだと疑ってはいない。その理由として、もし彼がラムであればもう自分の正体に気づいてとっくに押し入ってるはずだから。

灰原が怯えたのは黒田の顔が怖かったからであるが、あんな怪しい人間に間近で顔を見られたら、「警戒」はするはず。

現在の灰原が「気を張って」いればきちんとセンサーが稼動するのかわからないのだけど、灰原も「組織の臭いはしなかったし」という理由で黒田をシロと判断していないことから、自分でも当てになるのかわかっていないのかもしれない。

これまでの法則

灰原センサーの定義について

灰原センサー(組織臭)は灰原の第六感(ESP)なのでその事象を説明できるわけでもなく、本来は「推理の根拠」にできるものではない。

指紋やDNAが一致すれば犯人であると確定できるけれど、「組織臭がしたから組織の人間だ」と判断するのは何の科学的根拠もない。

しかし、フィクションであろうと作中できちんと定義付けをすることにより、それが架空の理論であったとしても論理的に考えることができるようになり、この漫画内では有効になる。

例えば、この漫画では完全に他人に成りすますことができる変装術が多用されているけれど、きちんと定義(説明があるわけではないが、作中から判断できる)されているため、そのルールに則って考えることにより、日常編でモブが「他人に完全変装をしてアリバイを作れば犯行は可能だ~」などと滅茶苦茶なことは考えないで済むようになっている。

ある人物が組織の人間なのかそうでないのか。灰原曰く危険を察知する唯一の能力が灰原センサー(組織臭)で、そうした独自の超常現象が使える設定を用意し、その根拠を元に読者に推理させている。

もし灰原センサー(組織臭)が行き当たりばったりだったり設定が曖昧であったのなら、推理そのものが不可能になってしまう。

しかし、実際に推理の根拠として使われているし、それを元に推理をさせている。だからきちんと定義できるようになっているはずであり、「定義”すれば”使えるもの」を実際に”使っている”のだから、そこから考えてもやはり定義できるはずと言える。

「組織臭はあてにならないから推理の根拠にはならない」という声もあるのだけれど、そもそも、使えないものをわざわざ作中に取り入れる必要はないし、前述したように本来そんなものを根拠にして物語を進行させてはならないのだけれど…

ただ、作中で灰原センサー(組織臭)がどういうものかについて、全てが言葉で丁寧に解説されているわけではなく、読者が読み取るようになっている。だから灰原センサーの定義そのものが、推理の一部でもある。法則を見つけてくださいと。

まぁ、これも裏を返せば、作中に提示されている根拠から灰原センサーがどういうものか判断できるとも言えるのだけれど。

細かいルールの後付はあるにしろ、元々感じなかった人間に、完全な後付で「感じなかった理由」を付け足してその人物を組織の人間だと修正できるのであれば、ラスト手前にそれをやって「ボスです」とすることが可能。

だからこそ無視して考えろという声もでるのかもしれないけれど、推理の根拠として提示されているものを無視したら推理できなくなる可能性もあるわけで、もし根拠が「組織臭」だけであったのなら、大事な根拠を無視したことで先に進めなくなってしまう。

一応、というか曲がりなりにもミステリーであるので、バトルマンガのようにご都合主義で設定を変えていくわけではなくて、ちゃんと作中の描写から論理的に考えることができるようになっているはず。

基本設定

組織臭は組織に所属していたものだけが発する嫌な匂いで、それを感知するのが灰原センサー。灰原が組織の追ってから逃げるための、危険を察知する唯一の能力。第六感、動物的本能。

沖矢(赤井)が出たり消えたりする理由が、「高スペックの人間だけは気をコントロールできるが、沖矢は半端な能力だったために時々出てしまう。」「ボスは完全に組織臭を抑えることができるので灰原は感知できない。」などと言われることもあるけれど、そんな異能力バトル漫画ではない(笑)

灰原センサーは灰原が感じる直感のようなものなので、基本的には相手の意識は関与しない。(ベルモットは特に強く感じるが、「臭いを消せる能力」というのは理論的に証明できない。)怯えるのは灰原自身の問題であって、だから他人が組織の人間に近づいても何ともない。ある意味、自意識過剰で一人で勝手にパニクっているだけなのだけれど、敏感なだけに危険察知能力として役に立っている。

詳細設定

・組織臭を感知すると「怪しい」程度ではなくて、「ドックン」と特有の動悸を引き起こす。

大抵恐怖に怯えて萎縮する。一瞬で通り過ぎてしまう場合は、化け物でも見たかのように驚いた表情で反応。沖矢ですら、「腸まで抉り取られるようなプレッシャー」がある。

・味方(スパイ)でも感じる。(宮野明美、赤井秀一(沖矢昴))

・格やキャリア(加入歴)は、匂いの有無には関係ない。(宮野明美)

・例え意識がなくても恐怖は記憶に残る。(ベルモット)

・脱退しても匂いは完全に消えない。(赤井秀一)

・ベルモットからもっとも強く感じる。(謎めいた乗客)

・人が多い場所では匂いの出所を把握するのに苦労することがある(赤白黄色と探偵団)

・組織の人間が複数いると混乱する。(杯戸シティホテル、バスジャック、ミステリートレイン)

・本能的な危険察知能力のため、平和な生活に慣れると退化する。(迷いの森の光彦、ミステリートレイン後)

ただし、気まぐれに「あの時は警戒してなかったから~」などと後付を許してしまうと、灰原センサーの意味がなくなってしまう。そのためオフ期間は伏線が必要。まぁ、結局センサーがオフになる原因はこれなので、問題となるのは今のところこの判断だけ。

・感知範囲は意外と広く、壁で遮られても感じる。ただし、ある程度は漫画の都合を考慮することも必要かもしれない。(杯戸シティホテル、ドアの向こう、後ろから迫る車、ミステリートレイン)

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更新日:2018-4-28
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