灰原センサー(組織の臭い)の仕組みと法則

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ミステリーートレイン~

78巻(ミステリートレイン)

灰原を追い込んで解毒剤を飲ませ、孤立させることが目的であったベルモット&バーボン。ベルモットが火傷赤井に変装して近づくことで追い込む作戦のため、灰原は火傷赤井と数回すれ違うことになる。

世良:「それより初めましてだよな?」

灰原:「え?」

世良:「君だろ?灰原って子!」

コナン:「あ、ああ・・・」

世良:「君とは一度お話がしたかったんだよね・・・」

灰原:ドックン ドックン(こ、この人・・・)(まさか・・・)

世良:「誰だ!?」

灰原:(え?)

園子:「な、何?」

世良:「今、扉越しに誰かが覗いてた・・・」「───って思ったけど・・・気のせいか・・・」 File:819

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灰原は世良から組織臭が出ていると感じて世良を疑うが、それは扉越しに覗いていた火傷赤井のもの。世良からは組織臭は出ていない。

参考↓
世良真純の組織臭

やはり、「組織の匂い」と表現しているように、匂いなので近くに人がいる場合は誰から出ているかはすぐに判断するのが難しいよう。

コナン:「ん?どした?灰原・・・」

灰原:(・・・・・・)「この列車・・・妙な気配しない?」「殺気立ってるっていうか・・・」

コナン:「そりゃオメー・・・クリスティの小説の読みすぎだよ・・・」

灰原:(その気配・・・)(1人や2人じゃないんだけどね・・・) File:819

灰原:(嫌な感じ・・・)(さっきからずっと続いてる・・・)(それに彼のあの態度・・・)(何なのよ一体!?)(え?)

灰原:(・・・・・・)(まさか・・・)(この胸のざわめきの原因は・・・)(まさか彼らが・・・) File:820

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火傷赤井とすれ違う灰原は「ドックン」と組織の気配を感じる。これは「黒の組織との再会」「謎めいた乗客」と同じ状況で、同じフロアに組織の人間が複数いる。しかも、その一人が最も強く感じるベルモットというパターン。杯戸シティホテルではもう一人いたことに確信が持てず、バスジャックでは赤井のことには気にも留めなかった。

安室のことを見ながらも特に違和感を感じていないのなら、安室から組織臭が出ていないとも考えられるのだけれど、灰原は火傷赤井が通り過ぎてからも後ろを向いて気を取られたまま。

目の前にいる安室には意識は行っていないことをあえて描いているのだから、杯戸シティホテルやバスジャックと同じパターンだと考えられる。

また、灰原は車内から「殺気」を感じる。その数は「1人や2人じゃない」つまり、最低でも三人以上いるということ。灰原が嫌な感じがしているのは車内に組織の人間がうじゃうじゃいるから。

最も複雑なパターンを想定するのなら、まずベルモットは確定。もう一つは組織臭ではなくて日常事件の犯人。そしてもう一つは、実は車内にラムが紛れ込んでいて、そのラムのもの。安室はオンオフパターンで、沖矢と安室の二人はミステリートレインで偶然オフ状態だったとしても辻褄は合うのだけれど、そこまで複雑にするかどうか。

シンプルに考えればベルモットと安室、沖矢の三人。三人以上なので日常編の犯人の殺気や、まだ車内に組織の人間が紛れていても問題ない。

姉や赤井ですら感じる組織臭を安室から全く感じないということはないので、ここであえてオフにする意味はない。

ちなみに、灰原は車内にいる複数の組織の気配を感じているので、組織の人間が同じ電車に乗っているだけでもある程度は感じ取ることができる。杯戸シティホテルでも感じているように、センサーの感知範囲は意外と広い。

センサーの故障

81巻(蘭も倒れたバスルーム)

コナン:(まさかあの夫婦が・・・)(バーボンとベルモットだったとしたら・・・)(ジョディ先生とのあの会話を聞かれていたとしたら・・・)(と、とにかく灰原に会って確かめねぇと・・・)(くそっ!大体なんですぐに気づかなかったんだ!?)(奴らがあんな大ポカをやってたっていうのに・・・)

コナン:「・・・・・・」(大ポカ?)(こいつはひょっとしたら罠・・・)(ワザと隙を見せてこっちの出方を探ってるんじゃ・・・)

灰原:「はぁ?」「最近 組織の気配を感じなかったか?」

コナン:<あ、ああ・・・ほら、オメー前に臭いがするとか言ってたじゃねーか!>

灰原:「感じてはいないけど・・・気を張ってなかったから・・・」「組織は私が死んだと思ってるってあなたが言ってたし・・・」

コナン:<そ、そうか・・・ならいいんだ・・・>

灰原:<何?まさか私が生きてるのがバレたんじゃ・・・>

コナン:「た、ただの確認だよ確認!」「じゃあ夜分悪かったな・・・」

コナン:(ここは慌てず騒がずだな・・・)

安室:「・・・・・・」 File:856

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81巻「ジョディの追憶とお花見の罠」で、灰原は妊婦に変装したベルモット(+安室も)と対面するが、ベルモットの組織臭に気づかなかった。

一つ後の話「小五郎はBARにいる」でコナンは高木刑事の談話から、変装したベルモットがあの現場にいたことを勘ぐり、また次の話「蘭も倒れたバスルーム」の冒頭で灰原センサーを期待して確認を取る。

しかし、灰原は「感じてはいない」という。ベルモットは例え変装であっても灰原が最も強く組織臭を感じる組織の人間なので、明らかに灰原センサーの故障。

その原因と考えられるのが、「気を張ってなかったから」「組織は私が死んだと思ってるってあなたが言ってたし」とのこと。

以前、沼淵から感じ取れなくなった時も「平和な生活に慣れて鈍った」と言っていた。ミステリートレインでコナンサイドが行ったことは、組織に灰原を死んだと思わせることで、それに成功した。

そのため、ミステリートレイン以降、テレビに出るなど余ほどヘマをしない限りはもう組織側から狙われることはなった。(ベルモットは気づいているが、死んだ事になっている人間を殺すためにボスを説得して単独行動するのは難しい。)

だから灰原は現在平和ボケしているのであるが、ミステリートレインで100%の状態。その少し後の話で0%の状態となり、その間センサー故障に関係しそうな理由はない。

これで、灰原センサーは危険察知能力なので、「自身の身に危険を感じなくなるなど必要性がなくなれば能力が退化する」という仮説が立証されることになる。

灰原は「気を張ってなかったから」と言っているが、気を張っていれば今でも感じ取ることができるのかどうかは定かではない。

ただ、余ほど見た目からして怪しい人間でない限りは気を張ることはないはずなので、組織の人間でも一般人と変わらないようなキャラなら特に警戒はしないだろうし、ベルモットのように変装術に長けた人間が現れても気づかない可能性が高い。

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更新日:2018-4-28
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