サンデー File:1009-1012

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File:1011(あの女性の記憶)

タイトルのあの女性(あの人)はアイリーンかな。

安室:(赤い・・・)(血!?)

コナン:「安室さんどうしたの?」「さっきから変だよ?」

安室:「あ、ああ・・・」「ゴメン・・・」(またあの女性の記憶・・・)(何故今なんだ!?)

ブー ブー

───────────────
工藤新一の情報
急げ!
Time is money!
──RUM──
───────────────

安室:(工藤新一の情報急げ!)(RUM・・・)(はいはい・・・)(わかってますよ・・・)

送信者と件名が今回は■で伏せられてる(笑)前回と若干表現が異なるのだけれど、「Time is money!」が偶然被ることはないので、同一人物か少なくとも共通の暗号としている仲間など、関連はあるはず。

ここで再び「Time is money」を出してきたのは、やはり安室向けの暗号のような。この文体からわかることは、要求を最低限の表現で、これ以上削ることは難しいくらい簡潔に伝えようとしていること。つまり、伝えるべき内容をある程度頭で意識して打っている。それなのに、「急げ」と同義でめんどうな「Time is money!」をわざわざ入れている。

「Time is money」を読者向けのヒントと考えても、前回ラムの正体を暗示しただけなら、ここでもう一度出す必要もないし、その手段のために簡潔な文体と矛盾する不要な一文を入れるのは強引になってしまう。そのため、「Time is money!」は意図があって差し込まれた可能性が高い。

それなら結局、脇田兼則のアナグラムになることなのだけれど、解釈はどうにでもできそう。文章を前後で分けて、送信者の黒田が安室に脇田がラム(影武者)だと教え、先を越されるなと急がせた可能性もあるし、得た情報は仲間の脇田に報告しろと言っているのかもしれない。ただ、後者だと最後の「RUM」の説明が難しいが。

それか、やはり脇田が自分がラム(影武者)だから、自分に報告しろと安室に暗号で伝えているのかもしれない。もしくは、RUMがラムではなくて、これも何かの暗号だったりして。ラムからの命令というのが、そもそもミスリードとか。「Time is money!」には脇田のアナグラム以外に、もう一つの意味があったりするかもしれないけれど、ちょっと複雑すぎるか。

安室:(怪我・・・)

明美:「ケガ!ケガ!!」「ケガにーん!」「お母さんケガ人連れて来たよ──!!」

安室:「離せって言ってるだろ!?」

明美:「でも血が出てるよ?」

安室:「こんなのツバ付けとけば治るっつーの!」

エレーナ:「あらまた君?」「ケンカ好きなのね・・・」

安室:「違うよ!!アイツらがボクの頭の色が変だってからかうから・・・」「ボクは、日本で生まれて日本で育った・・・日本人なのに・・・」

エレーナ:「ご両親のどちらかが外国人なのかしら?」

安室:「わ、悪いかよ!?」

エレーナ:「じゃあそのケンカしたお友達に・・・」「言ってやりなさい・・・」「人間なんて見た目は違っても・・・」「切り裂いて一皮剥けばみーんな同じ血と肉の塊・・・」「その証拠に・・・」「黒人も白人も黄色人種も・・・」「みーんなこの通り・・・」「赤い血が流れてるでしょ?」「──って言い返してやりなさい!!」「わかった?」

エレーナの目に隈がない(笑)隔世遺伝しなければ、隈ありのメアリーの子供である秀一と真純に隈があって、隈なしのエレーナの子供である明美と志保に隈がないのはまぁ順当ではある。似たようなキャラクターが多い漫画だけれど、雰囲気は妃英理の若い頃の系統かな。

安室のハーフ設定はほぼ公認だったのでこれでようやく確定として、愛国心の強さは職業柄という理由だけではなくて、幼少期の経験の反動からもきているっぽい。新一が「メガネなんかかけるかよ!!」と幼少期に言ったことが、コナンとして伊達メガネをかけるようになりましたって話のように、ベタなオチだけれど。

ただ、安室のハーフ設定の意味がこれだけとは限らないかも。安室のキャラデザをした時点で容姿からハーフは確定しているはずだけれど、その理由が幼少期にハーフであることが理由でいじめられ、日本に強い愛国心を持つことになり、公安を目指すきっかけとなった── というつもりで考えられていたのかというと、ちょっと微妙のような。

スコッチもハーフ目なのだけれど、スコッチに関しては登場段階ではまだあまり細かい設定は考えていないとのことだったので、安室と仲良くなった理由が同じハーフだったから意気投合したとか、そのくらいの理由かも。

というか、安室の幼少期のケンカとゼロと呼ばれた「ギスギスしたお茶会」シリーズからその相手がスコッチではないかと考えられたけれど(でも、年賀状によると二人の出会いは警察学校の予定で、幼馴染設定はこの話のさらに後に付けられたようなので偶然の正解)、ケンカの理由がハーフをからかわれたことと、「アイツら」と複数なので、ケンカの相手のはうスコッチではなかったっぽい(笑)

エレーナ:「はい!消毒終わり!後は明美!絆創膏貼ってあげて!」

明美:「オッケー!」

厚司:「珍しいな・・・人見知りで患者さんとも必要な事しか話さない君が・・・」「他人の子と仲良く話すなんて・・・」

エレーナ:「あなた・・・」「あの子は特別!私と同じハーフだから・・・」

明美:「じっとしててよね!」

厚司:「なるほど・・・」

エレーナはハーフ。なので、灰原はクォーター。白人とアジア人のハーフの場合、通常アジア系の血のほうが濃く出ることが多いけれど、灰原が東洋系と言われていたのは、クォーターだったのもあるかも。同じくクォーターである姉の明美がほぼ日本人で、ハーフのエレーナとメアリーは外国人の血が濃い。

実は、メアリーが「世良」の日本名(名字)を持っていたこと(秀吉の婚姻届に「メアリー 世良」と記載。また、真純が名字の世良はママの旧姓と言及。)から、エレーナがハーフ(灰原がクォーター)ではないかとの予測はできた。ただ、帰化した(Sera、セーラの当て字)とか他のパターンはいくらでも考えられるので、この辺は保留だったのだけれど、ハーフ確定で進展するのはこの件。

シンプルに考えれば、エレーナの両親のどちらかが日本人(日本国籍保持者)。だから、日本にゆかりがあり、日本語もペラペラ。(エレーナは「日本に留学」していたようなので、育ちはイギリス)ここは、中国人だとか、特にひねらない。それなら、エレーナの姉妹とほぼ確定できそうなメアリーも同じくハーフで、日本に戸籍があったと考えられる。まぁ、婚姻届の件はこれだけできるものではないので、詳細は別に書いた考察で。

ここも複雑にしちゃえば、メアリーの両親はイギリス人だったけど、エレーナは離婚した片親と日本人の再婚でハーフだとか、どうにでもできてしまうのだけれど、今のところはそんな設定にする意味が見当たらない。エレーナと日本の繋がりを示すならハーフ設定は必須ではないし、それだけのためにハーフにする意味は薄い。なので、メアリーとエレーナ、二人の両親のどちらかが「世良」さんだったのではと。

エレーナ:「それより例の話はどうなったの?」「あなたの研究をバックアップしてくれる施設に移る話・・・」

厚司:「ああ・・・」「あれは断ろうと思っているよ・・・」

エレーナ:「え?」「どうして?」

厚司:「君と離れ離れになるのも辛いし・・・」「君のお姉さんも少し胡散臭いって言ってたしね・・・」

宮野エレーナ(29)医師
宮野厚司(32)医師 兼科学者

エレーナの素顔と厚司の顔の初披露。厚司はアニメでちょこっと出てたことがあるけれど、イメージが違う(笑)

さて、色々と物議を醸しそうなこの時系列だけれど、そこはまた後でじっくり考察するとして、「君のお姉さん」はまぁ、メアリーのこと。

ストーリーを追って考えれば、明美&志保姉妹が秀一や真純の赤井(世良)一家と血の繋がりがあり、論理的にその関係を絞っていくと、それぞれの母親同士(メアリーとエレーナ)が姉妹ではないか?と推理できる段階で、ここでようやくエレーナに姉がいることがはっきり明かされた状況。

灰原とメアリーがそっくりだとコナンが気づいた伏線があるので、エレーナの姉はメアリーだろうと、大抵の読者はもう気づくはず。

どちらが姉で、どちらが妹なのかについては、子供の年齢を考えるとメアリーが姉だけれど、そう思わせて逆というパターンもありえるので保留だったけれど、シンプルにメアリーが姉。

「君のお姉さんも少し胡散臭い」と判断したのも、頭が切れてMI6説のあるメアリーだからこそか。

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