考察【File:897】「オレにしてくれた灰原の変装もなかなかだった」の意味

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工藤有希子は身内の変装が得意

新一:「何でその大女優が他人に変装できるかって聞いてんだよ!!」

有希子:「あら、前に話さなかった?」「私がまだ女優になりたての頃、女スパイの役が回ってき来て、役作りのために有名な日本の奇術師の所に弟子入りして変装術を教わったのよ・・・」「その時シャロンも似たような役のために来てて仲良くなったってわけ!」「まあ私はシャロンみたいに誰かそっくりとまではいかなかったけどね・・・」

新一:「ああ・・・よく母さんがふざけてやってたのは変装っていうより仮装だったからな・・・」 File:350

工藤有希子とベルモット、黒羽盗一に変装術を習った二人だが変装術の技術には大きく違いがあり、有希子は快斗やベルモットのように声帯模写が使えない。また、身内を除き、実在する人物そっくりに変装することはできない。(実在する身内を除く人物の変装マスクは作れない。)

ゴールデンアップルでは「母さんがふざけてやってたのは変装っていうより仮装だったからな」と、新一に言われている。

有希子はまれに変装して新一のヘルプに現れることもあるが、その際は知らないおばさんに変装している。

「身内」の意味

優作:「母さんに感謝するんだぞ・・・私を変装させた後、すぐに飛行機でマカデミー賞の会場に向かって私を演じてくれたんだから・・・」

コナン:「あぁ・・・身内の変装は得意だからな・・・」(あ・・・オレにしてくれた灰原の変装もなかなかだったな・・・) File:897

前述したように「身内の変装は得意」で、身内だけはそっくりに変装させることができる。これまでのケースを振り返れば実際にそうだったのだけれど、この件について緋色のエピローグで具体的に説明された。

ただし、ちょっと分かり難い説明。直前に優作が「私を(沖矢昴)に変装させた後~」と言ったことに対して、コナンが「あぁ、身内の変装は得意だから~」と言ったのだから、「変装が得意」の対象は優作=沖矢に向けて言ったようにも思える。沖矢は身内ではないので、得意なのは「変装者が身内」である場合。

しかし、これだとコナンや優作をジンや赤井に変装せさせることはお手の物ということになり、逆に服部や灰原を新一やコナンに変装させるのは難しいことになる。

でも、有希子は後述する例外を除き、過去に身内以外の実在人物(身内⇒身内を除く実在人物)へ変装させたことはない。一方で、服部を新一に変装(身内以外⇒身内)させりしている。元々の設定は逆。

つまり、有希子は他人を身内の新一や優作に変装させることは得意ということ。緋色シリーズでは自分で優作に変装した。(声は博士の新型変声機)沖矢昴は実在しない人物であるため、有希子ができる範疇になる。

「身内の変装は得意」が「身内⇒身内を除く実在人物」を意味するのなら、「コナン⇒灰原」もそれに当てはまるので、あえて補足する必要はない。

それだけでなく、「服部(身内以外)⇒新一(身内)」が上手かった理由を補足しなければいけないし、補足がなかったということは、服部と新一が血縁関係にあるという新たな疑惑が浮上することになる。

そのため、コナンの「身内の変装は得意」は「身内以外(身内)⇒身内」を意味すると考えられ、有希子が優作に変装したことに対して言ったこと。「身内⇒身内」なので、「身内」が変装者と変装相手のどちらをを言っているのかの判断を難しくしている。

灰原の変装も得意だった

コナンが身内は得意と言った後に、灰原も得意だったと付け加えている。確かに、二元ミステリーでコナンは有希子の技術によって、灰原に変装したことがある。そのため、灰原も工藤一族と血の繋がりがあるのではないか?という憶測も。

わざわざ補足しているのだから伏線(灰原身内確定)だという声もあるのだけれど、そうとは言い切れない。なぜなら、コナンの「あ・・・オレにしてくれた」というのは補足であって、「身内の変装は得意だからな」に”当てはまらなかったから”言ったこと。

・身内は得意⇒灰原も得意⇒灰原も身内
・身内は得意⇒灰原も得意⇒唯一身内じゃないから補足した

ここの解釈は後者になる。なぜなら、過去にコナンを灰原そっくりに変装させたことは事実だから。身内の変装は得意(第三者⇒身内)と言っておいて、「オレにしてくれた灰原の変装もなかなか」を省いてしまうと、コナンを灰原に変装させたのが上手かったこと(身内⇒第三者)がおかしいため。

つまり、この補足は身内でなかった場合に必須なのであって、わざわざ補足しているのだから伏線になるわけではないということ。

むしろ、この補足がなければ灰原身内説が確定する。なぜなら、「身内なら得意」という条件なのに、灰原は身内じゃないのに上手かったことが”例外”として補足されなければ、それこそ「身内は上手い=灰原も上手い=灰原も身内」と論理的に導くことができるから。

灰原が身内だった場合、この補足は必要ないということ。補足を入れてしまうと、前述したように身内でない場合に必須なため、どっちに転んでもおかしくない保険にしかならない。

バーボン編は言葉のレトリックを使ってあえて紛らわしくしているところもあるので、これはもしかしたら、意図的なミスリードだったりするかもしれない。

年賀状情報

コナンと灰原は親戚じゃないよ~(笑)。

灰原の変装が、なかなかだったのは偶然かも・・・(笑)。

作者発言により、「灰原の変装が、なかなかだったのは偶然かも」「コナンと灰原は親戚じゃないよ」とのことなので、上記の件は灰原が身内だから変装が上手かったわけではないということが確定。単純な補足で、あまり気にしなくて良さそう。

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更新日:2018-3-29

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