サンデー File:1006-1008

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烏丸が生きているのなら薬で不老になっているよね、というのはその謎に迫る上でほぼ答えが出てしまい、コナンも想定できてしまうのでやや安易な発想のようにも思える。世良の母は、領域外の妹が世良の母であることを前提にしていたため、それなら薬しかないと結びつけることができるけれど、烏丸の場合はまだ烏丸本人とは限らないので、薬が前提とは言い切れない。

もちろん、いつから薬があったのかというところが核心に迫る重要な箇所であるし、前述したように、現在の烏丸がどこで何をしているのかというボス推理は残るのだけれど。

40年前に惨殺劇があったのは、ルミノール反応からも真実と考えるとして、千間父の手紙の内容も、千間父自身に何か秘密があるのでなければ、内容に偽りはないと思われる。半世紀前から始まったプロジェクト。40年前はまだ資金集めの段階で、いきなり不老薬が手に入った。あるいは、宮野厚司加入まで10年がんばった。

それでもすぐに不老の実験に成功したというのも早すぎるし、ここの説明ができなかったために、読者は烏丸を候補にしつつも決め手がなかったわけで、説明できないから先にボスを明かしましたという急展開に、読者は戸惑うという堂々巡り。

あまりに不自然な展開なので、ここまで長くなったけど、実は烏丸の名を語っているだけじゃない?というのがもう一つのパターン。

つまり、矛盾点はボスは正確には烏丸じゃありませんよという、ちゃんとしたヒント。だから表向き烏丸であることを簡単に明かすことは問題ないどころか、通過点でやらなければならない。

以前から初代は大黒で二代目が途中加入したものの権力持ち始めた持ったエレーナが実験を握って── とか、二代目説は出ていたけれど、初代が何で大黒でとか、エレーナを代替わりをさせる伏線や根拠もないしとかで、その考えは個人的に否定的だったけれど、ここへきて二代目や入れ替わりというのは現実的にありえることに。むしろ、そのほうが矛盾なく解決できる。

例えば、半世紀前からプロジェクトを始めたのは烏丸だったけれど、その後寿命で死亡して、烏丸家も衰退。しかし、誰かがそのまま烏丸を名乗ってボスとして君臨。30年前に宮野厚司加入で薬の研究には精力的。20年前には既に世間から姿をくらましていたとすれば、40年前~30年前の間にこの乗っ取りが行われたことになるか。そのことに、メンバーも気付いていないとか。

組織のメンバーがどれだけボスの正体を知っているのか、これは一つのキーポイントになっていたけれど、おそらく烏丸がボスであることは、ジンやウオッカ辺りは知っているのではと。また、メンバーやジンがなぜボスを崇拝しているのか、その理由として孤児として育ててもらったからなどが考えられたけれど、烏丸は残虐な性格でそんな慈善事業的なことをやるようには思えない。人殺しとして洗脳して育てたのならあるかもしれないが…

そうではなく、ジンは烏丸が140歳で生きていると思っていることから、それで崇拝をしている。ある意味、宗教的な組織。コードネーム持ちは組織の目的を理解し、共感して所属しているとすれば、烏丸は教祖的な存在となる。しかし、140歳まで生きていたと思われたボスが、実は別人が成り済ましていた。

「そして人魚はいなくなった」の命様の話は、ベルモットの伏線だけではなくて、組織の実体そのものを示していたり。別に、新しいボスがジンを育てたでも良いのだけれど。板倉のソフトは、烏丸の幻影を映すものでもやっぱりありかも(笑)

バーボンの言った、ベルモットがボスの◯◯は、烏丸をボスとすると話がおかしくなり、それで組織のメンバーは驚くとか。ベルモットがその話を秘密にしたいのは、ボスが烏丸でないことがバレるから。ベルモットと烏丸の関係は結びつかないのだけれど、本当のボスはベルモットのもっと近しい人。

ベルモットは自分のハートを貫いた新一に組織を止めてほしいと考えているようだけれど、惨殺をするような男になぜ温情を見せるのか。実親ならありえるが、そうは思えない(笑)鼻が高いのは白人だからだったりとか?養子として育てられたからとしても、これもジンと同じように烏丸の人間性を考えてどうなのか。

烏丸の人間性はどちらかというとRUMに近いような気はするが。RUMが実質ボスだとかの説もあるけれど、ボスが実際はRUMだったとか。でも、それなら、組織のメンバーはボスの正体を知らないことになるか。それに、これだと烏丸本人は生きているので、薬を使用しているパターンになる。烏丸はもう死んでいて、RUMが今のボスだったとすればあり?複雑すぎる(笑)おそらく両者を知っているベルモットはちゃんとボスとRUMを分けているような気はするが。

まぁそれはともかく、この入れ替わり説を押せる根拠として、組織の目的の記事で触れたが、組織はその目的を達成するのに、「背乗り」を必要とするかもしれないとうこと。

コナンや灰原は薬を飲んで幼児化し、別人として生き組織の目的を体現している。組織の研究に反対のベルモットは別人になる証人保護プログラムも否定し、研究者の灰原を消そうとしている。

組織は資金調達のために資産家や権力者から出資を募っていることが序盤で語られていたけれど、機密重視の組織がやたらに声をかけて仲間に入ってもらい、そのメンバーがAPTX4869で幼児化しシャロン─クリスのように子供として新しい人生を送るのではなく、最初からどこか資産家や権力者の家族ごと乗っ取り、その一家の子供として生きる。そうであれば、戸籍は乗っ取っていないが、このボスが烏丸に成りすますという行動もまた、組織の目的そのものを体現していることになる。

この場合、ボス探しはまた烏丸とは別に探すことになるので、前述した人物リストから烏丸と関係のある共通点(アナグラム)と見つけて結ぶという方法ではボスを特定することはできない。それで、役に立たないとは言えないが、使う必要性はなくなったかもしれない。

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更新日:2018-3-9

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