サンデー File:1006-1008

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烏丸がボスなら

作者インタビューの内容はまたじっくり考えるとして、というか、事実を先に想定して逆算しないと難しいかもしれない。とりあえず、ボスが烏丸蓮耶であることは確定。

烏丸のエピソードは噂でしかないけれど、改変をありにすると、どこまで改変がありなのかということになり、推理として成り立たなくなる。都合の悪い点だけ”嘘”としてしまえば、誰だって後出しで犯人にできてしまえるわけで。

作中で烏丸は有名な大富豪。漫画の都合でエピソードは後出しにされているが、まぁ、烏丸家として名を馳せていたわけなので、ちょっと調べればわかる。100歳と超えていたと噂されるが、実は逆サバ読んで70歳でしたとかする意味はないし、当時千間の父は最初は家族に普通にお金と手紙を送ることができていたので、烏丸の極端な年齢詐称などはなかったとしたい。100歳超えと偽り神格化させたが、実はもっと若かったとか、勝手に理由付けすればなんとでもなるが。

そうすると、これはまず一つ目の推理パターンとして、少なくとも烏丸蓮耶がシンプルにボスなのであれば、薬を使っているのではないかという想定。現在隠れている場所を探すというよりは、それではボス推理にはならないので、現在の姿。不老状態で変装か、若返りなり幼児化なりした烏丸を探せということになる。

この場合なら、当時年齢詐称していて、現在110歳とかで在命、変装しているのでそれを探せ!としても、状況は変わらなかったりするのだが… むしろ、こっちのほうが薬についての矛盾はなくなる。

ちなみに、ラム推理のところに書いたのだけれど、年齢詐称や不老状態なら、杯戸シティホテルとシャロンの葬儀にいる「鼻の長いじいさん」が本当に烏丸だったのでは?と考えるのは面白いけれど、灰原はミステリートレインで「一人や二人じゃない」と、複数の組織臭を感知できていた。しかし、杯戸シティホテルでは「ピスコ以外にもう一人」と断定していたので、あのじいさんをボスとすると、また設定が緩くなる(笑)

もしかしたら、今シリーズを読んで、年賀状なりで「烏丸はもう他のエピソードでも出ていますか」と言った質問をしようとした人がいるのなら、そこで三回まわってワン!と鳴いてください。実は、既にその質問を過去に三回ほど言葉を変えてしています(笑)

烏丸ではなくて、いわゆる名前だけ出た人物の登場を暗に聞きました。しかし、もちろんスルーで全く収穫はなし。でも、スルーされたという事実は重要だったかも。烏丸がボスかどうか聞いた人は多数いたようだけれど、ジェイムズなどは否定したのに、烏丸だけ全員無視された事実がわかれば、それもヒントにできたかもしれないので。

ただ、ここ数年は病気だったり多忙だったりと基本的にスルーの傾向なので、単純に定型文で返しただけなのかなと判断がつきませんでしたが。ちなみに、今年は先生は病気療養中なので多少は空気を読みましょう(笑)でも、年賀状自体は励みになるかもしれません。

基本的に、全くボスにするつもりはなく伏線のない人物。(ただし抜け道がある)阿笠博士やジェイムズなど、灰原やコナンと対面して幼児化に気付いている(気づくチャンスがある)人物。灰原センサー正常時にパスした人物。スパイが誰か把握している人物。こうした条件に複数当てはまるほど、そのアリバイを崩すのは難しいので最初から否定されたと思っているのですが、烏丸がボスそのままで、矛盾点は後から解説しますという流れであるのなら、もはや消去法は意味をなさないので、ありえないから否定されたとも言えず。

最終編に入ったら、有力候補の~説などを根拠と否定根拠をまとめようかと思っていたのだけれど、その必要はなくなったかもしれない。ともかく、この質問を聞いた理由は、最初にボス捜しが始まったインタビューの考察でも書いたように、「名前は出ている」としたことにちゃんと意味があると思ったから。

ただ、名前だけ出ている人物。例えば大黒連太郎ならどうやって推理させる?コナンはどう捕まえる?という疑問が残るので、それなら当然偽名で登場しているよねと。大黒連太郎がそのまま出てきたらコイツだろってなるので。まぁ、それをミスリードにすることもできるけど。そして、再登場でボスの特徴や伏線を張っていく。これなら、一発屋をボスにすることができる。

これが「抜け道」で、要は姿を変えたボスを見つけ、繋げる作業。それをまとめて推理させるかと思ったら、先にボスの名前だけ出し抜けに明かされてしまったという(笑)そんなわけで、気づいた人がいるかもしれませんが、既にコミックス全巻に登場した名前、存在が示唆された人物に簡単ではあるけれどそのアルファベット、ローマ字表記を示したリストをコツコツ作成していたのですが、これは次の推理パターンで説明しますが、不要になったかも。

それから、日常事件の考察をまとめたのは既に亡くなって人物でエピソードが語られている。または有力候補で名前だけ出ているシリーズの中で特に理解するのがややこしい、「シンフォニー事件」、「集められた名探偵」、「そして人魚はいなくなった」。組織編になるけれど「ブラックインパクト」を選んだのはそれが理由。「シンフォニー事件」は単純に当時最難関とも言われていたのと、「そして人魚はいなくなった」はベルモットの伏線が重要だったからというのもあったけれど。

また年表には同じく名前だけ出ていた怪しい人物で、年数がわかっている人物ということで、阿笠定子と栗介などもチェックしていました。その他にも名前だけと言えば酒巻とか多数いるのだけれど、まぁほんとに名前だけなので紹介できる場所はなかったけれど。

ちなみに、先程スルーされたと書いたのですが、今後は答えてくれる可能性も?というのも、「ボスの名前は出ている」という発言からボス探しが盛り上がったように、「ボスはもうちゃんと出てしゃべった」などの発言があれば、今回のボス発覚で読者の熱が冷めることなく、これまで通り、次は本当のボス捜しが始まるから。それくらいの仕掛けはしているかもしれない。というより、当然登場させてから今回の爆弾を投下したほうが賢いよねっていう。まだ出てないよ(笑)とか言われるかもしれないけど。

今後の展開として、コナンは40年前に100歳を超えていたとされる烏丸が生きているのなら、あの噂は本当だったのか、それともオレと同じように薬で幼児化しているのか?あの薬は一体いつからあったんだ?と考えるはず。コナンは組織の薬で幼児化しているので、それで寿命まで伸びるのであれば、世良の母が薬で小さくなった浅香ではないかと疑ったように、当然の発想。

もし烏丸が薬を飲んだのなら、具体的に幼児化、若返り、不老どちらなのか。ベルモットが不老状態であるのなら、烏丸は同じ可能性が高い。現状確認されているAPTX4869は17年前が最も古く、幼児化までしてしまうと、コナンがボスを追い詰める時に少年が犯人になってしまうのもある。基本的に子供は犯人にしない。子供ではないが(笑)ファンタジー重視の少年漫画的にはありかもしれないが、ボスは「猫を撫でている」と言われたように、ボスらしさは欲しい。APTX4869は脳はそのままなので、姿は子供、頭脳は痴呆症!とか(笑)

またここでは詳細は省くが、ボスが幼児化までしているとすると、ボスが灰原を見つけられない理由、今後に関しては新一を見つけられない理由はかなり複雑で苦しい言い訳が必要になる。これも、強引に解釈すればできなくはないのだけれど。

若返りと不老では、あの鼻の高い男が出てきたら簡単にわかってしまうので、変装なり整形なりして容姿が変わっているとすれば、どちらも似たようなものかもしれない。どちらかというと、変装で顔ベリをしてちゃんと烏丸として出てきたほうがいい。でないと、超イケメンとか何でもありになるので(笑)ただ、組織は幼児化なり若返りなりした後に、容姿を変える技術まで開発している可能性はあるが。

もしかしたら、赤子化までしていて、高飛車な女(ベルモット)の電話で聞こえた鳴き声がボスだったりとか、これは高飛車な女の考察でも触れているけれど、発想としては出てくるかもしれない。ボスが部下とメールでやり取りするのは、声を聞かれない、録音されないなどの理由が考えられるが、そもそも赤子なので電話で話せない。でもメールは打てるみたいな。

板倉のソフトは赤子化したボスではメンバーの前に出れないので、CGを応用した幻影を見せているだけ。板倉が「人間のために断念した」のは、殺人のアリバイに使えるから。ベルモットがお気に入りなのは世話役だからとか。

まぁ、色々と面白いことは思いつくのだけれど、幼児化以上にコナンとの対面が難しい上に、赤子状態では保護者が必要。しかし、日本と海外を行ったり来たりしていることからベルモットが常に世話するのは無理と思われる。ベルモットは新出先生になりすましていた時は、新出先生として過ごしていた。それが理由で、「私の元へ帰って来ておくれ」と赤子の姿でメールしてたらシュール(笑)

それから、やはり幼児化以上に逆行している赤子化が40年前にあったとは考えにくい。そもそも、宮野厚司が加入したのが30年前と考えられること。エレーナはその前にいたとすることもできるけれど、安室に「バイバイ」したタイミングがそうではないかと。

ベルモットは単純に組織の研究そのものを否定しているというより、宮野夫婦を直接憎んでいるのではと考えられる描写もある。これは猫の鳴き声がボスではなくて別の伏線に繋がるのではとも考えられる理由でもあるけれど、ともかく、やはり宮野夫婦の研究成果はベルモットの状態に関係しているのではということ。それなら、時期が合わない。

烏丸は40年前の時点で既に死期が近かった。なんだかんだであと10年生きていたとか、無理やり過ぎて格好悪い(笑)そもそも、半世紀前から始まったプロジェクト。40年前に寿命が近い状態でありながらも、館の財宝に執着し、いきなり薬を飲んで延命というのは、やはり何かがおかしいと考えるのが自然。

館の財宝がフェイクで、実は秘伝の不老薬を探していたとか、財宝探しはフェイクで不老長寿の薬を作れる頭脳を見分けていたとか、色々な憶測が飛び交っているけれど、まず不老長寿のような薬はエレーナのような天才設定のキャラが作れる特別扱いな物だし、切れ者と言っても千間の父は考古学者で薬とは関係がない。勝手にエピソードを変えたら、それこそ何でもありになってしまう。

宮野夫婦が組織に加入したのが30年前より後で、それより前に不老まで達成していたのなら、RUMが武力系ではなく、研究者サイドの可能性も。もしかしたら、死にそうな烏丸に声をかけたのがラムとか。少年漫画でも、マッドサイエンティストが自分の開発を悪いボスに渡して協力する展開はわりとある。

RUMが17年前にAPTX4869を持っていたかもしれないこと。ベルモットがキュラソーを殺そうとした理由、瞬時に膨大な量のデータを記憶することができる頭脳が知ってしまったのは、ボスの正体など小学生でも一度聞いたら覚えられるものではなく、ベルモットが灰原を殺そうとしているように薬の研究データだとすれば、RUMがでしゃばってきたことも納得が行く。だから、コードネーム持ちに序列を付けないボスが、唯一ラムをNo.2にしているとか。

しかし、RUMの登場が少なくともベルモット編で予定されていたかというと、少なくとも今の展開を見ると怪しいところはあり、ベルモットが恨むのは宮野夫婦ではなく、RUMではないかということになってしまう。

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更新日:2018-3-9
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