若狭留美の考察(所属など)

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黒の組織のメンバー?

段野:「ちょっとじゃないだろ?」「失明寸前で義眼になる所だったんだぞ?」

ドックン ドックン ドックン

ドックン

コナン:(何か握り締めてる・・・)(何だ!?) File:987

File987で灰原は若狭先生から組織臭を感じる。

詳細は↓
考察 【File:987-989】 若狭先生の反応

状況からして他人(テントにいた黒田兵衛)ではないとする。また、故障中だった灰原センサーが今になって発動した理由も現時点で考えられるのは上記の考察通り。

灰原が「ドックン」したにもかかわらず間違いでしたという誤作動はこれまでのところないため、若狭先生が何らかの形で黒の組織に関わったのは確か。

灰原センサーについては↓
灰原センサーの法則

焦点はまず、純粋な組織のメンバーなのか、スパイや灰原のような脱退した裏切り者なのかというところ。

厳密に言えば、組織の仕事を請け負っただけの場合もある。姉の宮野明美は元々両親が組織のメンバーで、組織の監視下での生活をしていたが、組織の仕事をするまでは組織臭はなかった。組織のメンバーではなくても、例えば、組織から麻薬の密輸の仕事を請負えば、それでも組織臭は出るということになる。

純組織のメンバーではないと思える根拠

若狭先生の推理力 ─

梓:「とにかく事件の捜査は・・・」「彼らに任せましょ・・・」(組織随一の洞察力の持ち主である・・・)(バーボンと・・・) File:955

立場上組織の内情に詳しいと考えられるベルモットは、バーボンが「組織随一の洞察力の持ち主」と評している。「随一」は一番のという意味だが、史上最強、類を見ないという訳もあるため、”one of the most”ではなくて突出したニュアンス。

しかし、若狭先生はこれまでに多分野でコナン以上の推理力を示している。これが、若狭先生自身の能力だったとしても、協力者による援護だったとしても組織内にそれだけの頭脳を持った人物は現在いない。

詳細は↓
若狭留美の推理力

バーボンは日常推理においてはコナンと同等だが上ではないし、ベルモットの表現なら張り合えるレベルの人物すらいないはず。

若狭先生が純組織のメンバーでありながら、工藤優作と知り合いで助言をもらっているなどにすれば、組織のメンバーでありながらこれだけの推理力を持つことは可能だが、そもそもこの両立は難しい設定。

助言者が若狭先生の正体を知らずに意識していなくとも、純粋悪に目的を遂行させるための手助けをしてしまうことにもなる。

若狭先生の情報量 ─

これまでの行動を見ると、若狭先生は世良のように初めからコナンに目を付けて帝丹小へやって来ている。

詳細は↓
若狭留美のコナン調査

最終的な目的はともかく、今のところはコナンの頭のキレを見ているようであり、これはコナンが神童であるかもしれないと調査しているわけではなく、大人顔負けどころか名探偵並の推理力を持っている。大人が幼児化しているのではと疑っているということ。

その証拠に、京都修学旅行編では、失踪(死んだ)と言われている工藤新一が京都に現れたことがSNSに拡散されたのを見たのか、自室でAPTX4869の死亡リストをチェックしている。つまり、江戸川コナン=工藤新一と目を付けていたことになる。江戸川コナン=天才児。工藤新一=死んだと噂されていたから調べただけでは話が繋がらない。

修学旅行編以前の段階で、黒の組織は宮野志保(ミステリートレイン以降)、工藤新一はともに死んだ扱いで、ここまでに生きていると疑われるような描写やきっかけはない。

また、灰原が幼児化を視野に入れて捜索されていなかったのは、組織はまだAPTX4869の成功(完全復元)を知らなかったからと考えられ、ベルモットは幼児化していることを仲間に秘密にするために、ミステリートレインでは、灰原をわざわざ解毒剤で宮野志保の姿に戻させ殺害するように仕向けている。

APTX4869による幼児化の可能性。工藤新一の生存の可能性。劇場版「漆黒の追跡者」のように、この二つを元に江戸川コナンと工藤新一の指紋を照合すれば、すぐに正体がバレてしまう。そのため、少なくともクライマックスまでは純組織員にはここにたどり着かないようになっている。

しかし、若狭先生は最初から幼児化を視野にコナンの調査をしていたようで、現時点で黒の組織が持っている情報と異なる。

若狭先生の目的 ─

黒田:「お手柄小学校教師・・・」「若狭・・・」「留美か・・・」

脇田:「へぇ・・・」「こいつァトンチが・・・」「利いてるねぇ・・・」 File:980

「U MASCARA」(ASACA RUM)をもじった偽名を使う若狭先生。そして、その仕掛けに黒田兵衛と脇田兼則が気づく。羽田浩司の残したダイイングメッセージに気づいたのは赤井ですら現在軸であり、知っているのは一部の人間のみ。

頭の切れる若狭先生が、ふざけて偽名に気づく人がいるか遊んでいるわけではなく、黒の組織は「ASACA」という新曲をリリースする予定だった波土にベルモットとバーボンを調査に遣り必要とあらば潰そうとしたように、組織に見つかれば消される危険がある。

実際、黒田と脇田にはバレてしまったようで、当然組織の情報網ならもう気付いているはず。しかし、これは切れ者の若狭先生がやらかしたヘマではなくて、若狭先生は初登場の話で意図的に情報を流し、それを見た強盗団犯人をおびき出したように、偽名に気づく人間をおびきだすために”あえて”の可能性が高い。

初回の事件については↓
考察 【File:966-968】 ネットのニュース配信が早すぎる理由

若狭先生が黒の組織のメンバーであれば、ダイイングメッセージをもじった偽名でメディアに登場し、それに気づいた公安など調査関係者を洗い出し抹殺するという作戦と考えられなくもない。

しかし、若狭先生は「義眼」という言葉を聞いて怒りに震え、後にやってきた隻眼の黒田を偽名で釣れたと踏んで正体を探るように警戒・観察をしていることから、狙いはある義眼の人物が目当てだとわかる。

若狭先生の作戦については↓
若狭留美の狙い

若狭先生はポケットに五角形の物(将棋の駒と考えられる)と携帯し、怒りを抑える際も握っていた。(形見のようなもの)ラム編において将棋と言えばAPTX4869で殺害された羽田浩司。その羽田浩司の事件に関わって”抜かった”のが義眼のラムで、組織はダイイングメッセージを気にして証拠隠遁を図っている。

つまり、若狭先生はダイイングメッセージに過剰反応している組織を、自分がメッセージに気付いていることをアピールすることでおびき出そうとしているのであって、そうであれば、純組織の人間の行動としてはおかしいことになる。

灰原が信頼 ─

コナン:「おい見たか灰原・・・」

灰原:「何を・・・」

コナン:「黒田管理官に取り押さえられる直前の犯人の顔だよ・・・」

灰原:「ああ・・・かなりひきつってたわね・・・」「生徒の事を想う先生の気迫に押されたんじゃないの?」

コナン:「お前、気付いてねぇのかよ!?」「あの人右目が・・・」

灰原:「言っとくけど私、好きだから若狭先生・・・」「だから悪く言わないでくれる?」 File:989

コナンは若狭先生の右目が見えていないことから、ラムの特徴である、「左右どちらかの目が義眼」の可能性があること、自分の観察するために意図的に事件に巻き込んでいるのではと考えたこと、歩美ちゃんを助ける時に犯人の顔が引きつったことから、若狭先生には裏の顔があると考えたのか、若狭先生に疑いをかける。

一方で、灰原は若狭先生から組織臭を感じたにもかかわらず、若狭先生を「好きだから悪く言わないでくれる?」とわけのわからない説明をしている。これは、バーボン編で沖矢昴の正体を知っていたコナンが、沖矢から組織臭を感じて怯える灰原を「ホームズ好きに悪い人はいない」というわけのわからない理屈で説明したのと逆バージョン。つまり、灰原には若狭先生を信頼する本当の理由があるということ。

灰原が若狭先生を好きになったのは、歩美ちゃんを助けたからというのも大きな理由かもしれないが、そうした行動を油断させるための演技と疑っていたのがこれまでの灰原。

灰原:「その仕草が間抜けだったからって言いたいんでしょうけど・・・」「彼らの仲間なら、油断させるためにわざとそうした可能性もあるんじゃない?」

・・・

コナン:「だからわかったんだよ!コンタクトを無くして仮の眼鏡をかけてるオレ達が見えてない目の悪い先生だって事が!」

灰原:「でも、そういう設定の先生になりきっていたとしたら・・・」

コナン:「そんなややこしい人物に成り済ます必要はないし・・・」「迂闊にそう言っちまったんなら、そんな奴敵じゃねーよ!」「オレが恐れているのはスキを見せずに背後に忍び寄る・・・」「ベルモットのような奴らだからな・・・」 File:505

「コンタクトを無くして仮の眼鏡をかけてるオレ達が見えてない目の悪い先生」という回りくどい設定の先生になりきるとことまで考える。若狭先生は組織臭までしたのだから、なおさら。

灰原:<まさかあなた・・・>

「あの人を自分の家に閉じ込めて見張ってるつもりじゃないでしょうね?」「私という餌をぶらさげてあの人が動き出すかどうかを・・・」

コナン:「バ、バーローんな事するかよ!?」

灰原:<とにかく、何か理由をつけてあの人をあなたの家から追い出してくれない?>

「もしかしたらあの人からの情報で組織を裏切ったシェリーだという事も、組織に殺されたはずの工藤新一がまだ生きているって事もバレているかもしれないわよ!」「そう・・・私達を秘密裡に消すために着々とことを進めて、もうすでに組織の刺客がすぐそばまで来てるかも・・・」 File:680

また、灰色は組織臭がする人物に対しては怯えて萎縮してしまい、平常心を保てない。コナンに無茶させないためにあえて言わなかったとか、コナンのように自ら組織の懐に入り込むため罠を張るとかそうしたことはできないタイプ。

組織が帝丹小の1年B組に潜入したというのなら、既にコナンか灰原が目を付けられているということであり、正体がバレればこれまでかかわった探偵団や博士、小五郎や蘭まで皆殺されてしまう。それをもっとも恐れ、まず周囲の心配をして動揺するのが灰原。「私好きだから」と余裕な表情で嘘をつける性格ではない。

灰原は若狭先生を組織にかかわった人物だとわかっていながら、何らかの強い根拠を持って信用しているにもかかわらず、その当てが外れて普通に純組織のメンバーでしたでは、灰原がまぬけになってしまうだけでなく、「なぜ灰原は信用したのか」を伏せて読者に考えさせる意味もなくなってしまう。

組織臭の種類 ─

前述したように、若狭先生への疑いの進行はバーボン編における沖矢への疑いの進行と被せているところがある。

考え方が逆になってしまうが、沖矢昴(赤井)の組織臭が出たり消えたりする理由は、純組織員ではないから(脱退済み、元スパイ)と考えられ、若狭先生の組織臭のパターンが沖矢と同じであれば、脱退済みかスパイということ。

これまで若狭先生から組織臭を感じなかったのに、突然感じ取ることができたのは、若狭先生が怒りの感情を増幅させた時に、組織のオーラも大きくなったからと考えられる。ただ、もっとも強い魔性のオーラを持つベルモットから全く感じ取ることができなかったのだから、もう少し複雑な事情が絡み合っている可能性がある。

そうであれば、以前よりも感度を取り戻しつつあるからという単純な理由だけではなく、若狭先生の組織臭が出たり消えたりしていたため、今回のように上手く感知できなかったという理由も十分影響しそうである。

浅香の候補 ─

若狭先生は今のところ、浅香の有力候補。

浅香については↓
浅香(ASACA)

もし若狭先生=浅香であるのなら、17年前に重要参考人として手配されている時点でヘマをしたと粛清されるはずで、それが組織のやり方。現在も組織員として普通に活動するのは難しい。

ラムが羽田浩司の事件で”抜かった”にもかかわらず懲罰を受けていないのは、ナンバー2であることなど、組織の実態に迫る重要な秘密が隠されている可能性がある。もしかしたら、ボスに知られる前にと焦っているのかもしれないけれど。

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更新日:2017-11-20
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