若狭留美の推理力

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時を超えた暗号

コナン:「多分、この暗号は・・・」「倉庫の入り口の取っ手に巻き付けて読む暗号だろうから・・・」「このくらいの太さのペンに巻き付ければ・・・」「読めるはず・・・」(ん?)

元太:「何て書いてあんだよ!?」

灰原:「左から2番目の字は江戸川君の「江」の字だけど・・・」

光彦:「後の字は見た事ありませんよね?」

コナン:「あれ?おっかしいなぁ・・・」「棒の太さが違うのか?」

若狭:(・・・・・・・・) File:966

コナン:「ダメだ・・・」「暗号の帯を巻くペンの太さを変えても・・・」「全然読めねぇ・・・」「何なんだこの暗号・・・」 File:967

簡単だと高を括っていたが、いざ暗号を解読しようとしても上手く行かずに戸惑うコナンと、その様子を意味深に見つめる若狭先生。

コナン:「まあ、この暗号を解くには別の何かがいりそうだけど・・・」

若狭:「・・・・・・」

小林:「あ、若狭先生!」「すみませんけどこの定規・・・」「準備室にしまっておいてくれますか?」

若狭:「あ、はい・・・」

ビリッ

若狭:「あ・・・」「あ──っ!!」「時間割が~~~!!」

小林:「書き直せば大丈夫ですから!」

コナン:(じ・・・)(時間割!?)「そういえば歩美ちゃん!」「あの白骨遺体があった倉庫で時間割表拾ったよな?」

歩美:「うん!まだ持ってるよ!」「ホラ!」

コナン:「!!」(そうか・・・)(そういう事か!!) File:967

「この暗号を解くには別の何かがいりそう」というところまではわかったコナンだが、そのまま諦めそうな雰囲気。

そこで、小林先生から定規を準備室へしまうよう頼まれ受け取った若狭先生が、その定規をひっかけて時間割を破いてしまう。

すると、それを見たコナンは体育倉庫で歩美ちゃんが拾った時間割がキーになることに気づく。コナンがまだ知らない情報を必要としていたのなら解けないのも無理はないが、暗号解読に必要な材料は既に手元にあったので、これは手助けがあったから気づけたと言える。

元太:「── って何なんだよ?」 光彦:「何かの呪文でしょうか?」

コナン:「うーん・・・」「「あいうえお」のルビを横じゃなく縦に振って読んだとしても・・・」「ゆてしりそ、うつあをこ。もう”にむあ!」か・・・」

灰原:「「あいうえお」じゃなくてアルファベットなんじゃない?」

コナン:「アルファベットは26文字・・・49マスが余りまくっちまうよ・・・」「気になるのは表の所々に入ってる×印だけど・・・」「どういう意味なんだ?」 File:967

しかし、時間割に当てはめてみるもまだ何か足りないようで、やはり暗号が解けずに悩むコナン。

歩美:「悔しいね・・・」「暗号解けなくて・・・」

コナン:「ああ・・・」

灰原:「まあいいんじゃない?」「10年前に事故で死んだ泥棒が握ってた暗号なんて・・・」「解いたってしょうがないだろうし・・・」 File:967

conan_unsolved_f967

「悔しいね 暗号解けなくて」「ああ」と、コナンがあきらめかける珍しい光景。灰原も「解いたってしょうがないだろうし」と、打ち切りにしたい様子。

若狭:「明日の理科の授業で石灰を使いたいから取って来てって頼まれちゃって・・・」「倉庫のガイコツの横にライン引きが3つ並んでるのが見えたから・・・」「多分、あの中に石灰が入ってると思うんだけど・・・」

灰原:「だから?」

若狭:「だ、だからその・・・」「よかったら・・・」

コナン:「はいはい!怖いからついて来て欲しいのね?」

若狭:「ごめんね・・・またまた付き合わせちゃって・・・」

歩美:「若狭先生怖がりさんだね!」

光彦:「まあ、さっきまでガイコツがありましたし・・・」 File:967

あきらめて下校しようとするコナン達に、再び若狭先生が声をかけ呼び止める。明日の理科の授業で使う石灰を取りに、ガイコツのあった倉庫へ付いてきて欲しいと頼まれ、付き添うことに。

コナン:「おい光彦!」「さっき言ってたネットのニュース配信されたの何時頃だ?」

光彦:「に、2時間前です・・・」

コナン:「ネットで暗号を見てここに探しに来るには十分な時間だな・・・」

灰原:「ちょっとそれって・・・」

コナン:「ああ・・・あの暗号は10年前に死んだ奴が書いたかもしれねぇけど・・・」「暗号の役目はまだ生きてたって事さ!」

光彦:「じゃあやっぱりあの暗号を解かないと・・・」 File:967

すると、さっきは片付いていた体育倉庫が荒らされ、誰かが入った形跡。コナンはネットのニュースが配信された時間から、暗号を見てやって来るには十分な時間、暗号ははまだ生きていると考える。

一度あきらめ帰ろうとしたところを、再び暗号解読に挑戦することになったのは、若狭先生がこの古倉庫へコナンたちを連れてきたきとがきっかけ。

コナン:「まあ、この地下室にいる所を見つかったら逃げるに逃げられねぇから・・・」「生徒や先生達が帰って暗くなってから・・・」「もう一度何かを探しに来る予定だったかも・・・」

灰原:「で?その何かって何よ?」

コナン:「それはあの暗号を解かねぇと・・・」(くそっ!あの3つの×印の意味がわかれば・・・)(解けそうなんだけど・・・)(普通に考えると「わいうえを」の重複してる「いうえ」の3文字が×印だと思うけど・・・)(それなら一番下の段の3つ目から5つ目に×印が入るはず・・・)(何なんだ?あの×印・・・) File:967

真相にたどり着くには、結局暗号を解くしかない。そして、もう一度頭の中で考え込むコナンだが、「あの3つの×印の意味がわかれば」と、あと一歩のところで思考停止。

若狭:「あ~~~今日はもう最悪・・・」「早く家に帰ってお酒飲んでぐっすり眠りたいわ・・・」

歩美:「若狭先生、お酒飲むの?」「ええ、飲むわよ!」「好きなのはウイスキー!」「それを一杯飲めば・・・」「エビス顔で寝られるのよ!」

コナン:(ウイスキーエビス・・・)(そうか!この暗号ってあいうえお順じゃなくて・・・)(だとしたらあの暗号の3つの文章は・・・)(!!)(そうか!そうだったんだ・・・)(やっぱりあの暗号・・・)(10年前のあの事件に関係してたんだな!) File:967

そこで、若狭先生がコナンを見ながら、「早く家に帰ってお酒飲んでぐっすり眠りたいわ」と一言。

そして、歩美ちゃんが「お酒飲むの?」と聞くと、「好きなのはウイスキー!」「それを一杯飲めばエビス顔で寝られるのよ!」と答える。

それを聞いたコナンは、ようやく暗号を解く最後のキーに気づくことができた。

光彦:「じゃあもしかして解けたんですか?あの暗号・・・」

コナン:「ああ!先生の言葉でな!」

若狭:「わ、私の言葉?」 File:968

コナンは先生の言葉で暗号が解けたと言う。ポイントになるのは3つ。

最初に、簡単に解けると思っていた暗号だったが、上手く行かない。それを意味深に見つめていた若狭先生が、時間割を破いたことで最初のキーに気づく。時間割は既に手元にあったものなので、コナンはこの時点で気づいていなければならない。

しかし、時間割だけでは暗号は解けず、結局あきらめて下校しようとする。そこへ、若狭先生が呼び止め古倉庫へ向かうと、お昼にはなかった誰かが荒らした跡。暗号はまだ生きていることがわかり、もう一度解読に挑戦することになる。若狭先生が声をかけなければ、そのまま迷宮入りしていたことが二つ目。

最後に、それでもまだ解けないコナンであったが、若狭先生がお酒を飲んで寝たい。好きなのはウイスキーで、それを飲めばエビス顔で眠れるとわざとらしく言ったことがヒントになり、コナンは完全に暗号を解くことができた。

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更新日:2017-11-14
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