羽田浩司の事件の考察(事件以外)

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世良と領域外の妹の反応

小五郎:「まあ、17年前の事件の関係者なんじゃねぇか?」「堀田凱人はその事件で殺された羽田浩司の霊を呼び出すとか言ってたらしいし・・・」

世良:「は・・・」「羽田・・・」

領域外:<浩司!!>

世良:「それで!?その探偵から事件の事何か聞いたのか?」

小五郎:「い、いや・・・会う前だったし・・・」

コナン:「何?その羽田って人のコト知ってるの?」

世良:「あ、ああ・・・将棋指しだったんだよな?」 File:952

領域外の妹:「で?」「堀田が入手した情報は何かわかったか?」

世良:「連行される前に古栗って人が言ってたよ・・・」「姿を消したボディーガードの浅香があの手鏡を持ってる所を見た人がいて・・・」「浅香は女だって事を堀田がつかんだみたいだって・・・羽田浩司の霊を呼び出して「女だ~~~っ女に殺されるー」って叫ぶつもりだったってね!」

領域外の妹:「そんな事か・・・くだらん・・・」 File:953

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世良と領域外の妹は、堀田が「羽田浩司の霊を呼び出すつもりだった」ことを小五郎から聞くと、非常に驚いた様子で、「その探偵から事件の事を何か聞いたのか」と、小五郎を問い詰める。

この様子からすれば、世良達はコナンと同じように、羽田浩司の事件(浅香)を追い些細な情報でも喉から手が出るほど欲しかった。

あるいは、逆に自分達がある程度事情を知っていて、ホテルは工事で騒音がしていたことからも、声が大きくなってしまったなどの理由で、偶然隣の部屋に泊まっていた堀田に重要な情報を聞かれてしまったことを恐れたか。

事件解決後、堀田の手に入れた情報が「姿を消したボディーガードの浅香があの手鏡を持ってる所を見た人がいて浅香は女だって事を堀田がつかんだ」ことだと知ると、世良はその旨を領域外の妹に説明、領域外の妹も「そんな事かくだらん」と興味を示さなかった。

世良達は羽田浩司の事件について、何か新しい情報があるかもしれないと期待したが、既に自分達の知っている情報だった(浅香が女であるか、浅香の性別が男だと確定しているか)ために収穫がなかったと考えたのか、堀田に知られた情報は致命的なものはなかったので安心したのかどちらか。

世良が領域外の妹に報告する際の口調や表情は小馬鹿にしたような感じであったので、どちらかというと、まずい情報を知られた可能性があったが、心配するような内容でなかったというニュアンス。期待した内容でなかった場合は、がっかりするのではないかと。ホテルを転々して移ってきたばかりの世良たちの隣の部屋に偶然羽田浩司の事件の情報を入手した堀田が泊まっていたのも意味深。

いずれにしても、浅香の性別はまだ世間には知られておらず、世良と領域外の妹は何らかのルートでコナンよりも多くの情報を持っているようである。

浅香の行方を追うのであれば、女か男かという情報は非常に重要で、だからこそコナンも「それ以上の情報が全くつかめねぇ」「苗字だとしたら性別もわからねぇじゃねーか」と気にかけていた。

ボディーガードという職業から屈強な男という先入観を持ってしまいがちなので、もし浅香が女であったのなら、浅香という男をいくら捜しても見つからない。いくら自分達が知っていたことだったとしても、「くだらない内容」とは言い難い。

そもそも、堀田がテレビで説明するつもりであった「浅香があの手鏡を持ってる所を見た人がいて」という情報自体どこまでが真実なのかわからないのだけれど、完全なつくり話ではギャグでしかないので、何らかの情報があったのは確かなのかもしれない。

堀田は「親しい人しか知らないような事ズバズバ言い当てちゃう」霊能者として知られていたが、それは事前に工作していたため。浅香の性別を知っている人はいないから嘘をついてもバレることはないとでっちあげるタイプではなく、裏を取って自分が霊視したようにみせかけるインチキが手法。

ただ、堀田が目撃者から直接話を聞いたのなら、いつどこで何をしていたのか、どんな様子だったのかなどを聞くはずで、それがなく「手鏡を持っていたところを見た」という断片的な情報だけだったのは、堀田も世間より一歩リードしている、とある人物達がその話をしているところを盗み聞きしただけで、ある程度はストーリーを盛っている可能性はあるかもしれない。

浅香を追うのであれば、いつどこで見たのかと言う浅香の目撃証言も有益な情報。浅香が現在生きているのかもわからないのだし、アメリカ人のアマンダが連れていたボディーガードが捜査の目を潜り抜けて日本に来ているとも限らない。目撃された場所がわかれば、浅香が今どんな容姿でその辺りに潜伏しているのかの見当がつく。17年前の目撃情報とかでなければ…

関係者や家族にも雇われた経緯を知られずにボディーガードとなった浅香が、手配されているにもかかわらず目撃されてしまう。というか、男か女かも知られていないのに、その目撃者は浅香を特定できた。ということからも、その目撃者Xはかなり重要人物であるし、まずその人から証言を聞くことでも話は大きく進展する。

だが、世良と領域外の妹はそんなことは考えていないという不思議。ここまでの状況を見ると、世良たちが羽田浩司の事件を解明するため、浅香の行方を追うために情報を集めているとは思えないようなところはある。まぁ、コナンもなぜか目撃者の件は突っ込んでないのだけれど(笑)

沖矢(赤井)の考え

沖矢:「そういえば世良真純さん・・・でしたっけ?」「彼女は来なかったんですね・・・」

園子:「ああ・・・世良ちゃんも誘ったんだけど・・・」

蘭:「何かまたホテルを引っ越すからバタバタしてるらしくて・・・」「でもホテル暮らしなんて憧れちゃうよ♡」

園子:「そーお?」

コナン:(ま、豪邸に住んでるお嬢様は、毎日がホテル暮らしみてえなもんだし・・・)

沖矢:「その世良さんの周りに変わった人とか見かけませんでしたか?」

蘭:「変わった人?」

沖矢:「そう、例えば・・・絶えず周囲を警戒し危険な相手なら瞬時に制圧する能力に長けた・・・」「「浅香」という名の・・・まぁ、そうは名乗っていないでしょうけど・・・」

コナン:(・・・・・・) File:954

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沖矢は世良の周囲に浅香がいるのではと聞いているのだけれど、これは世良と一緒にいる人物=領域外の妹=浅香と読者に思わせている。

でも、沖矢の場合は領域外の妹を一度も見ていないので、コナンのように領域外の妹=浅香と疑ったわけではないのではと。思わせている=実際はそうじゃないとなれば、ただ怪しく見せる演出でしかない。

17年前の事件を追っているが浅香の情報はつかめない。それが、堀田の事件を経て波土の事件の時には、その浅香が世良の周辺にいるのではないかと考えた。この変化がどこにあったのか。間には堀田の事件しかない。

コナンと沖矢は情報共有はあまりしていないのだけれど、堀田が羽田浩司の事件の情報を手に入れたにも関わらず、沖矢が全く動かないというのも不自然。なので、沖矢は盗聴をして事件の情報を手に入れているか、独自の調査をしていたのかも。

世良が浅香=女だということを聞いて驚かなかった(知っていた)ところからすれば、世良は何らかの方法で世間が知りえない情報を掴んだ。そこから、もしかしたら浅香を見つけたのでは?と推測した可能性も。

あるいは、領域外の妹(メアリー)と浅香は元々知り合いだったために、「女」(男)であることを知っていた。そのため、沖矢も浅香の正体には見当がついていて、母が探していた浅香を先に見つけているかもしれないと考えたとか。

ただ、これだと沖矢が浅香の正体を知りながら「ASACA RUM」と推理した点をどう説明するか。また、コナンに内緒で色々知っているというのも(笑)

さざ波シリーズ ─

10年前の出来事を語ったさざ波シリーズで、赤井と母メアリーが久々の再会。同シリーズで領域外の妹=メアリー=後退化した母も読者向けには回収される。

赤井はアメリカへ留学中に父の失踪に関係する羽田浩司の事件を調べ、卒業後はFBIに入りたいなどと言ったことで母に叱れるが、これらの出来事から、赤井が17年前の重要参考人である浅香=領域外の妹(母メアリー)だと疑った可能性はないことがわかる。

若狭留美との関係

今のところ、作中に登場しない浅香の居場所をコナンたちが聞き出して捜すRPGゲームのお使いのようなことをするのではなく、作中に正体のわからない浅香が出ていて、それを読者が推理するミステリーとして進むようであり、その候補が若狭先生(若狭留美)。

詳細は↓
若狭留美(若狭先生)

つまるところ、若狭先生とメアリー、務武、秀一など赤井一家との接点があるのかというところで、上記の世良とメアリーの反応の解釈はだいぶ絞られてくる。

隻眼のマッチアップ ─

灰原が若狭先生から組織臭を感じる。これまでの行動から若狭先生は純組織員では”ない”と考えられる行動が多数あり、純組織員でないのなら、スパイか組織の仕事を請け負っただけということになる。

スパイであった場合、領域外の妹(メアリー)にMI6の伏線があるため、仲間という可能性も。それなら、メアリーは浅香と面識があったために女性であることを知っていた。居場所など、組織に知られてはいけない情報が漏れたかもしれないと危惧したが、既に組織に知られている性別だけだったので安心した。

赤井も浅香と母の関係までは把握しており、事件以降行方をくらましていた浅香が、合流していないか聞いただけとか。ダイイングメッセージの解釈はともかく、浅香の名前も「ASACA」で正しい綴りだったり。

修学旅行(京都)編 ─

若狭先生がパソコンでAPTX4869のリストを見ている。しかし、若狭先生には現役の組織員としての行動としてはおかしなところが多々ある。最初からコナン目当てで帝丹小の1年B組に入り込んだり(組織はまだコナンに目を付けていない)、「ASACA RUM」をもじった偽名で気づいた人物を誘い出したり。(黒田への反応から対象はラム)

リストには新一の名前があり「死亡」に書き変わっていることからも、ここ数か月以内の情報。その間に抜け出した可能性もあるけれど、今のところそのタイミングで何かあったと考えられるようなヒントはない。単純に、新一の名前を入れることで、最新の情報であることを表現したのではないかと。

もしそうであるのなら、若狭先生の見ているリストはハッキングをしているか、誰かから提供されたもの。前者の場合、赤井並のハッキング能力=素人ではないということで、どこかの諜報機関所属が疑われる。

公安の安室はコナン=新一を疑っていなかったので、原作で登場が示唆されている残りの情報機関はMI6か、そこと連携の取れるイギリスの何らかの部隊。それならメアリーとの接点があった可能性がある。

後者の場合でも、第三者と協力しているのであれば、候補は今のところ務武かメアリー。公安は前述したように持っている情報が違う。どちらにしろ、面識がある可能性はより高まった。

ただ、同シリーズでメアリーは「ならば是が非でもその薬の開発者を捜し出し・・・薬をせしめろ・・・」「体を元に戻したら逃げ回るのはもう止めだ・・・」「反撃に転じる・・・」と言っている。

これでもう、メアリーがコナン=新一であることを知っていることを疑う必要はないが、若狭先生はわざわざ帝丹小に潜入しコナンを調査、新一がAPTX4869を飲まされたことをリストで確認していることなどから、メアリー、若狭先生の二人も持っている情報もちょっと違う。

また、ラムを誘い出そうとしている若狭先生と体を元に戻したら反撃に出ようとしているメアリーの行動がバラバラで連携が取れていないようにも思える。

羽田浩司の事件以来逃走を続けている浅香と、薬で幼児化して組織から逃げているメアリーがそれぞれ孤立している可能性は高いので特に不思議なことではないけれど、現在はまだ協力しあってはいないのかもしれない。

どちらかというと、協力者がいるのなら務武のほうで、17年前に羽田浩司の事件を捜査していた務武が浅香の居場所を捜し出し合流。務武は現在死亡していることになっているため裏方に回り、若狭先生が動いている確度の方が高そうか。

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更新日:2018-3-17

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