サンデー File:987-989

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File:989(ブザーピーター)

黒田:「だが、そのロウソクで自動発火装置が作れたとしたら・・・」「どうかね?」

黒田:「つまりVの字にコゲたあの雑誌は・・・」「ロウソクの片方の火を遮断する為に立てかけたノートPCの上に被せられていたから・・・」「最初に火がついた時内側だけ火にさらされて・・・」「あんな奇妙なコゲ跡が残ったという事か・・・」

コナンと黒田が同時にトリックに気付いたり、黒田が結構キレキレなのだけれど、「あんな奇妙なコゲ跡が残ったという事か」という台詞からすると、この部分はコナンの推理を聞いて理解したということなのかな。

ロウソクを使った自動発火装置については推理できている。それ以外のところはコナンと黒田が交互に推理をしているので、黒田がどこまで推理できていたかの判断は難しい。

でも、ヤジロベーのトリックって、自動発火装置というより、スクワットのほうが重要だと思うのだけれど(笑)単純な自動発火なら他にも方法はありそうだし、ヤジロベーのトリックに気付いたというのは、スクワットのトリックにも気付いていそうなのだけれど… まぁ黒田とコナンを同じ推理力にしてもってのはあるが。

段野:「でも何で?」「お前、漆原に恨みなんかねーだろ?」

芦沢:「恨みはねぇけど弱み握られてたんだよ・・・」

段野:「何ィ!?」

芦沢:「まさか選手生命を絶つ程の大ケガになるとは思ってなかったけどよ・・・」「お陰でいつも脅されてたよ・・・」「今日、テントに行った時も・・・酔って呂律が回らない声で・・・」

漆原:(あの事をバラされたくなかったらプロになってしっかり稼ぐんだな・・・)(俺の為によォ!!)

芦沢:「その後返事をしなくなったからテントを切って入りあの殺人トリックを仕掛けたのさ・・・」「上手い具合に仕掛けの材料は奴のテントの中にそろってたからな・・・」

今回の犯人の動機とトリック。若狭先生が事件を察知してこのキャンプに来たのか(キャンプに来てから察知できたのか)、若狭先生は事件のトリックに閃いたのではなくて、最初から知っていた(後押しした)という可能性があるのか。

動機も口封じで、犯人と被害者の二人しか知りえない情報だし、犯人の芦沢も二元ミステリーの狼男のように、他人がかかわったような証言もしていない。

「上手い具合に仕掛けの材料は奴のテントの中にそろってた」というのはわざとらしいけれど、若狭先生が被害者のテントに材料を揃えるのは無理がある。そもそも、犯人がやろうとしている計画も知らないし、材料だけ置いておけば勝手に思いつくだろうとしても、モブにそれほどの期待をしても不確かすぎる。

コナンはレシートの件のように、若狭先生が自分にヒントを与えたことに今後気付く可能性があり、もしかしたら事件を察知=最初からトリックを知っていたと考えるかもしれないけれど、今回そこまでするのは難しい。

若狭:「私の児童から手を離しなさい・・・」

芦沢:「来るなって言ってんだろ!?」

若狭:「どうしても離さないと言うのなら・・・」「刺せよ・・・」「ホラ刺してみろよ・・・」「なんなら私が・・・」「手伝ってやろうか?」

沖矢の一角岩と同じパターン。

ガッ パシッ ズダン

若狭:「きゃっ」「吉田さん?」「しっかしりして吉田さん!?」

歩美:「せ・・・」「先生・・・」

若狭:「吉田さん!」

歩美:「うわぁぁん」「怖かったよ~~~!!」

黒田:「助かりましたよ若狭先生・・・被害者の気を逸らしてくれて・・・」

弓長:「あのまま目の前でみすみす子供が刺されたとなりゃ俺も管理官もクビどころじゃ済みませんからねぇ・・・」

若狭:「いえいえ・・・」

黒田:「どんな言葉で気を逸らしたかは・・・」「聞き取れませんでしたがね・・・」

若狭:「あら・・・」「そうですか・・・」

この時の若狭先生、見えていないはずの右目から大粒の涙。実は、義眼でも涙は出るらしい。でも、実際に義眼の人の話で出ないと言う意見もあったりで、きちんと医学的根拠から書かれた情報がないので判断が難しい。

まず、義眼と言ってもそれぞれ状態が違うようで、義眼になった時点で涙も出なくなっている可能性があるのと、理論的には出るらしいのだけれど、あくまで理論的にというところ。

例えば義眼は揮発性が高く常にドライアイ気味だったり、義眼と普通の眼球は違う。義眼の場合、涙が後ろに溜まっていて、横になった時なら流れるなどとも書かれているので、そもそも普通に流せるのかという疑問。

重要なのは、理論的に涙が出るのかではなくて、今回のように悲しかったり感動したりした時に、通常の眼球を同じように大粒の涙を流せるのか。

たぶん、作者は例の医者の兄弟に聞いていると思う(笑)出る出ないというところでは結構きわどい感じはするけれど、この涙は普通に読んでたら気付いていない人も結構いるのではと。

若狭先生がラムであれば、涙が出ているから義眼じゃないと思わせて、実はちゃんと義眼でしたとミスリードする意味はあるけれど、ラムでないのに、義眼じゃないと思わせて本当に義眼でしたとする意味はあまりないような。だから何?と。だから、涙に気付いた人が義眼じゃないと気付ける伏線なのかなと。

まぁ正直義眼だろうと失明だろうと、どっちでもいいというか。義眼じゃなければラム候補から外せるのだけれど、義眼だったらまた別の箇所を見て行けばいいし。

どちらかというと、若狭先生が義眼なら、ラムも通常モードでは左右の眼球の描き分けをしていない可能性が高いので、感情が入っても同じ片方の目だけが毎回変わらないとか、今回の若狭先生のように、視界が狭くなるために起きた不自然な行動とかで判断させることになる。

それから、涙を流したことのほうが重要かと。泣いているところをコナンに見せれば、本当に心配しているように見せかけることができるという嘘泣きという可能性も無きにしも非ずだけれど、まず若狭先生はコナンのほうを見てないし、咄嗟に大粒の涙を流すのは、ベルモットもびっくりの結構な演技力(笑)

これは、モノローグと同じで若狭先生の本心を見せたのではと。脅しは助けようとしただけで、本性じゃありませんよと。キール編では、キールが心の中でコナンにお礼を言ったのが彼女の本心を測るかなり重要なポイントになっていて、ブラックインパクト以降はひたすら悪そうに描かれるのだけれど、全く同じパターンにはしないので、今回はもう少しひねった感じ。

コナン:「おい見たか灰原・・・」

灰原:「何を・・・」

コナン:「黒田管理官に取り押さえられる直前の犯人の顔だよ・・・」

灰原:「ああ・・・かなりひきつってたわね・・・」「生徒の事を想う先生の気迫に押されたんじゃないの?」

コナン:「お前、気付いてねぇのかよ!?」「あの人右目が・・・」

灰原:「言っとくけど私、好きだから若狭先生・・・」「だから悪く言わないでくれる?」

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更新日:2017-3-6
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