沖矢昴の推理力

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緋色シリーズ以降

握られたハサミ

沖矢:(なるほど・・・)

コナン:(そういう事か・・・)

沖矢:(甘い・・・)

コナン:(匂い・・・)

沖矢 コナン:(蜂蜜!?)

沖矢:「いや、犯人は・・・」

コナン:「その仙波さんだよ・・・」

博士:「えぇ!?」

沖矢:「殺害方法まではわかっていますが・・・」

コナン:「凶器がまだ・・・」 File:948

シンプルなおなじみ同時推理のオンパレード。二人とも犯人の見当がついているが、凶器が見つからない。

コナン 沖矢:「カ・・・」「カラーボールが!?」

コナン:(コップの破片を踏んだスリッパに傷口に付着した蜂蜜・・・)(屋根に当たったカラーボール・・・)

沖矢:(ビニール袋に入った人形とカタログ・・・)(トイレの小さな窓・・・)

コナン:(ま、まさか・・・)

沖矢:(凶器をあの中に・・・)

コナン:(中だったら・・・)(割り切れる?)

沖矢:「おいボウヤ・・・」「来てみろ!」

コナン:「!」

沖矢:「どうやら・・・」「お目当ての凶器を・・・」「見つけたようだ・・・」 File:949

そして、どのようにして凶器を使ったのか、そのトリックについても同時。凶器を見つけたのは沖矢だが、ダイイングメッセージのヒントにピンと来たのはコナン。これは分担しているが、後の会話から沖矢も気づいていることがわかる。

目暮:「・・・となると被害者が握っていたあのハサミは・・・?」

沖矢:「あぁあれは樋山さんのダイイングメッセージですよ・・・」

・・・

目暮:「し、しかし逃げ込んだ脱衣所の扉が今にも犯人に破られそうなのに・・・」「あの小さいコップの文字をハサミで器用に割れるとは思えんが・・・」

博士:「そ、そうか!」「ケモメカニカル効果じゃ!!」「ガラスをハサミで切ろうとすると粉々に砕けてしまうが・・・」「水の中だと水の分子がガラスの分子の間に割り込む事でガラスがもろくなりまるで切るように割る事が出来るんじゃ!」

沖矢は現場の床に散らばっていたコップの破片がダイイングメッセージだということは推理できている。もちろん、どのようにして残したのかについても。これがわからないと、メッセージを残したと結び付けることはできないから。「ケモメカニカル効果」は博士でもわかるくらい。

コナン:(犯人も・・・)(瞬時に・・・)

沖矢:(判断する事は・・・)(不可能・・・)

コナン:(あった!羽田浩司の事件の資料・・・)(まだ削除されてねぇな・・・)(確か手鏡に残った文字は・・・)(PTON・・・)

沖矢:(元々、手鏡に書かれていた文字は・・・)(PUT ON MASCARA・・・)(その中からPTONを除けば・・・)(残った文字はU・M・A・S・C・A・R・A・・・)

コナン:(やけにAが多いな・・・)(日本人の名前か?)

沖矢:(「CAが」「KA」と同じく「か」と読むのなら・・・)(思い付くのはASACA・・・容疑者の「浅香」か・・・)

コナン:(UMASCARAから「ASACA」を分けると残るはU・M・R・・・)(並び変えると・・・)

RUM

沖矢 コナン:(RUM!!)  File:950

羽田浩司の事件のダイイングメッセージも同時推理。

裏切りの真実

コナン:「ねぇねぇ鑑識さん!

鑑識:「ん?」

コナン:「・・・とか落ちてなかった?」「梓ねえちゃん片方だけ落としちゃったみたいなんだけど・・・」

沖矢 :(片方だけ・・・)

安室:(落とした?)

沖矢 安室:「!!」 File:956

鑑識:「いや・・・そんな物はステージの周りには落ちてなかったよ・・・」

コナン:「じゃあなくなった物は?」「たとえば針金とか・・・」「軍手とか・・・」

鑑識:「あ、ああ・・スタッフがステージのソデに置いてた工具箱の中から・・・」「その二つがなくなってるらしいよ・・・」

コナン:「じゃあさ・・・工具箱の横に立ててあったパイプイスもスタッフさんがそこに置いたの?」「おや、休憩用のパイプイスだからもっと奥にあったらしいんだけど・・・」

沖矢 安室:「・・・・・・・・」

運送屋A:「おい!この機材このまま持ち帰るみたいだぞ?」「何かライブは中止になったって・・・」

運送屋B:「何だよ・・・せっかくほどいたのに・・・結び直しかよ?」

安室:「あの──・・・そのパイプイスも調べたんですよね?」

鑑識:「いや、指紋とかはまだ・・・」「でも、妙な場所に置いてあったので一応持ち帰って調べようと・・・」「別の鑑識官がマイクスタンドと一緒に・・・」

沖矢:「すみません・・・」「ちょっと座面の裏を・・・」

鑑識:「え?」

沖矢:(やはり・・・)

安室:(そういう事か・・・) File:956

この話ではコナンが先に真相にたどり着き、沖矢と安室を誘導することによって事件の推理をさせているが、純粋な思考力の差が出たわけではない。

沖矢と安室はスコッチの回想でほとんど事件に集中していないのことがその理由の一つ。工藤優作の未解決事件の時に、コナンが沖矢のヒントを元に推理したのと逆バージョン。

園子:「そーいえば波土さんって最近イメージ変わったよね?」

蘭:「うん・・・何か前よりソフトになった感じ・・・」

コナン:(・・・・・・)「変わったってどの辺が?」

蘭:「うーんなんとなく印象が・・・」

園子:「顔かなぁ?」

鑑識:「しょ、」「証拠品が・・・」

蘭:「拾うの手伝います・・・」

鑑識:「す、すみません・・・」

コナン:「ん?」(車の免許証・・・)(波土さんのか・・・)(確かに・・・近寄り難いオーラ出てるな・・・) File:956

また、もう一つの理由として、コナンだけが偶然事件解決のヒントを得たことが大きい。波土のイメージが変わったという話は、一応沖矢と安室もそばにいるので聞こえている可能性はあるが、会話には参加していない。

そして、鑑識が梶谷にぶつかり落とした免許証、それから蘭のそばに置かれたロープを見つめ、これが決定打となる。

この後に沖矢、安室も記者が撮った写真を確認しているが、コナンは波土のイメージが変わったこと。免許証の写真。今朝撮られた波土の写真を比較して、波土がサークルレンズで目を大きくしていたこと、それを落としたことを結びつける。コンタクトレンズが落ちている場所から犯人と波土の自殺を推理することになるので、沖矢と安室はピースが足りない。

コナン:「運送業者の人ってロープを・・・」「こうやって肩にクルクル巻いて・・・」「束ねるけど・・・」「これの内側って大体束ねた人の足の大きさぐらいなんだ!」「ヒジから手首までの長さがその人の足の大きさだから!」「現場にあったロープも蘭姉ちゃんの足の大きさぐらいで束ねられてたからさ・・・」「だから小柄なマネージャーさんが束ねたロープなんじゃないかなーって思ったんだ!」 File:957

ロープを見つめていた件も、波土を吊り上げたのがマネージャーであると推理できる大きな根拠となっている。

この話はコナン、沖矢、安室の同時推理でも良かったはずだが、沖矢と安室を事件から少し遠ざけ、同時推理させる演出にしたのと、コナンを少し立てた感じ。

絡繰箱の中身

この話も、沖矢の事件関与率が低いため推理ショーもコナン一人で行うことになる。

灰原:「何?あなたも行きたいの?」

沖矢:「いえいえ・・・」「これを置いて退散します・・・」「怪盗の類には関心がないので・・・」「もっとも・・・物ではなく命を奪う輩には・・・」「多少興味はありますが・・・」

沖矢はそもそも、「怪盗の類には関心がない」という。

灰原:「あら・・・興味ないんじゃなかったの?」

沖矢:「どうにも気になってしまって・・・」 File:963

しかし、結局やって来ることになる。

沖矢:「・・・となるとキッドより先に箱を開けるには・・・」「むやみに箱をいじるより箱の開け方が書かれた紙が挟まっているという本を探した方が早そうですね・・・」

沖矢も箱の開け方が書かれた紙を本気で探してくれるのかと思いきや…

コナン:「それで?紙は見つかったの?」

沖矢:「いやまだ・・・」「見た事のないミステリーが揃っていてつい読み込んでしまって・・・」 File:964

コナン:(赤井さんは本よりも周りを気にしてるし・・・) File:964

沖矢は「見た事のないミステリーが揃っていてつい読み込んでしまって」と言っているが、絶えず周囲を気にしているのでこれは嘘。

沖矢:「帰る前に返して頂こうか・・・」「君が撮った私の写真を・・・」「アレが出回ると困るんでね・・・」

キッド:(そういやぁ首に何か付けてたな・・・メカっぽいの・・・) File:965

元々、沖矢がやってきた理由はキッドに撮られた写真を回収するため。端からちゃんと推理する気があったのかは疑わしいところがある。

友寄:(主人はとてもシャイでしたので・・・)(主人のお母様に直々に教わったんですのよ?)(もしも中に水が入ったら・・・)(その日記がとても不思議だったんです・・・)

主人:(もしもその紙を見つけられたら・・・)(箱の中身も見つけられるはずなんだけど・・・)

コナン:「!?」

キッド:(おっとその顔・・・)(どーやらお前もわかっちまったようだな・・・)(名探偵・・・)(紙の在り処も・・・)(箱の本当の中身も・・・) File:964

コナンが真相に気づいたポイントとなるキーワードのうち、「もしも中に水が入ったら」のところは沖矢はいない。これは、中身が紙の日記であることを推理するためのヒントなので、箱の本当の中身について。

また、「その日記がとても不思議だった~」というのは、箱の中身だけでなく、マジックブックのトリックを推理するためのヒントでもあり、沖矢は同じ部屋にはいるが、はしごの上で本をめくっていて会話に参加していないため話を聞いていたのか不明。

実は、この話はコナンよりも先にキッドが謎を解いている。トリックが手品に近いので、キッドのほうが早かったのかもしれない。そう考えると、沖矢はこの手の推理ではコナンに劣る可能性はある。というか、全く推理で来ていない。ただ、緋色のエピローグではマジックに使われるようなトリックを解いていたので、必ずしもそうとも言い切れない。

さすがに、本気で考えたがさっぱりだったというのは考え難い。緋色のエピローグでジョディやキャメルを馬鹿にしていたのに、それでは他人の事を言えない。

コナンが推理ショーを行った時、沖矢は驚いているようにも見えるが(笑)本当に、怪盗の類は興味がないのかもしれない。

元々、「コナン VS キッド」がメインの話で沖矢は今回は脇役。それでも最後はちゃんとキッドの変装を見破ってトイレのドアの前にやって来ていたところからすれば、沖矢には一歩引いてもらったという漫画の都合もありそう。

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更新日:2017-2-22

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