黒田兵衛の考察

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組織の人間ではない可能性が高い

新一について

・黒田:コナンが小五郎の知恵袋であることを知っている
・組織:工藤新一はAPTX4869を投与され死亡したと認識
・警察関係者:工藤新一は生きていて、時々推理で事件解決の手助けをしてくれる(ただし内緒)

黒田を純組織の人間とすると、「江戸川コナン=工藤新一の幼児化した姿である」と推測できるだけの条件が揃っていることになる。まぁ、そうでなくとも、黒田が組織の研究内容について知っていれば十分。

安室は沖矢が赤井秀一であり、コナンとグルであることを見破りながらも、コナンが優作とどういう関係であったのかはまだわかっていないとのことであった。つまり、まだコナン=新一であると気づいていない。

小学生とは思えないキレキレの少年が工藤邸に出入りしているのに、それが新一だという発想に至らない、その理由として考えられるのは──

安室はまだ組織の研究について知らない。(人が幼児化するという非現実的なことは想像もできない。FBIの場合はベルモットが歳を取らないことに気づき、そのため灰原の正体も勘付いている。)

もしくは、新一が生きていることは警察関係者の認識であるが、組織に薬を飲まされたことを知らない(生きている新一とコナンは別人と考えている)かのどちらか。

安室は群馬の山奥で映った宮野志保を偶然ムービーでみた時は、即組織に報告するくらいきちんと仕事をしている。対面したことはないものの、灰原の姿を見かけても全く怪しいと思わないところからすれば前者のAPTXの効用についてまだ知らないのではないかと思われるが…

灰原について

コナン:「で?」「オメー本当に見覚えねぇのかよ?」「黒田管理官の事・・・」

灰原:「ええ・・・」

コナン:「・・・の割りにはオメーかなりオレにしがみついてたじゃねーか?」

灰原:「あのねぇ・・・」「あんな恐ろしい顔を間近で見せられて平気でいられるわけないでしょ?」

コナン:「あ、そう・・・」(普通に顔が怖かったのね・・・)

灰原:「まあ大丈夫なんじゃない?」「もしも本当にあの黒田って人があなたの疑うラムで・・・私の顔をあんなに近くで見たのなら・・・」「私が組織を裏切ったシェリーだと勘付いて今頃はもう博士の家に押し入っているはずだけど・・・」「さっき博士から来たメールは今日の夕飯の事ばっかだったし・・・」

コナン:「それならいいけど・・・」「まあ、用心するにこした事はねぇ・・・」 File:925

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灰原が怯えていたのは黒田の顔が怖かったから。これはまぁ定番のオチとして、組織臭については言及されていない。

本来は黒田が組織の人間であるかどうかは組織臭で見分けがつくので、臭いのない黒田は組織の人間ではないと判断できる。だが、現在灰原センサーは故障中。

その原因はもう狙われることはないという「気の緩み」であるので、このような状況でならセンサーは機能するのかもしれない。

ただ、その辺は定かではない。単純に黒田が組織の人間ではないから組織臭がしなかった可能性もあるし、現在もセンサーは不発であるため、どちらにしろ組織臭は感じ取れないだけかもしれない。

その変りと言うべきか、灰原は別の判別方法で黒田を白と考える。

「もしも本当にあの黒田って人があなたの疑うラムで私の顔をあんなに近くで見たのなら私が組織を裏切ったシェリーだと勘付いて今頃はもう博士の家に押し入っているはず」

組織の人間かどうかを判断するのに最も有効な手段である組織臭に頼らなかったということは、灰原自身はまだセンサーを当てにできないと考えているようでもある。つまり、まだ故障中と考えておくべきか。

しかし、灰原の言う通り、もし黒田がラムであれば自分の正体に気づいてとっくに博士の家に押し入っているであろうということ。黒田はコナンが眠りの小五郎の知恵袋であることにも気付いている。

組織のナンバー2であれば、APTX4869の目的、工藤新一が薬を飲まされたこと、灰原の現在や幼い頃の顔などを知っているはず。そのため、キレキレのコナン=新一、見覚えのある灰原=志保だと疑う条件が揃っている。だからこそ、灰原はもし黒田がラムであれば「私が組織を裏切ったシェリーだと勘付いて」と考えている。

黒田が組織のモブだった場合は薬の目的や灰原の顔は知らないかもしれないが、コナンが小五郎の代わりをしていることを報告すれば誰かが勘付く(小五郎はまだ疑われている)し、灰原の顔は余程下っ端でない限りは知っているという設定ではある。コルンやキャンティのような専門部隊は怪しいが…

気付いているけどあえて放置している(これだと根底からおかしいところが出てくるが、長くなるので省略。)あるいは10年眠っていたため薬や工藤新一、宮野志保関連の情報がないとか。眠ってた期間の埋め合わせをしないのもどうかと思うが… 後から灰原の考えが当てにならないとわかる何らかの新情報が出てこない限りはこの発言はそのまま受け取って良いと考えられる。

恐らく、このシーンの意味は灰原センサーが故障中であるがために、別の手段で黒田が白であることを説明している。

ある人物を組織臭以外で組織の人間かどうか判断するには、前述した灰原の考えでしかわからない。しかし、仮に黒田が組織の人間ではなかった場合、センサーが故障中で且つ、灰原の考えを”当てにならない”とすると、黒田が白であってもそれを証明できる方法がなくなってしまう。

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更新日:2017-1-17

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