脇田兼則の考察(所属など)

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正体(所属)について

今のところありえそうなのは?

1.ただのミスリード役で、気のいいミステリー好きのおっちゃん
2.組織のメンバー(ただし、スパイもあり)
3.公安(協力者含む)で安室か黒田の一派(逆スパイという可能性も?)
4.公安以外の何らかの特殊な団体に所属(FBI、CIA、MI6、インターポール… etc)
5.単独行動だが、何か目的がある

ずっと同じ場所で板前をしていたのなら行動範囲が限定されるのだけれど、流れ板ということで、一っ所に腰を据えるのが性に合わない=過去にどこで何をしていたかわからない=何か裏がある。と言っているようなもの。

まぁ、本当に小五郎のファンで弟子入りしただけという可能性というのも無きにしも非ずだけれど、この漫画は基本的に読者をミスリードするためだけに、全く意味のないキャラを出すようなことはあまりしない傾向。

黒田:「お手柄小学校教師・・・」「若狭・・・」「留美か・・・」

脇田:「へぇ・・・」「こいつァトンチが・・・」「利いてるねぇ・・・」 File:980

⇒File980で若狭先生の名前(ASACA RUMのアナグラム)に反応。やはり組織編のキャラ、それも羽田浩司の事件に関連してくるようでもある。

必ずしもどこかの組織に所属してなければならないということはないので、浅香と面識のある一匹狼。小五郎に浅香を探すのを手伝って欲しいので実力を試したい── とかの可能性もあるけれど、今のところは判断しかねる。

組織編のキャラは組織側に属するか、その組織を追う何らかの機関というのが基本。個人的な事情で組織にかかわるのはコナンのように幼児化しているなど、何か訳ありのため。

何かしらの諜報機関に属するとした場合でも、今になってFBIやCIAの仲間というのも何なので、特に根拠がなければ除外。小五郎に弟子入りする動機も見当たらず、今更。

MI6のメンバーはこれからまだ出てくる可能性もあるが、江戸っ子キャラという思いっ切り純日本人なので、これもまだ押す理由が見当たらない。

インターポール(警察庁から出向含む)も未登場なのでそのうち出てきそうだが、インターポールが寿司屋で板前やりながら小五郎に弟子入りして調査なんてことするのかというのと、特にインターポールを思わせるような伏線も今のところはない。もし「優作の友人」のインターポールの人間なら、小五郎に弟子入りする必要もない。

ということで、やはり確度が高そうなのは、安室との共通点が多く何かしら関係が想定される公安(協力者含む)か、あるいは組織側の人間。公安からスパイ、あるいはその逆の組織から公安へのスパイ。と言ったところ。

公安の場合

公安で安室の仲間。当然、警察庁とも関連。なぜ安室の仲間なのかというと、脇田のオマージュである丹下段平は、あしたのジョーに登場する主人公にボクシングをたたき込んだトレーナーだから。安室の得意とする格闘技はボクシングということで、ボクシング繋がり。

警察関係者は柔道とかはやるけれど、ボクシングはやらない。なぜ安室がボクシングを得意としているのかというと、脇田が教えたとか。

また、脇田の弟子入り方法が安室の手法と似ている。武術だけでなく、元々安室の師匠的な存在だった。あるいは同じ公安なので似通ったやり方だったとか。(同じ黒の組織とも考えられるが。)

ポイントになりそうなのは現時点で二つ。一つは、公安は通常作業班同士が現場で鉢合わせたりしないようになっていること。現在安室がポアロでバイトをしながら小五郎の弟子をしている中で、いろは寿司の板前をしながら小五郎の弟子入りをするような命令は通常出ない。

安室は組織潜入が主な仕事とは言え、現在も本部との連絡を取っている。ポアロのバイトは組織の命令で行われているのではなくて、ベルモットの協力もあってか、現在自由行動を許されている安室が赤井の居場所を突き止めるために自ら行っていること。

あの場は切れ者の安室一人で十分だし、既に小五郎の調査は終えて正体に気づいている。コナンのことなら安室が調査しやすい状況下にあり、そもそも現時点でそれ以上の疑いを持っていない。

安室の場合は組織から見ればバーボンであり、小五郎を疑っているという理由で調査を始めたので現状問題ないが、公安の怪しい人物が小五郎やコナン周辺をうろつくのは、組織に怪しまれたことを考えれば逆にリスキー。

この辺は後出しで説明が付くようになれば問題ないが… 例えば、ベルモットによると、「組織内に鼠が入り込んで来てる」とジンが問題視していたり、「これから先勝手な行動は避けた方がよさそう」と言っているように、読者にはわからないところでストーリーは進んでいて、安室が疑われたりしているためポアロから撤退予定。その引継ぎに脇田が送られたとか。

あるいは、霊魂探偵の話でジンが再び小五郎を始末するような発言をしたことにより、公安で網を張って一網打尽のする計画とか。また、そうすることでブラックインパクトのように小五郎は「餌」と思わせることもできるかもしれない。逆にグルだと思われそうだが… 今度こそ疑わしきは「罰せよ」で殺されてしまうかもしれない。

ただ、ジンが小五郎を狙っていることについて、安室が知った描写はない。それに、やはり探偵事務所周辺を公安がうろつくのは危険だし、組織を張るつもりだったとしても、そんなことをしたら、その後は小五郎に弟子入りしていた安室が疑われそうだし、色々問題もあり。

そもそも、弟子入りではたまに事件の捜査に加わるだけで、工藤邸にいる赤井のように、小五郎監視には事務所に張り込まないと守りきれない。ここまでの話になってくると、「対策を練っていた」など、展開次第でどうにでもできてしまうので、現状は推理の域を超えている。

もう一つのポイントは、脇田が推理ミスをして小五郎に弟子入りするところはいいとして、どうも眠りの小五郎のトリックに気づいている感じではないこと。警察庁の黒田はコナンがバックだということに気づいていて、小五郎の調査に関心を持っていない。コナンのことも試すことなく最初から噂(報告)を信用していた。

リアリティを追求すれば性格の違いによって行動は変わるけれど、二人の性格の違いを重要視しているわけではない。それをやられると論理的な推理は難しくなる。本来なら、ここは、眠りの小五郎のトリックを知っている人物と、そうでない人物で行動が変わるのではと。

脇田は小五郎が名探偵ではないことは想定していたようだが、小五郎が名推理を始めたことに驚いている。コナンから助言をもらっていることを聞いていたが、変声機のトリックを知らなかったので、自分の力で推理したと勘違いして驚いた。あるいは、コナンが机の下に潜り込んでいるのに気づいて驚いたのなら、それはもうただのギャグ(笑)

あのトリックは安室も初期は気づかなかったように、漫画の都合でそう簡単にはバレないことにはなっている。しかし、「コナンが知恵袋」だという前提なら「眠りの~」という特殊な推理方法の仕組みも想像できる。

どちらかというと、脇田は小五郎が大したことないことに勘付いていた。どこかに協力者がいるのではと睨んだが、眠りの小五郎を見て自分のあてが外れたことに驚いたようにも見える。それなら、公安としては反応がおかしいことになる。

組織の場合

ラム編に入り、メアリーや黒田、若狭先生、浅香と新たにクローズアップされるキャラがいたり、新キャラの登場が続いているけれど、どれも今のところは組織サイドという感じではない。

ラムがいればそれでいいのだけれど、ラムがコナンの身近にいる人物で、自ら動かない限りは水面下でコナンサイドへ近づく── という展開にするのが難しい。これがないと、組織編の緊張感が出てこない。

以前、組織の新キャラはまだ出るかもという発言があったので、それならコルンやキャンティのような、最初からネタバレしている新キャラではなくて、やはりコナンが知らない間に背後に近づく組織のメンバーのほうが面白い。

ジンが「暗がりに鬼を繋ぐが如く 鬼だったとしたら眠ってる間に始末しねぇとな」として小五郎を再調査。あるいは、「組織内に鼠が入り込んで来てる」として、バーボンを疑い小五郎とグルなのではないかと調査。など、組織が新たなメンバーを送り込むという動機はある。

コードネームはちょうど話の中に出てきた「ハイボール」。まぁこれは伏線と言えるわけではないので、使われなくとも文句は言えないけれど。

ハイボールはカクテルの一種だけれど、下っ端はカクテルとか。楠田が「チューハイ」説(シェリーのひとりごと)があったのだけれど、原作ではコードネームなし。カクテル下っ端説再燃?広義にはスピリッツとも言われているので、まぁそうでなくてもありかも。

しかし、ハイボールはウイスキーを割ったお酒。ウイスキーはライ、バーボン、スコッチとスパイ組に与えられる(ボスが意識しているわけではないが)コードネームで、劇場版のアイリッシュも最後に組織を裏切っている。

公安から組織に潜入したもう一人のスパイであったが、キールが切羽詰まっていたように組織内は監視が厳しく、バーボンとは連携を取れずに情報がうまく伝わっていない。バーボンはベルモットを使って自由行動を取れる身だったので、公安上層部との連絡も取れていた。脇田は小五郎の調査に黒の組織から送られた──

とすれば、公安の二人が別ルートで小五郎に弟子入りしてバッティングしてしまうことや、小五郎の正体など事情を把握していないこと、安室と何らかの関係がありそうな暗示の説明が付かないわけでもない。ただ、いろは寿司で板前やれるくらいならいくらでも本部に連絡できそうだし、スパイ二人を小五郎の調査に送ると言う、組織の間抜けっぷりも半端なくなる。

もしかしたら、「元」公安かもしれない。そのため、必要な情報しか伝わっていないとか。公安に所属したまま組織に潜入している安室はそのほうが使いやすいという漫画の都合のようなもので、本来は公安を辞めてから潜入し、公安に情報を流す。

そのほうが、スパイだとバレた時に身元が割れるリスクを減らせるし、あくまで所属は一般人なので、違法捜査していることが見つかった場合も、「警察官が~」と世間で問題視されるのを防ぐことができる。脇田がそうであれば、安室やスコッチが公安に所属したまま潜入したことがおかしくなってしまうが…

やはりちょっとしっくりこないところがあるので、あるいは、組織から公安に潜入(協力者として雇われた)している二重スパイというのもあり。別に純組織のキャラでもいいのだけれど、”ウイスキーを割った”お酒ということで、赤井と安室の仲を裂く原因となった、スコッチの正体を暴いたのも脇田だったりとか。

裏切りシリーズで赤井・安室の確執の原因が明らかになったことから、二人の和解も目処がつきそうで、そうなれば今後もライバル関係は続きそうだが、因縁は解消される。赤井にとって本当の敵討ちはジン。安室にも戦う相手が欲しいが、それが脇田で、安室と繋がりのありそうなのは因縁という関係だったり。

コナンが眠りの小五郎の知恵袋だと知っていた黒田(調査済みで様子見なし)。若狭先生が様子を伺っているのはコナン。脇田が弟子入りしたのが小五郎。それぞれ段階や目を付けた人物が違うところもポイントで、この漫画はコナンや灰原の幼児化が組織に知られたらゲームオーバーというルールがある。

灰原の正体を知ったピスコやカルバドスは漫画の都合で即効退場。コナンや灰原も、目を付けられれば正体がバレるのも時間の問題となるため、これまで組織に本格的に疑われたことはない。

そのため、黒田はもちろん若狭先生も純組織の人間ではない可能性が高いが、脇田はジンも疑っている小五郎のため、まだどちらに付いてもおかしくないよう、含みを持たせている。

ただ、ベルモット曰く安室が「組織随一の洞察力の持ち主」。もし脇田が組織のメンバーだったとしても、安室や赤井には及ばないとして、あまり怖さがない。まぁ、キャラ的に楠田のような下っ端かもしれないが。推理力では劣っても、純組織の人間なら強引な手段に出る可能性があり、それなら下っ端でも脅威にはなるかも。

ベルモットの発言は、脇田がもし安室や赤井に匹敵する推理力を見せた場合、「組織にはそのクラスの切れ者はいないはず」(緋色時点で)という否定根拠になるかも。

安室との関係

結局、手っ取りはやいのは安室と脇田の関係、二人の距離感などから正体を探ること。安室は公安であり組織に潜入しているスパイでもあり、脇田がどちらであっても、安室が何らかの事情を知っている可能性が高い。

安室とエレーナの関係のように、安室と脇田は組織の仕事以外で面識があったが、脇田はその後に組織入りしたとかのパターンもあるので、安室の師匠で組織のメンバーという両立もできなくはない。

安室との共通点が多い事も含め、全て安室次第と言ってしまえばそれまで。ただ、公安も組織も仲間の顔を把握しているとは限らない。公安は知らないとされている。だからこそ、バッティングしないようになっている。「ラム編では公安がお互いの顔を知らずに探りあいをしていました」なんて展開ではギャグになってしまう。

でもまぁ、恐らくは、お互い何か思うところがあるのでは?もしかしたら、安室が個人的に世話になったが、公安と組織で対立することになるなどの展開もあるかもしれないけれど。

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更新日:2017-11-12
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