【エピソード ONE】感想 まとめ メモ

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再確認

新一の成長

新一:「オレは探偵を書きたいんじゃない! なりたいんだ、平成のシャーロック・ホームズにな!」「難事件であればあるほど、ワクワクするんだよ! 策を弄した犯人を追い詰める時のあのスリル! あの快感! 一度やったらやめられねーぜ、探偵はよー!!」

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名探偵コナンはミステリーなのでキャラの性格が変わったり成長したりは基本的にしないけれど、幼児化して半年も経って、その間にも環境が変わったり、色々な経験をしている。一部のレギュラーキャラに関しては、何らかの心境の変化みたいのが見られる。

「策をろうした犯人を、追い詰める時のあのスリル!!あの快感」と、自分の推理力を過信して、明らかに調子に乗っている新一。実はこれがフラグで、後に重要な話に繋がっている。

蛇足だが「平成のシャーロック・ホームズにな!!」の”平成”はないほうが今後のためのような気も(笑)

エピローグで流れた「ピアノソナタ『月光』殺人事件」(7巻)と「名家連続変死事件」(15-16巻)。

コナン:「まさか成実先生最初から死ぬつもりで・・・」

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コナンは犯行を止めて欲しかった犯人の狙いに気づけず、そればかりか、推理に夢中になり自殺を食い止めることができなかった。

コナン:「なあ服部・・・」「お前さー・・・」「人・・・殺しちまった事あるか?」

コナン:「犯人を推理で追い詰めて、みすみす自殺させちまう探偵は・・・」「殺人者とかわんねーよ・・・」

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「人殺しちまった事あるか?」と、コナンは服部に問う。そして、「犯人を推理で追い詰めて、みすみす自殺させちまう探偵は殺人者とかわんねーよ」と…

この台詞から、月影島の事件で自分の軽率な行動から人を死なせてしまったことは、今もなお心に刻み込まれていることがわかる。

新一の指紋

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新一はウオッカと社長の取引現場をカメラに収めている。

このカメラはジンが回収している。放置していたら、警察に拾われて取引の証拠になってしまうので当然。

しかし、組織が今もまだこのカメラを処分してなかったとしたら、新一の指紋は組織の中にあるということ。

まぁ、組織なら工藤邸に潜入して適当なところから指紋を採取すればいいだけなので、別に必須アイテムというわけでもないが。

というか、板倉の話やブラックインパクトでコナンの指紋と照合されていたらヤバかったという。ジンはまだそれほど深いところまで感づいていないから大丈夫なのだけれど、ちょっと閃いたら、とんとん拍子に話は進んでしまう状況にはあるのかもしれない。

蘭の告白

蘭:「ちっちゃい頃から意地悪で、いつも自信たっぷりで、推理オタクだけど・・・・・・いざという時は頼りになって、勇気があって、カッコ良くて・・・・・・」「・・・・・・わたし、新一がだーい好き!!」

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新一から蘭への告白はロンドン編でやったけれど、蘭の気持ちは第一巻で既に新一に伝わっている。それにしては、その後の話ではなかったことになっているような気はするが…

ともかく、新一は蘭のことが好きだし、新一も蘭が自分のことが好きとわかっている。

「蘭が好きな人はわからないけれど、自分が蘭が好きだから気持ちだけは伝えよう」というわけではなく、蘭の気持ちに応えるためにも新一として戻ってこなくてはならない。悲しい思いはさせたくない。自分は元の姿に戻りたいんだという強い思いはがある。

まぁ、新一の性格からして組織を野放しにしたり、幼児化したままこれでいいやなんて思うことはないだろうけれど。

灰原が新一の幼児化に気づいた理由

灰原:「あなた知ってた?組織はあなたの家に二度ほど調査員を派遣してたのよ・・・」「あの薬を飲んだ人間の中で、あなたの死亡だけが確認されてなかったからね・・・」「当然その調査に、薬の考案者である私も同行したわ・・・」「でも、家の中はホコリだらけで、誰も住んでいる形跡はなく、一度目はそれでお開きになった・・・」

「二度目の調査はその一ヵ月後・・・」「相変わらずホコリだらけで、どこも変わった様子はなく・・・私もあなたが死亡したものだと思い始めたその時よ・・・」「洋服ダンスの奥の奇妙な変化に気づいて・・・」「鳥肌が立ったのは・・・」「なくなってたのよ・・・」「一ヶ月前にはあったはずの、あなたの子供の頃の服だけがごっそり・・・」

コナン:「・・・・・・」

灰原:「動物実験の段階で、一匹だけ死なずに幼児化したマウスがいたから、この仮説は容易にたてられたわ・・・」「工藤新一はAPTX4869を投与され・・・」「幼児化した可能性があるってね!!!」 File:180

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灰原が新一の幼児化に気づくことができたのは、新一の死亡だけ確認できなかったこと。その調査の二回目に、一ヶ月前にはあったはずの新一の子供の頃の服だけがごっそりなくなっていたこと。それに、APTX4869の実験で一匹だけ死なずに幼児化したマウスがいたことをを結びつけ、APTX4869を投与された工藤新一は幼児化した可能性がある── と考えたから。

上記のことは原作でも説明があるが、それだけでなく、姉の宮野明美から、「新一の家の近所の探偵事務所の子が「何か変わってる」「子供のくせに落ち着いてるっていうか大人っぽい」」という話を聞いていたことで、工藤新一は幼児化して、その子供として暮らしていると結論付けた。

灰原が二度目の調査に訪れた時期 ─

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原作では二度目の調査は「一ヶ月後」であったが、SP版では二ヵ月後となっている。ちょっとわかりにくいのだけれど、ノベライズだとはっきりする。

SP版の「二ヵ月後」は、灰原が車で新一&蘭とすれ違ったあの日から二ヵ月後。携帯を買いに行った日⇒一度目の調査(一ヵ月後)⇒二度目の調査(さらに一ヵ月後)

灰原はこの調査の後に、姉が殺されたこともあり研究をボイコット、薬を飲んで幼児化することになる。新一が幼児化した第一巻の始まりから灰原登場の18巻まででも、二ヶ月以上の時間が経っている。

今後の重要になりそうなところ

灰原の電話相手

志保:「もしもし。わたしだけど、ちょっと来てくれる?」「ええ、そう・・・・・・第四ラボよ。」「面白いものみせてあげるわ」

灰原は一匹だけ死なずに幼児化したマウスを見て、それを誰かに連絡した。話し方からすると、ジンではないのでは?灰原は生き残ったマウスの成果を報告しようとしたが、ジンは「遺体から毒が検出されない薬」と考えている。

ジンがどういう経緯でAPTX4869を持ち出したのか、それがこのSPで明らかにされるのを楽しみにしていたのだけれど、結局具体的なことはわからず。

少なくとも、灰原意外にも、灰原が薬の実験に成功したことを知っている人間が組織内にいることになる。しかも、比較的灰原が信用しているようでもある。

⇒青山先生と話そうDAY「2017」より、電話の相手には意味がない(たぶん、今後も出てこない)とのこと。質問が「相手には何か意味があったりするのか」だったので、実験結果を伝えたことに関しては、意図があったのかどうか不明。ただ、あのシーン自体大して意味がないと答えたようなニュアンスではあったが…

灰原の表情 ─

泣いているのか笑っているのかわからないのだけれど、ノベライズを読むと灰原の心情が書かれている。

(とうとう、やったわ・・・・・・!)

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89巻で、灰原は両親の作ったAPTX4869を焼け残った資料から復活させただけという新たな真実が明らかになるのだけれど、薬の成果を想定していた。

笑っていても泣いていてもどちらでも同じ。重要なのは、そこまでして薬を復活させたい意図があったこと。

ジンの台詞の変更 ─

ジン:「何しろ遺体から毒が検出されないって触れ込みの、完全犯罪が可能な代物だ・・・・・・」

原作の1巻から、ジンの台詞が微妙に変更され、「触れ込みの」が加わっている。オリジナル版は、「遺体から毒が検出されない薬」と、はっきりと効果がわかってた上で使用しているニュアンスだけれども、「触れ込み」と加えると、そう噂されているのを聞いただけのようなニュアンスになる。

89巻の灰原の発言は、初期の灰原の発言と矛盾する箇所も出てきているので、しばらく様子見なのだけれど、どうも、ジンの組織内の立ち位置だとか初期の構想から変わっている可能性もあり。

APTX4869の殺害リスト ─

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原作では、18巻のリストは「武石良雄」の一つ上に「宗男」だけ見えるようになっていて、89巻のリストは「武石良雄」の一つ上に「松坂」のほんの下部分だけ見えるようになっていた。

今回のSP版で、「松坂宗男」の下半分が見えるようになっている。まぁ、これで「松坂宗男」で確定というか。意味があるのかは不明(笑)

シェリーのサイン ─

灰原:「まあ・・・データを書き替えたのが、組織を裏切った私だとわかれば、再び疑い始めるかもしれないけど・・・」 File:180

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「データを書き替えたのが灰原だとわかれば、組織は再び新一の生存を疑い調査を始める」ということは以前も言われていたが、ちゃんと「Sherry」のサインで認証している。

データを書き替えたのが誰だか簡単にわかるシステムで、なおかつ現在灰原は裏切って逃走中なわけで、誰かがチェックすれば簡単に疑われる状況。

あるいは、シェリーが小五郎とつるんでいる⇒実はそうではなくて、周辺の謎の男⇒新一の生存?⇒サインがシェリーという順で疑われる可能性も。

ラストのモノローグ ─

工藤新一── いいえ、今の名は江戸川コナン・・・。
私が開発した毒薬『APTX4869』を飲んで、死ななかった人間・・・。
非常に興味深い素材だから、死なすのは惜しい──。

シェリーはニヤリと口の端を持ち上げると、コーヒーを淹れようと流し台に向かった。

アニメは省略されているが、ノベライズはリストを書き替えた時の灰原の心情が書かれている。死なずに助かった新一を組織の手から逃がしてやるためというより、自分の研究への関心のほうが強い動機となっている様子。

この時はまだ心を開くシェリー時代だからとは言え、灰原はAPTX4869を殺人の道具として使用されることを快く思っていないため、それも理由で研究をボイコットしているのだけれど。

でも、組織時代のシェリーを怪しく描いているとは言え、モノローグだから嘘ってわけではない。ちなみに、APTX4869を「私が開発した毒薬」と言っている。(コミック89巻で、「自分は復活させただけ」ということがわかる。)

「考案」=理論化、「開発」=実用化という定義なら間違ってはいないが。

組織の取引

ウオッカ:「しかしあの社長・・・・・・なんでわざわざ人目に付くあんな場所を、取引場所に指定してきたんすかねぇ」

ジン:「あんな場所なら俺たちも騒ぎを起こさねぇと高を括ってるんだろう・・・ヤツが協力者を連れてきたとしても、あの人混みはいい隠れ蓑になる・・・・・・」

ウオッカ:「やっぱり罠なんじゃあ・・・・・・」「あの社長、泥参会とつるんでるってバーボンが言ってやしたし・・・・・・」

ジン:「バーボンか・・・・・・あいかわらず鼻の利く野郎だ・・・・・・まぁ、だとしても、こっちがそれを知ってりゃあ何の問題もねぇ、返り討ちにするだけだ・・・・・・」

第一話で取引をした、拳銃密輸の社長。彼は泥参会とつるんでいた。泥参会は、時々名前が出てくるヤクザの組みたいな感じ。

「ブラックインパクト」ではベルモットが泥参会の女幹部、「毒島桐子」に変装したり、「園子の赤いハンカチ」(52巻)では組員が大勢登場し、京極真に全員返り討ちにされたりしている。

黒の組織とは直接関係ないようで、むしろちょっと舐められているというか。今回のジンとウオッカの会話からも、それが見て取れる。「返り討ちにするだけだ」と、むしろ余計なことをされると邪魔になる存在。

ウオッカ:「・・・・・・で、兄貴、どうしやすか? この拳銃密輸のデータ」

ジン:「それに、あそこはあきらめるには惜しい場所だからな」

「あそこは諦めるのは惜しい場所」の意味が何なのか、最初はわからないのだけれど、それは社長とウオッカの会話で後に明らかになる。

ウオッカ:「わかったらとっとと会社たたんでよそへ移るんだな!」「こっちはあの土地に新しいラボを造りてぇだけなんだからよ」

ウオッカは拳銃密輸のフィルムで社長を脅して多額の現金を受け取ったが、「新しいラボを作りてぇだけ」という台詞から、本来の目的は会社をたたませて、その場所に新しいラボを作ること。

まぁ、お金はその運用資金にすると言ったところかも。これは後出しだけれど、今後の展開で、その組織の研究所にコナンたちが踏み込んでいくきっかけみたいな使い方であれば、ストーリー上は影響ないかもしれない。

灰原がかかわったことのある研究施設はすべて燃やされてしまったのだけれど、新設の研究所は無事かも。もし燃えてしまったのなら、このやり取りの意味がないくなるし。

むしろ、古い研究所は燃えてしまったからこそ、新しい研究所がストーリー上必要になったので、この裏設定を作ったとか。

組織が「諦めるのは惜しい」と考えるほどの場所って、これはちゃんと意味があるのか… 群馬の山奥で人目に付かないとか?逆に、木を隠すなら森の中。一見研究所には見えないような建物。米花町や杯戸町の中心で、アクセスもいいところとか?

ピスコのサポート

ベルモット:「それを撮り終えればクランクアップだから、そっちへ行けるわ・・・・・・」「ピスコがヘマしないように手助けすればいいんでしょ? ちょうどそっちへ行く用事もあるし・・・・・・」「・・・・・・彼にも会いたいしね・・・・・・」

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原作ではピスコのサポートに呼ばれて来日したベルモットであったが、「ちょうどそっちへ行く用事もあるし」とのことで、ピスコの手助けがなくとも、元々日本に来る目的があった。

その用事が、単純に「彼(新一)にも会いたい」ということを意味してるのか。それとも、(ピスコのサポート以外に)用事があるから日本に行くけれど、それ+という意味で”彼(新一)にも”と言ったのか。

前者ならば、久々にシルバーブレッドに会いたいという純粋な思い。あるいは、死んだと聞いて確認をしたいと考えたか。でも、彼にも会いたいと思っているということは、そのことはまだ知らないような。

後者だった場合、この時既に脱走したシェリーを抹殺したいと考えていたか。あるいは、ボスに会うためだど、別件の用事があったとか。

ベルモットは杯戸シティホテルでやって来ていたコナンを意図せず見かけたことで、(気になることがあると、)日本に留まることに決めたという描写があるので、ベルモットが新一がAPTX4869を飲まされたことを知ったタイミング、灰原を「生きていてはならない」と殺害することに決めた時期に関することだと話が込み入ってくる。

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更新日:2017-1-12


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