【エピソード ONE】感想 まとめ メモ

sponsored link

12/9日に金曜ロードショーで放送された、「エピソード“ONE” 小さくなった名探偵」の感想とメモです。まだ見てない人はネタバレしますので注意。

SPを見た感想

良い意味で特に突っ込みどころもなく(笑)山本監督は編集は得意ですよね。劇場版では平凡と評する人もいるのだけれど、構成や演出のバランスを崩すことなく、そして今回は原作者全面監修ということもあり、原作のストーリーを大きく逸脱するようなこともなく。

正直、期待もありながら不安のほうが大きかったんですけど。第一話から20年以上読み続けている、これまでの話を無にしてしまうような、「新約名探偵コナン もう一つの真実~」みたいな内容だったらどうしようかと(笑)

一方で、内容的にはもう知ってる第一話に肉付けしただけで、ただ総集編みたいにしただけでは平凡になりがちなところを、手に汗握る緊張感とかワクワク感を演出できたのは、柏原さんも携わったからかも?

「コナンと海老蔵 歌舞伎十八番ミステリー」「探偵たちの鎮魂歌」のように、ストーリーはじっくり読むと「ん!?」というものでも、なぜか最後まで視聴者の目を釘付けにする。

そして、TVスペシャルというか、劇場版クオリティまで引き上げた演出。なんでも、今回の話を作るにあたり、スタッフの意気込みはすごかったそうで。無駄に作画がきれいで。いや、別に無駄ではないんですけど(笑)

というか、タイなどでは映画で公開のようです。タイや台湾は名探偵コナン熱が高い国ですね。

名探偵コナン エピソード”ONE”小さくなった名探偵 (小学館ジュニア文庫 あ 2-29)

日本でもDVD、Blu-rayは出そうかな。小説はいつも通りの発売。発売日は公開日と同じ9日(金)とあったんですけど、店頭に並んだり通販で発送されるのは1,2日後っぽい。劇場版は毎回そうです。あとは、DVD発売前くらいにフィルムコミックは出そう。

今回はコミックス1巻より前の話も多く含まれるので、原作コミック0巻で出してもいいと思うんですよね。内容もパラレルというか、原作準拠でもそんなに問題はなさそうなので。コナンがスマホ持ってたりとかあるけど(笑)

新要素やリメイク箇所

かなり追加/変更箇所があるので、全部挙げたら切りがないかも。特に、作画はほぼリメイクされていそう。

ただ、全く新しく生まれかわったかというと、そんな印象はしませんでした。ほとんど、どこかで見た景色みたいな。

後付けではあるけれど、原作でこれまでに触れた内容だったり事実を第一話に繋げた部分が多く、散り散りになっていた伏線をまとめたというか。それから、省略されていた部分を掘り下げたりとか。この辺は原作を追っている人と、久々に見た人で印象が違うかも。

どちらかというと、普段から見ている人向けのファンサという気もしたので、視聴率は過度な期待はしないほうが良さそうだけれど、今回第一話を見て、離れた人にもう一度戻ってきて欲しいという意図もあるのかな。

後付けした事実やキャラを違和感なく繋げ、登場させることができたのが、それだけリメイクが上手くできた証拠。宣伝の煽りがすごかったんで、かなりドキドキして観ていました。

特に後に灰原哀となる黒ずくめの組織の一員・シェリーの研究する薬の秘密や、その組織が狙う本当の目的など、期せずして『名探偵コナン』ストーリーの核心となっていくことになる、まだ誰も知る由もない事実は、見る人の興味を強く引き付けることになるでしょう

間接的に出てないこともないけど、ここまではなかったような(笑)まぁ、SPアニメではなくて、原作でちゃんとやって欲しいところですね。

原作(劇場版)との繋がり

工藤新一水族館事件(84巻)

1巻のトロピカルランドへ繋がる原作回。この話があったからこそ、今回のリメイクのアイデアが出たと言っても過言ではないかもしれない。

新一は蘭の携帯を壊してしまったお詫びに、新しい携帯を買ってあげることを約束したり、次の都大会で優勝したらトロピカルランドへ連れてってあげることを約束。蘭のなまこストラップも。ちなみに、そのなまこストラップのことは、もっと前の話でも出てくる。

蘭の携帯とナマコストラップ

「さすがにそんな遊園地で事件なんか起きないだろーし・・・」ってのは、もちろんフラグで、後々とんでもないことに(笑)

また、最初の事件解決後の会話にある、「いい気になって事件に首突っ込んでるといつか危ない目に遭うわよ・・・」というのもフラグ。

続くオープニングは「胸がドキドキ」で、これがまたノスタルジックでも新しい、素晴らしいでき。

京極真が園子に惚れる

京極:「あなたは知らないでしょうけど、私はあなたを一度空手の試合会場で見ているんです・・・」「必死で友人を応援するあなたの姿をね・・・」「まさかウチに宿をとられるとは思ってもいませんでしたけど・・・」 File:221

kyogoku_sonoko_f221

ep1_13

園子と京極真の出会いは、蘭の空手の大会で園子が必死に応援している姿を京極真が見かけるところが始まり。「園子のアブない夏物語」(22巻)

ただ、胴着姿の京極が、通りすがりに応援している園子の姿をちらりと見たという印象。ぽわーんと惚れたのも、事件で命を助けられた園子のほうという感じであったが… 名探偵コナンは基本は一目ぼれなので、京極のほうも実は、と後付けしたのかもしれない。

京極視点での園子はなぜかやたら女の子っぽい(笑)ちなみに、ノベライズによると二割増しくらいかわいく見えているらしい。

瞳の奥の暗殺者

ep1_18

ep1_17

劇場版「瞳の奥の暗殺者」のほっぺにコーラと噴水ネタ。今回は、ZARDの主題歌も流れ新一と蘭が楽しそうにデートする姿が描かれる見所の一つ。二人のデートシーンが詳細に描かれ、ボリュームアップしている。

新要素

主に、原作で描かれていないトロピカルランドへ向かうところまでと、ラストのエピローグがオリジナルストーリー中心。幼児化~工藤邸までのシーンなども、かなり演出強化、肉付けされている。

灰原(宮野志保)の研究室での行動

これは後々重要になってくるかも。

ウオッカとノックの取引

ep1_6

トロピカルランドで行った取引の材料(拳銃密輸の証拠のフィルム)を手に入れる経緯が描かれる。また、組織がその取引にこだわった別の事情も新たに明らかになる。これも後々重要になるかも。

携帯を買いに行く新エピソード

ep1_52

新しい携帯を買う約束をしていながら、トロピカルランドまで放置していたと思いきや、そうではなくて、一応努力はしていた。

ただ、この時は結局購入できず。本当に携帯をプレゼントするのは、25巻まで持ち越しとなる。

探偵団と新一、蘭の出会い ─

実は原作で初対面のシーンは別にあったりする。「あのお兄さんみたいにサッカー上手なお友達がいたら、歩美達もうまくなるのにね!」というのが、後のコナン加入へと繋がる。

和田陽奈さん VS ひったくり犯 ─

ep1_53

89巻で初登場した杯戸高校空手部の和田陽奈さん。ゲストなのでさん付けで(笑)

コナン:「へ──・・・」「陽菜ちゃんも空手部なんだ・・・」「だから高校が違うのに知り合いなんだね!」

蘭:「そうよ!彼女とは空手大会の準決勝辺りでよく当たるから・・・」

陽菜:「蘭ちゃんには一度も勝った事ないけどね・・・」 File:942

hina_run_f942

蘭と同じ空手部で、何度か対戦したこともあったようで、初登場から面識がある様子だった。

鈴木邸での談話

ep1_54

米花博物館で開く宝石店の打ち合わせ ─

史郎:「その日はちょうど米花博物館で開く宝石展の打ち合わせがあってお伺いできないんだ」

園子:「ああ、次郎吉おじ様が言ってたブラックスターの・・・・・・」

ブラックスターの展示会。これは、16巻の「コナンvs怪盗キッド」へ繋がる。

園子:「今、米花博物館で世界の名のある宝石を集めて、展覧会やってんの知ってるでしょ?」「そこにパパが出品してる我が家の家宝を、怪盗1412号の魔の手から守って欲しいのよ!」「幸運を呼ぶ真珠「漆黒の星」を!!」 File:156

sonoko_black_star_f156

江戸川コナンと怪盗キッドの初対面の話でもある。

最初に新一が解決した事件の前半 ─

原作ではいきなり事件解決シーンだったけれど、それまでの経緯が描かれる。ちなみに、犯人の車椅子の男の名前は後に「瀬羽尊徳」と判明。新一とコナンは同じなのに、新一の登場はなぜか安心感がある。

新一が推理の根拠にした、足で踏ん張ったシーンは鈴木低では描かれず。新一が腑に落ちない様子のみ。

鈴木史郎が格闘技マニア ─

史郎:「こう見えて私は格闘技マニアだからね」

次郎吉はキッド回でセットなので多数出演があるものの、原作ではなかなか出番の少ない園子の父史郎。これだけ話すのはなかなか珍しい。

実は格闘技マニアという事実が発覚。これは、京極真との相性を良くする後付けかも。(割と最近、82巻で似たような台詞がありました。)

工藤邸での会話

新一の初恋の相手を問い詰める ─

蘭:「これだけ読破したからこそ、新一のお父さん、世界的なミステリー作家になれたのね・・・新一はただの推理バカになっちゃったけど」

新一:「うっせ~な!」

蘭:「その上、おかあさんがあの伝説の美人女優、藤峰有希子なんだもん。うらやましい~♥」

新一:「んないいもんじゃねえぞ・・・・・・」

蘭:「新一の初恋の相手っておかあさんでしょ?」

新一:「ち、違ーよ!」

蘭:「じゃあ誰なのよ?」

新一:「・・・・・・オ、オレの初恋の相手はだなぁ・・・」

ep1_55

優作が世界的なミステリー作家になれたのが、生まれ持った才能だけでなく、これだけの本を読破してきたからこそでもあるように、新一が名探偵になれたのも同じなのかもしれない。

このシーンは原作では描かれていないけれど、アニメでは元々博士の台詞だったりする。

初恋の相手がお母さんって(笑)この初恋の相手の話は、87巻の「蘭ガール」「新一ボーイ」に繋がる。

博士の研究失敗 ─

ep1_56

「個人用移動ロケット」の研究。アニメの第一話では描かれている。原作では未登場。

新一幼児化後、工藤邸に蘭がやってきたところでは、「ドイルもいいけど、ドリルやろうな」と、新しいおなじみのギャグも追加されている(笑)

都大会「蘭 VS 陽奈」

SP版の見所の一つ。これに勝利した蘭は都大会で優勝。新一と約束したトロピカルランドへ連れて行ってもらえることになる。蘭の勝因が怒りってのはどこかでみたことがあった気もしたけど、これが初めてかも。

工藤夫婦は変装して新一と蘭を見ていた

ep1_57

「江戸川コナン誘拐事件」(5-6巻)へ続く。これはまぁなくてもいい話なので、工藤夫婦を出したかっただけかも。

エピローグ

・ベルモットを追うFBI(「黒の組織との再会」(24巻)に繋がる)
・灰原が研究室でリストのを書き替える(「黒の組織から来た女」(18巻)に繋がる)

次ページへ

sponsored link
更新日:2017-1-12
コメントはこちら