宮野明美のメールの入った携帯

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赤井のガラケー

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58巻の「赤と黒のクラッシュ」で、赤井が宮野明美のメールを見ている時の携帯(左)と、キール(水無怜奈)から送られたメール(右)を見ている時の携帯がじっくり見ると微妙に違う。

部位の名称がわからないけれど、携帯の繋ぎの部分が一番わかり易い。明美のメールの携帯は日本線が二つ。キールのメールの携帯は一本線が二つで、大きく三つに分けられている。

それと、見切れてしまっているのだけれど、操作キーの部分。キールのほうは比較的よく見る円形タイプだけれど、明美のほうは上部が直線なので、四角形ではないかと。

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背面ははっきりとわからないけれど、携帯の上半分の中央のところ。これはカメラではないと思うけれど、名前がわからない(笑)明美のメールの携帯は上に「〇」があるけれど、キールのほうはない。まぁ、キールのメールの携帯は小さく描かれているので、そこまで細部にこだわらなかっただけかもしれないので、これだけだと作画の問題とも言えなくない。

ちなみに、アニメ版は携帯のデザインが違うし、明美のメールを見た携帯、キールのメールを見た携帯の違いを区別するのは難しい。赤井の手についたコーティングの痕もないので、アニメは伏線が再現されていないと考え度外視。

正直、作画の問題やミスなのか、伏線なのかはわからないのだけれど、おそらくこれは意図的なのではと思われる。

来葉峠の出来事

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来葉峠で楠田の遺体をダミーにして自分の死を偽装した赤井。この時、ダミーの赤井から「ピリリ」「ピリリ」と音がしているのは、たぶん携帯の呼び出し音を表している。(ダミーの赤井が焼ける音ではなくて)

その直後のシーンで、ジョディが赤井に電話をかけているが赤井は出ない。これがその前のシーンの呼び出し音に繋がっている。

ジョディが電話をかけている時の呼び出し音が焼けるダミー赤井から聞こえるのが本物の赤井というミスリードでもあるのだけれど、まぁ、別にそれは携帯ごと置いてきたと考えれば何ということはない。

赤井から呼び出し音⇒ジョディが電話。これが実は思い込みで関係ありませんというミスリードもありがちなのだけれど、楠田の携帯は故障しているし、わざわざ別人の携帯をダミーに持たせて、偶然その携帯に誰かが電話をしていたというのはまわりくどい。

呼び出し音が鳴るのは、この時点では赤井は出れない状況ではあるが、携帯は無事ということ。しかし、もしジョディが赤井の死を知った数日後に「本当はまだ生きてて、電話したら秀一が出るんじゃないかしら?」などと、ふと思って電話をかけ、呼び出し音が鳴ってしまったらまずいことになる。

「携帯は無事なの?」「敵に会いに行くのに携帯を忘れるなんてことはない」「どこかで生きているんじゃないかしら?」などど、作戦に感づかれてしまう。これは、組織のメンバーが赤井に電話をかけた場合を想定しても同じ。

必ずしもダミーの赤井に携帯を持たせる必要はなく、単純に電源を切るか自分で壊せばいいのだけれど、作戦をできるだけリアルに実行するという意味でもあるだろうか。ダミーに持たせた携帯は爆破とその炎上により破壊されることになる。

もし赤井のダミーから聞こえた「ピリリ」が携帯の音でなかったとしても、どちらにしろFBIのジョディとの連絡に使用していた携帯は以後使用できない。

二つの携帯が違う意味

60巻で沖矢昴として登場した赤井秀一。沖矢は木馬荘に住み、コナンは最初から沖矢のメールアドレスを知っていたような発言をするのだけれど、赤井が楠田の遺体に携帯を持たせて破壊してしまったら、架空の人物である沖矢はどうやって携帯を契約したの?という疑問が生じる。

これは協力者のコナンや博士が手配したという解釈でも問題ないし、後にジェイムズもグルということが判明したので、ジェイムズが提供したとも考えられる。コナンは木馬荘の住所を聞いてもすぐにはピンと来なかったようなので、ジェイムズが用意した確度のほうが高いのかもしれない。

もしかしたら、キールが組織に戻ってから、その後呼び出しのメールが来るまでの間に携帯とアパートの契約を赤井自身でしていたのかもしれない。どちらにしろ、やはり今までFBIとして使用していた携帯は使うことができない。

しかし、もう一つ考えられるのは、先述した二台の携帯の違いから、最初から使い分けをしていたという可能性も。赤黒が描かれた時期はまだ「ガラケー」の時代で、メアドはキャリアメールを想定していたとすれば1契約につき一つ。

キールが赤井のメアドを知っていたことに組織が不自然に思わなかったのは、その携帯番号(メアド)は赤井が組織にいた頃から使用していたものだからと考えられる。ジョディがかけた電話も同じであるため、これは仕事用と考えられる。

組織潜入用とFBIとの連絡用で使い分けしていないのはどうかと思うのだけれど、この漫画はコナン/新一の二台持ちを除いて、種類の違う携帯にコロコロ変えていたら混乱するためか、基本的には携帯の複数持ちは描き分けられていない。デザインが一緒で実は複数使い分けている可能性もあるけれど、同じデザインでは読者には判別不能。コナン/新一の場合は同じ携帯だけれども、説明があるのでわかるようになっている。

それで、組織時代から使用していた携帯はダミーの遺体のポケットに忍ばせ、現在使っている携帯は(スマホに変わっているけれど)明美からのメールを受けたほうの携帯ではないかということ。

別に、今の携帯が新規契約したものでもいいのだけれど、明美のメールの携帯とキールのメールの携帯を分ける最大の意味は、明美のメールを後でもう一度開き、伏線となっていたPSの内容を回収するため。実は焼けていないというオチ。というか、読者の大半は赤井の携帯が焼けていることを忘れているのではないかと。これもまぁ、別に回想でも伏線回収はできるのだけれど、実際にメールを見ながらのほうが雰囲気が出る。

データだけバックアップを取って新規解約の携帯に移動すればいいだけと言ってしまえばそれまでだし、今の時代WEBメールならサーバーに保存されているので移動の必要すらないのだけれど、あくまでガラケー時代という前提。

プライベート用と仕事用で使い分けをしていたのなら、ジョディがプライベート用の携帯にも電話をかけたりなんてすることもある。というか、赤井の死を納得するまでは両方にしつこくかけるはず。世良から電話がかかってきてもまずいので、プライベート用はもっていないのではと。

元恋人のジョディにも教えていないと言うことになれば、明美との連絡専用の携帯だったのかもしれない。こっちも完全に電源を落として、今の携帯が新規の契約で問題はないけれど…

明美のメールの保存された携帯は機種変更をして明美の形見として大事に取って置き、キールからメールを受けた携帯がその後メインで使用していた携帯。それで、今の沖矢の携帯は新規の携帯。他のキャラの二台持ち設定の複雑さなどを考えると、このほうがいいのかも。

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更新日:2016-9-20


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