コナンが組織のプロジェクトに深く関わっている

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灰原:「・・・・・・」(工藤君・・・?)(あなたは夢にも思っていないでしょうね・・・)(あなたはすでに・・・)(我々組織が半世紀前から進めていた極秘プロジェクトに・・・深く関わってしまっているなんて・・・) File:189

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コナンは組織が半世紀前から進めていた極秘プロジェクトに深く関わってしまっている。夢にも思っていないということはコナンはそのことに気づいていないわけだが、では一体何のことでプロジェクトに関わってしまっているのか。

まぁ普通に考えれば、これはコナン(新一)が最初から組織と何らかの関わりがあったとかそういうわけではなくて、そもそものストーリーの始まり。APXT4869を飲まされて幼児化してしまったこと。数少ない薬の成功者になっているということが関係していると思われる。せっかく幼児化しているのだし、それと無関係なところで組織に関係することがあってもどうなのか。

新一:「なぁ灰原・・・」「何でおまえそこまでしてくれるんだ?」「解毒剤ができたんならおまえの体だってすぐにでも元の姿に戻りたいんじゃねーのか?」

灰原:「バカね・・・あなたの正体がバレたら私にも火の粉が飛んで来るかもしれないから、協力してあげてるんじゃない!」「それにあなたが飲んだのはまだ試作品・・・」「私が使うかどうかは、今後のあなたの体調をじっくり観察してから決めさせてもらうつもりよ・・・」 File:258

解毒剤の話であるが、灰原は試作品をコナン飲ませてその経過を見て自分が飲むかどうか決めると言っている。ただ、この時の発言は完全に本音というわけではない。灰原は人を犠牲にするくらいなら自分が犠牲になることを厭わない性格であるし、自分がまだ飲まないのは、戻ったところでまた組織に追われるだけというのもある。

元々組織で生まれ育ち両親も姉もいなくなってしまった灰原にとって、元の姿に戻っても帰る場所も待っている人もいない。親代わりの博士に探偵団という友達、そして同じ境遇であるコナンがいる幼児化した今のほうが灰原にとって幸せな環境でもある。そうした複雑な思いがある中での強がりのようなもの。

ただ、薬を飲んだ人間がどうなるかについて調べるつもりがないわけじゃなく、解毒剤を完成させる上でも必要なことである。

これはAPTX4869でも同じことで、薬は完成させたらそれで終わりではなく、効果や副作用を調べる過程も必要。

極秘プロジェクトに参加しているというのは、その成果のデータとなることで、薬の開発完成に無意識のうちに貢献してしまっているという意味が考えられる。

研究者である灰原が「極秘プロジェクトに深く関わってしまっている」と言っているのだから、組織のプロジェクトに加わると言ってもただの金集めとかではなくて、薬に関することであろう。

しかし、上記の場合広く一般的に被験者になっているという意味も含まれる、それだけでなく、灰原のセリフはただ薬を飲んだ人間がそのうち死ぬかもしれないから様子を見ているとか抽象的なことではなくて、もう少し積極的というか、具体的な意味があるようにも思える。

ピスコ:「素晴らしい!」「君はまだ赤ん坊だったから覚えちゃいないだろうが、科学者だった君のご両親と私はとても親しくてね・・・」「開発中の薬の事はよく聞かされていたんだよ・・・」「でもまさかここまで君が進めていたとは・・・」「事故死したご両親もさぞかしお喜びだろう・・・」 File:242

ピスコが「ここまで君が進めていたとは」と言っているように、APTX4869の幼児化段階はまだ完成品ではない可能性がある。

「極秘プロジェクトに参加」というのは、薬の完成に近づかせるようなもの。例えば、幼児化した後にちゃんと成長できるのか(しないように制御できているのか)とか、その逆。本来はAPTX4869を飲んだ人間は幼児化では止まらずに、さらにアポトーシスが誘導されてもっと小さくなる予定でその観察だとか。

コナン:「ハハ・・・どーせ自分が作った薬の被験者の成長過程を観察してたんじゃねーのか?」

有紀子:「バカね!女の子が男の子を見つめるのは・・・」「その子の顔に何かついてるか、その子に恋してる時って決まってるんだから♡」 File:417

コナンは灰原が自分を見つめていた理由を、「薬の被験者の成長過程を観察してたんじゃねーのか?」と考える。本音は有紀子の言うとおり、顔に何かついてた、ではなくて好意があるからなのだけれど、コナンのボケはストーリー的には間違いだけれど、読者向けにはヒントとして出してきた可能性も。

どちらにしろ、灰原が「何を目的に」見ているのかがわかれば、そこから薬の効果や組織の目的がわかるヒントになるかもしれない。

あるいは、幼児化の成功例というだけでなく、江戸川コナン=天才ということで、それを含めてプロジェクトに参加しているとか。これは灰原ではなくてコナンである必要がある。組織は不老状態になった天才がさらに永久的に知識を蓄えてホームズの復活を望んでいるとか(笑)

極秘プロジェクトの参加がただの幼児化だけでなく、天才的な頭脳の持ち主だから。彼にしか組織の目的は達成できないとかであれば面白いかもしれない。ただ、組織は普通の悪の組織で金や権力を求めているっぽいので、(コナン新聞第二号)こういうエキセントリックな方向性は確度が低くなっている。

灰原:「・・・にしてもあんな手掛かりで目的の人物を探し当てるなんて、さすがね工藤君・・・」「ますます興味深い魅力的な素材だわ・・・」 File:191

話の終わりにもこのような台詞を話しているのだが、「魅力的な素材」と言っているので、やはりコナンを研究対象として見ているようである。

それと「ますます」なので、もしコナンが天才でなかったとしても問題ないようであるが、天才であるほうがよりサンプルとして好都合とも考えられる。まぁこれに関しては単に見ていて面白いという、自分の興味関心という意味で「ますます」なのかもしれないが。

コナン:「へっ・・・84歳のババアにいわれたかねーよ・・・」

灰原:「あら・・・」「私はホントは・・・」「あなたとお似合いの18歳よ・・・」

コナン:「え?」

灰原:「なーんてね・・・」

コナン:「はあ?」 File:242

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その後の台詞で「あなたとお似合いの18歳よ」と言っているのだが、(なーんてねとはぐらかしてはいるが、これは本音。)「ますます興味深い魅力的な素材」なのは、ずっと見ていたい存在(好き)だからでもある。

取るに足らない人間であったのならただの研究対象でしかないが、コナンの場合はその頭の良さに惹かれて人間として面白いから「魅力的」である(より好きになった)ということ。

まぁこれだと「本来の素材」と「ますます魅力的な素材」の理由(目的)が異なるので組織編としては蛇足でしかないのだが、逆に言えば”ますます魅力的”でなかったとしても、前述したように素材(研究対象)にはなるとも考えることもできる。(組織のプロジェクトに深く関わっているのは、研究対象としてということ。)

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更新日:2016-9-13


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