若狭留美の考察

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浅香との関連性

名前の仕掛け

若狭留美(わかさ るみ)をローマ字にすると「WAKASA RUMI」。これを並び替えると「ASAKA RUM」になる。残った「WとI」は別に使わなくてもいいけれど、Wは逆さにすると「M」と読め、「ASAKA RUM」に付け加えてもう一度並び変えれば、「IM ASAKA RUM」になる。

偶然こうなる可能性はほぼないと言っていいので、意図的に仕込まれたもの。つまり、アナグラムを使って浅香本人か浅香の娘などの家族関係者などを示した。あるいはそのミスリードを誘ったものと考えられ、今後何らかの形で浅香に迫るイベントに絡んで来るキャラになりそう。

名前の由来

実は、「浅香」の名前の由来が「浅香唯」ではないかという説がある。浅香の初登場の話の事件の凶器(トリック)がヨーヨーで、浅香唯がブレイクするきっかけとなった代表作、スケバン刑事の武器であるヨーヨーだったりなどの共通点がある。

繋がりがちょっと弱くてちょっと不確かだったのだけれど、若狭先生の本性がヤンキーキャラであることが判明。

若狭:「覚悟は出来ているか?」

強盗団:「え?」

若狭:「此の世を離れる・・・」「覚悟だよ・・・」 File:968

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若狭先生が強盗団に啖呵を切ったあのシーン。言葉使いや、肩にズシっとトンボをかける仕草とかがいかにもヤンキー(レディース、スケバン)っぽい。

スケバン刑事は本職の刑事ではなく、スケバンが警察が入りこんだりできない学校などの事件を解決するからスケバン刑事なのであって、今回は若狭先生も帝丹小学校に潜入、事件を解決している。

浅香が浅香唯のオマージュではないか? 若狭先生はスケバン刑事のオマージュではないか? 浅香は若狭のアナグラム。浅香=若狭であれば、浅香唯=スケバン刑事で浅香が浅香唯のオマージュというのも信憑性が高まるし、浅香=浅香唯で、若狭=スケバン刑事であれば、三段論法で浅香=若狭の根拠にもなる。

浅香が若狭先生の母親とかならともかく、全く無関係だったとすると、沖矢昴がキャスバル・レム・ダイクンだけど赤井やシャアとは無関係です、とするような、無意味に名前に伏線らしきものを張るという天邪鬼なミスリードでしかない。

浅香の特徴との一致

ほとんど噂しかない浅香の特徴は限られている。まず、FBIやCIAと繋がりのある資産家のアマンダが個人的に選んだボディーガードというところから、相当な武術の達人、運動能力を持った人間ではないかというところ。

ボディーガードだから強いというのも偏見で実は滅茶苦茶弱い。アマンダが何らかの理由で帯同させていただけという可能性も十分考えられるのだけれど、現時点でここを疑うと、絞込みのための特徴がなくなり、浅香が誰なのかを探すことができなくなってしまう。

話の流れからすると、そのまま浅香が「浅香です」と登場するのではなくて、一応「浅香は誰でしょう」というのをやるようでもある。

そして、相当なやり手SPということで男性ではないかという先入観を持たれがちだけれど、実は女性という可能性も出てきた。

最初は「浅香」が姓ではなくて名ならば、どちらかというと女性のイメージの名前なのかなというのと、写真から判断すると頭の後ろから首にかけて長髪らしい影が見えるので、「女のような男」という方向性で進むのかなと思ったけれど、どうも男のように強い女の方向性っぽい。

領域外:「で?」「堀田が入手した情報は何かわかったか?」

世良:「連行される前に古栗って人が言ってたよ・・・」「姿を消したボディーガードの浅香があの手鏡を持ってる所を見た人がいて・・・」「浅香は女だって事を堀田がつかんだみたいだって・・・羽田浩司の霊を呼び出して「女だ~~~っ女に殺されるー」って叫ぶつもりだったってね!」

領域外:「そんな事か・・・くだらん・・・」 File:953

SP=男と思わせて、実は女だったという意外な展開になり、やっぱり男でしたでは意味がないので、女の可能性が出たというより、女の方が可能性が高くなったとも言える。

これも、現時点でどちらもありえるのだけれど、犯人をあっという間に約70億人に絞り込むTさんのように、「犯人は男、あるいは女のどちらか」では、全く進展がないし絞れていないので、現時点で「強い」「女」というのが浅香を絞り込む特徴と考えられる。そして、若狭先生はその条件にぴったりの一人。

浅香の年齢 ─

コナン:(17年前にボディガードをやってたんなら・・・)(もう結構いい年になってるはずだけど・・・)(オレと同じ薬で中学生ぐらいまで年齢が巻き戻ったのなら・・・)(疑わしいのは・・・世良が「ママ」って呼んでた・・・)(この女・・・)(何者なんだ?) File:953

浅香の特徴でもう一つ推測できる箇所は年齢。アマンダが雇うほどのベテランSPであるのなら、仮に当時20代後半~30代前半だったとしても、現在の実年齢は40代半ば~50歳近くの中年。ただし、APTX4869で後退化してなければと言う前提で、もし自分のように薬を飲まされていたのなら、中学生くらいの領域外の妹も怪しいとコナンは考える。

これも性別と同じように先入観を利用したフェイクだとすれば、もし浅香が当時20歳でボディーガードをしていたのなら現在は37歳。それも、年齢よりも見た目が若かったのなら、「結構いい年になってるはず」という想定からは外れることになる。しかし、実際は30代後半も浅香の候補であり、若狭先生はまさにこの盲点を突いた年齢層のところにいる。

コナンが「もう結構いい年になってるはずだけど」と想定してるところがポイント。若狭先生がドジっ子だったりしていることもあるのかもしれないけれど、現在コナンは若狭先生を特に怪しいと警戒していない。

読者に推理させる展開であるのなら、コナンが最初に浅香ではないかと作中で明示的に疑った人物が「浅香でした」ではそのままでしかなく、漫画的には最初はスルーしつつも、暗示的に浅香の根拠が示唆されたキャラが浅香であることが多い。

領域外の妹(メアリー)との比較

コナンは霊魂探偵の話で、領域外の妹がボディーガードのように強かったことと、浅香が女性である可能性が出たことにより、領域外の妹を疑わしいと考えた。ただ、コナンは浅香=ラムとも考えていて、ラムの特徴の一つである「女のような男」を「女だけど中身は男のように強い」と変換しているけれど。

コナンが領域外の妹を浅香ではないかと考え、現在もその疑いが晴れていないという事は一応彼女も浅香の候補の一人。としたいのだと思う。

領域外の妹と若狭先生、浅香候補になりそうな二人に共通するのは「強い女性」という点。つまり、これが浅香の特徴であるということの裏づけとも言える。なので、今のところ浅香候補にはこの属性が入っている。

もう一つ、キレキレの頭脳の持ち主というのが共通しているのだけれど、これは現時点の浅香に関する情報からは推測できないので、浅香が切れ者である必要があるかについてはわからない。

年齢については、領域外の妹は世良、赤井のママだとすれば50歳OVERが想定されるけれど、実年齢が中年というコナンの浅香の推定年齢には一致し、現在中学生くらいの姿なのはAPTX4869による影響だとすれば辻褄が合う。

一方で、若狭先生は17年前の事件にかかわりながらも実はまだ30代という、コナンも中年というイメージを持ったように、一般的な思考のプロファイリングの範囲外を突くことにより意外性を出している。

領域外の妹、若狭先生どちらの候補もなぜか単純に想定ピッタリの40代後半くらいという年齢で登場していないところがポイントで、要は、浅香は想定の年齢ではない可能性も高いということ。

ちなみに、若狭先生が浅香であれば容疑者として追われていることもこともあり、年齢を詐称していてもおかしくないのだけれど、これをありにすると年齢は何歳でもいいことになり、17年も前の事件の当事者であるという年齢の伏線は何の役にも立たなくなってしまう。

浅香の年齢は知られていないので詐称する意味はないし、想定される年齢よりも若く、ターゲットから外れるのならやはり詐称する必要はない。37歳というのが若く詐称した年齢であったとしても、年齢を考えればぎりぎり候補。

32歳などと偽るのであれば、当時は15歳という事になり候補から外れてしまうのでちょっとアンフェアなのだけれど、そうはしていないので問題はない。まぁ学校の先生になるのに詐称は犯罪行為とめんどうなので、必要性が薄いのでしていないのではと。

浅香候補の特徴の整理 ─

・ボディーガードをやるだけの身体能力:領域外の妹、若狭先生で共通
・性別は女性:領域外の妹、若狭先生で共通
・年齢がそれなり(当時中学生とかでない、それはさすがに目立つ):二人とも範囲に収まる実年齢
・キレキレの頭脳:浅香の特徴ではないが、領域外の妹、若狭先生で共通

要人のSPを務めるくらい卓越した身体能力の持ち主という特徴をフェイクとすると、女性で30代半ば以上という条件くらいしかなくなり、候補が広がりすぎてしまう。それだと、それこそ名前が浅香のアナグラムだとか、メタ的な要素で推理するしかなくなる。

並外れた身体能力というのは、次男推理における「世良を超える推理力」と同じような稀な能力で、これが現在のところ絞込みの重要な要素。また、さらに30代半ば以上という条件にを加えると、作中でそんなキャラはそうはいないし頻繁に登場するものでもない。

ベルモット(新出先生)やバーボンのように、「〇〇は誰だ!」とする場合は大抵三択になるので、もう一人候補が出てくる可能性もあり、その場合も身体能力に優れた女性ということになるであろうか。

もし全く強くないキャラに浅香のメタ的な伏線を絡ませて候補としたり、性別が男性であった場合は、まず浅香が本当に強いのか、性別は男女どちらが正しいのかの情報を待ち、消去法で絞るしかない。まぁ、特徴が全然違うほうが最終的にははっきりと切れるのだけれど。

ただ、ラム編の最初の目的はラムの正体が誰なのかを推理することであって、浅香はラムが絡んだと考えらる羽田浩司の事件の当事者で何らかの情報を持っているという中間点のキャラでしかなく、その浅香が誰なのかを推理させるという回り道をしているのが現状。なので、そこまで凝った推理ではなく、三人目の候補は出ない可能性もあり。

次男候補の「キレキレの頭」の持ち主も、候補の安室と沖矢は既出キャラの再利用であって、もし新キャラとして出していたらちょっと天才のバーゲンセール過ぎて不自然な展開にだったかもしれない。そんなに強いキャラがまた出てくるのもどうかと思うので。

本来なら、若狭先生の名前が浅香のアナグラムだからという根拠はちょっと安易でミスリードを疑うべきなのだけれど、この辺もどこまで大掛かりな謎解きにしたいのか次第。同じ候補の領域外の妹よりは確度は高そうだし、今回は若狭先生も十分可能性あり。

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更新日:2016-8-16
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