羽田浩司の事件の考察

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あの時何があったのか

詳細の考察は別項でしているため省略。今のところ浅香=ラムでAPTX4869を使ってアマンダと羽田浩司を殺害した── というほど簡単なものではないと想定。

浅香は若狭留美の可能性が高いが、ラムはおそらくまた別人。そして、ストーリー的にもAPTX4869を所持していたのはラム。(騙して浅香に渡した可能性はあり。)

若狭留美の考察ついては↓
若狭留美(若狭先生)

若狭留美から組織臭

段野:「ちょっとじゃないだろ?」「失明寸前で義眼になる所だったんだぞ?」

ドックン ドックン ドックン

ドックン

コナン:(何か握り締めてる・・・)(何だ!?) File:987

灰原が若狭先生から組織の臭いを感じる。ただし、過去二回の登場では全く感じていなかったので、沖矢昴と同じパターン(スパイOR脱退済み)の可能性が高い。

帝丹小にコナンの調査目的で潜入したこと(組織はまだコナンに目を付けていない)や、歩美ちゃんを助けて涙を流している(状況から演技ではない)姿などからも、純粋な組織員ではないことがわかる。

基本的に原作で登場する組織の人間は純粋悪(劇場版は寝返りあり)で、キールが疑われバーボンがまだ自由を許されているのは、二人の性格とこれまでの行動の違い。(赤井への本気の憎しみがかえって組織内での立ち回りに良い結果をもたらしていたりする。)

浅香=若狭先生だった場合、例え組織の命令だったとしても、アマンダの暗殺とそれを知られたことで羽田浩司を殺害した張本人だったとは考えにくい。一応、ラムの命令で浅香が二人を殺したという場合でも”そのまま”なので、裏があるのではないかという前提。

若狭先生が「ASACA RUM」をもじった名前を使用しているのは、組織側の人間なら羽田浩司の事件を追っている、暗号に気づいた切れ者をおびき出して始末するためとも考えられるが、そうでないなら逆。

組織は「ASACA RUM」の暗号の秘密を隠滅したいようなので、暗号をもじった名前を使用している若狭先生のところへやって来る。つまり、組織(ラム)を誘い出そうとしていることになる。この場合、現役の組織員の行動としては不自然なので、やはり脱退済みかあるいは、スパイではなく仕事を請け負ったなど接点を持っただけと考えられる。

もし脱退済みだったとしても、組織が認識しているスパイは赤井、スコッチ、イーサン本堂の3人だけなので、浅香はただの脱走者という認識で、組織は見つけ次第抹殺するような扱いとなっているかもしれない。

問題は、アマンダにAPTX4869を飲ませたのはラムなのか浅香なのか。羽田浩司に暴行を加え、APTX4869でとどめを刺したのはラムなのか浅香なのかという点。

現場には浅香とアマンダと羽田浩司がいた。ラムが浅香にAPTX4869を渡し、アマンダの殺害を命令しただけ。前述したように、浅香はそれを実行するも羽田浩司に見られたため口封じに暴行して、同じように薬で殺害── というのなら、特にひねりはなくこれ以上考える必要はない。

そうではないパターン。つまり、殺害に直接関与したのがラムであった場合。「浅香は一体何をしていたのか」という疑問が残る。ラムの行動を「ただ見ていた」ではそこに浅香がいる意味がない。

浅香がラムを倒そうとしている側だった場合、ラムがアマンダと羽田浩司を殺害しようとした時に助ける側になるのではないか。浅香がボディーガードというのはフェイクではないと仮定。若狭先生であれば、実力に申し分ないことは確定している。

現場に隠された真相は?

現時点では根拠が少なすぎて想像の域を出ないが、ありうる可能性はどんなものがあるのか?

1.ラムが浅香よりも強い。(作中随一の戦闘力)
2.ラムは浅香のいない隙を狙った
3.いくつかの偶然が重なった(後述)

他にも考えられるかもしれないが、広げすぎると切りがないのである程度現実味のある候補のみ。

1はラムと浅香が対決したことになるので、お互いに顔を知っているのでは?と考えられる。しかし後に反証する根拠が出てくる。後付けで回避策がないわけではないが…

2は浅香がスパイであったのなら、1同様に組織は浅香の顔を知っていると考えられる。浅香がナンバー2であるラムの顔を知らない可能性はあるが、ラムがスパイである浅香の目を掻い潜ってアマンダと羽田浩司を殺害する理由がないし、暗殺なら部下の浅香にやらせたほうが安全。

浅香が組織側と認識されているのなら浅香が逃げ回る必要はないのだけれど、ラムが初めから浅香に罪を着せるつもりで利用したのならありえるかもしれない。その場合浅香は組織にすぐに口封じされ殺されるはずだが、逃げられたというストーリー。

しかし、浅香が警察に垂れ込みできない事情があるにしても、もし出頭するなり声明を出すなりして情報を出せば真犯人探しが始まるわけで、そうならずにひたすら組織から逃げているというのもご都合主義的な印象が否めない。

NOTE

隻眼のマッチアップ

File987にて、羽田浩司の事件のサイトを見ていた黒田兵衛が、羽田浩司の遺体を思い浮かべる。これで羽田浩司が暴行を受けた顔の打撲痕などの様子が確認できる。

コナンが見ていた事件のサイトにはなかったシーンだが、これは、描かれなかっただけで元からサイトにあったものなのか。黒田が実際に現場で見たシーンを回想したのか、世間に公表されていない捜査資料のようなもので見たのを思い出したのか、ただの想像なのかわからない。

羽田浩司は格闘技はできないだろうし、棋士なので一般の成人男性よりも弱いかもしれないが、当時30代くらいだったと仮定しても、さすがに力の弱い女性や老人が羽田浩司を抵抗できなくなるほど殴りAPTX4869を飲ませたと考えるのは論理的ではない。

ラムがゴルフクラブのような武器を常に持ち歩いていたのならできるかもしれないが、少なくとも現場に武器として用いられたものが残ってた報告はない。護身用の武器を持ち歩いていることは現実的には十分考えられるが、鈍器のようなもので殴られた跡などの情報がないので、それだとちょっとアンフェアかもしれない。

上記のことから、ラムは羽田浩司を無抵抗になるまでいたぶるだけの戦闘力を持っている。あるいは、羽田浩司を殴ったのは浅香のどちらかではないかとも考えられる。

どういうことかと言うと、ラムはAPTX4869でアマンダを殺害。浅香はAPTX4869を知らなかったが、スパイの立場だったのでその場は黙認。その時羽田浩司が現場を見たことを知ったラムは浅香に彼の始末の命令をするが、浅香は羽田浩司を殴り殺したようにみせかけその場をやり過ごそうとしたところ、気づいたラムがとどめを刺してしまう。手を抜いた浅香は組織に処分される予定だったがその場から逃走した── とか。

あくまで例えで詳細の状況はいくらでも想定できるが、これが「色々な偶然が重なった」パターン。ただし、ラムと浅香のそれぞれの面識については前述した1,2のパターン同様疑問が残る。

また、同シリーズでは若狭先生が黒田を凝視しながらポケットを掴み怒りを抑えるシーンがある。そして、ラストにはポケットの中の将棋の駒のようなシルエットが描かれる。

将棋の駒を掴んで~ということは、若狭先生の怒りの対象は羽田浩司を殺害したラムに対するものであって、若狭先生が偽名で釣ろうとしている相手はラムであり、「暗号に気づいた捜査関係者」ではないことがわかる。

一応、自分を義眼にした羽田浩司を恨んでいるという解釈もできるかもしれないが、まぁここはわざわざその可能性を否定する根拠を述べなくても良いと思うが… そこまで書くと話がまとまらない。総合的に見て若狭先生「≠」組織側であることがわかればそれで充分のはず。

修学旅行(京都編)

File1005で、傷だらけの若狭先生の体が描かれている。羽田浩司とは怪我の種類が違うが、事故ではなく人為的要因に見える。つまり異なる手段での攻撃。通常怪我の跡が残るのは傷が「真皮」深くまで達した場合。大抵は「切り傷」となる。

当たり前だけれども、彼女の傷が誰にどのような状況で付けられたのかが重要。誰かとの激戦による傷跡だったとした場合、当然相手は重要人物。格闘スペックの高い若狭先生を圧倒できるだけの能力の持ち主ということになるが、領域外の妹(メアリー)と赤井務武は截拳道(SDB90より)の使い手であり素手なので該当しない。そうなると残るのはラムが怪しい。

また、戦いではなく拷問にかけられたなども考えられるかもしれない。しかし、傷が腕や腰に集中しており、顔や胸を避ける組織は優しい(笑)拷問の場合は対象を殺さず苦しめるための水攻めなど多種な方法があり、あえて切り刻む手段を選ぶ意味があるのか。出血多量で死んでしまうかもしれない。

組織はジンのように、10秒で吐かなければ銃殺とシンプルな方法が主。この場合でも拷問をかけた人物が剣術の使い手だったからその方法だったなどと理由付けが必要で、どちらにしろ誰が?=ラム、何で?=鋭利な物という点では同じになる。

ラムは戦える人物? ─

おそらく赤井務武もかなりの達人だったと考えられるが、羽田浩司の事件を調べている間に失踪。同シリーズの1005話で領域外の妹(メアリー)は「体を元に戻したら逃げ回るのはもう止めだ」「反撃に転じる」と言っていることから、一度やられてAPTX4869を飲まされたとも考えられ、そうなると、作中トップクラスの赤井や安室を凌ぐ程のやり手が組織に存在する可能性が出てきた。

それならば「ラム」が怪しい候補の一人となり、ボディーガードだった浅香がいたにもかかわらず、アマンダも羽田浩司も殺害されてしまったことの説明は付くかもしれない。

つまり、前述した「1」のパターンで、ラムは浅香の不在を狙ったのではなく務武・メアリー・浅香全員返り討ちにしたとか。羽田浩司の事件にかかわった武術の達人が3人ともやられているのがミソ。

しかし、羽田浩司は何者かによって殴られた跡があり、若狭先生の傷跡と手段が一致しない。その「何者か」(ラム)の武器が竹刀か刀で、羽田浩司は弱かったので鞘におさめたまま殴った。浅香は手ごわかったので、鞘から抜いて戦った。

あるいは、羽田浩司が凶器を特定されないために峰打ちで浅香は刃側で斬った。木刀でも達人が使えば斬れる。などとすれば同一人物の可能性もありえるが… これだと、結局ラムは「凶器」を携帯していたことにはなってしまうけれど。あるいは、前述したように殴ったのは浅香で、「隠された真実」があるパターンか。

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更新日:2018-3-17
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