羽田浩司の事件の考察

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堀田凱土の事件

死んだ人間の霊を呼び出して未解決の事件を解決することができる霊魂探偵の堀田凱土。実際は事前に調べた情報をしゃべるだけ。

ディレクターの話によると、堀田は「姿を消したボディーガードの浅香があの手鏡を持ってる所を見た人がいて、浅香は女だって事を堀田がつかんだ」らしい。

そのまま解釈すれば、人物A⇒堀田⇒ディレクター⇒世良と話が伝わっている。中間が多い上に、目撃者は得体の知れない浅香をなぜ浅香だと判断することができたのか、堀田は手鏡を持った浅香を見たという証言だけでなぜ女と判断したのか等、腑に落ちないところも多い。

ただ、堀田が浅香のことを何も知らないのに唐突に話をでっちあげただけなのかというと、それはちょっとありなのか?というところがあり、実際世良やメアリーの反応から浅香は女である可能性が高いので、誰かから何らかの情報を聞いたというのは事実なのかもしれない。「手鏡を持っていた」という話も具体的。

世良と領域外の妹 ─

世良と領域外の妹は、偶然隣の部屋に泊まっていた霊魂探偵の堀田が「羽田浩司の霊を呼び出すつもりだった」ことを小五郎から聞くと、ショックを受け驚く。そして、「その探偵から事件の事を何か聞いたのか」と問いつめる。

しかし、堀田の手に入れた情報が「浅香が女であった」というまだ世間に知られていないというものだったにもかかわらず、世良はちょっと小馬鹿にしたような口調で領域外の妹(メアリー)にその件を説明。領域外の妹も「くだらん」と全く興味を示さなかった。

ジンとウオッカ ─

組織のメンバーはたくさんいる設定なのだけれど、大学教授殺人事件のように火消しの実行部隊として作中に描かれているのがジンとウオッカ。

しかし、ウオッカは事件解決後の晩に、人伝に聞いた堀田の死亡をジンに報告しただけであり、ジンも「17年前にラムが抜かった仕事(ころし)なんざ知った事か」と堀田の入手した情報が何なのか、その情報が洩れることを危惧して堀田の抹殺に向かった様子はない。

ただ、後に起きた波土の事件では、組織は羽田浩司(浅香)絡みの事件を勘ぐってバーボンとベルモットを調査に派遣している。

バーボンに命令を伝えたのはベルモットのため、ボスにとって別格扱いであるNo2のラムのことは、同じように特別扱いのベルモットだけが信用している可能性も?

ラムが抜かった仕事(ころし) ─

堀田が呼び出そうとした霊は羽田浩司なので、17年前の仕事はもちろん羽田浩司の事件。「抜かった」は油断して失敗したり手落ち(過失)したという意味。17年前にラムは殺しを抜かったので、羽田浩司の事件で油断して何らかのミスをしたようである。

波土禄道の事件

17年前にお蔵入りした曲に、歌詞と「ASACA」というタイトルをつけて新曲をリリースする予定だった波土禄道。そのニュースはネットで流れ上位になった。

コナンはその話を園子から聞くが、17年前という時期と「ASACA」というタイトル、(Kの代わりにCを使っていることが羽田浩司の残した暗号と一致)などから、羽田浩司の事件に関係するのではと疑う。そして、波土がなぜ「K」ではなくて「C」を使ったのか、絶対に何か意味があるはずと園子に強い口調でその理由を問う。

一方で、黒の組織もまたニュースの記事を見て、「ソレ」が公になる前に、波土が持っている情報の調査と万一の時の刺客としてバーボンとベルモットを派遣。

しかし、波土が「ASACA」とつけた理由は、17年前、「朝、カフェ」で妊娠を聞いたことから、生まれて来るはずだった子供に女の子だったら「朝香」とつける予定だったからというただの駄洒落で、結果的に羽田浩司の事件とは無関係であった。

事件解決後、梓に変装したベルモットは波土がなぜ「ASACA」とタイトルをつけたのか気にかけたので、新曲リリースの記事を見てやってきたと考えられることからも、コナンと同じようにタイトルから羽田浩司(浅香)絡みを疑ったようでもある。

コナンと平次の鵺伝説 ─

コナン:(ま、ベルモットだけど・・・)(でもわざわざ探りに来たって事は・・・)(やっぱり17年前に羽田浩司が遺した・・・)(「ASACA RUM」って暗号の事が・・・)(黒ずくめの組織の奴らも気になってるって事か・・・) File:958

コナンは、17年前に羽田浩司が遺した「ASACA RUM」の暗号の事が組織も気になってやって来たと考える。この予測が正しければ、組織も波土に目をつけた理由はコナンと同じで、組織もダイイングメッセージが残されたこと自体には気づいていて、「ASACA 」と、波土が意味深に「C」の綴りを使ったことから、羽田浩司絡みではないかと疑い探りを入れたことになる。

(白い手の正体)

プロゴルファー伴野貞悟の事件を解決した若狭留美(若狭先生)と探偵団のもとに、大勢のマスコミが駆け付け若狭先生の名前と写真がニュースの記事に流れてしまう。そして、それを見た黒田兵衛と脇田兼則は「若狭・・・」「留美か・・・」「こいつァトンチが・・・」「利いてるねぇ・・・」と反応する。

トンチが利いているというのは、洒落ている(ユーモアがある)という意味で、若狭先生の顔が面白かったからではなく、名前に一工夫されていたから。

若狭留美をアルファベット表記して並べ替えると、「WAKASA RUMI」⇒「(IM)ASACA RUM」(Wは逆さにしてMにする)になる。つまり、若狭留美は羽田浩司の残したダイイングメッセージをもじった偽名。

波土禄道の事件で、組織は「ASACA」という曲のタイトルを見ただけでベルモットとバーボンを調査に遣ったように、そんな名前を使うことはそれだけで危険。なぜそのようなことをするのかと言うと、偽名に気づいた組織(ラム)を誘い出すため「あえて」ではないか?とも考えられる。

(隻眼のマッチアップ) ─

冒頭で羽田浩司の事件の記事をパソコンで見ている黒田兵衛。そこへ、白鳥警部から少年探偵団と若狭先生が近くのキャンプ場に行くことを聞き、「思いきって休まれてはどうですか?」と提案されると、「柄じゃないよ」と言いながらも興味津々。

黒田が関心を持ったのは、先日ニュースで見た若狭先生を調査する機会ができたから。若狭先生の思惑通りか、やって来た義眼の黒田を凝視しながら力んで掴む後ろポケットには、将棋の駒のようなシルエットが浮き出ていた。

若狭先生が17年前の事件の重要人物である浅香と疑われるだけでなく、羽田浩司との接点もある様子。

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更新日:2018-3-17
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