羽田浩司の事件の考察

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簡易まとめ

今から17年前、アメリカのJUKEホテルで、将棋の四冠王だった天才棋士「羽田浩司」とアメリカの資産家「アマンダ・ヒューズ」が何者かによって殺害された。

羽田浩司の事件に関与する人物

羽田浩司 ─

趣味にしていたチェスの大会に参加すべく渡米。その大会前夜、宿泊していたホテルの部屋で何者かによって殺害される。直接の死因は不明。APTX4869を飲まされた人物リスト(新一の下)に彼の名前があった。

部屋はかなり荒らされていて、腕に数箇所殴られたり蹴られたりしたのを防いだ防御創(抵抗した痕)が残っていた。

アマンダ・ヒューズ ─

80歳を越える老婆。羽田浩司の大ファンで、FBIやCIAにも顔が利く大物。同日、同じホテルの別の部屋で亡くなっていた。浩司同様に死因はわかっていない。

ドアノブやソファーやティーカップや皿やフォークなどにアマンダの指紋が付いてたことから、アマンダが羽田浩司の部屋を一度訪れたことは確か。灰原は「ルームサービスで紅茶やケーキを頼んでアフタヌーンティーでもしてたのかしら?」と考える。

抵抗した様子や部屋を荒らされた跡もなく、痕跡を残さない組織のやり方に一致。

浅香(ASAKA) ─

アマンダが帯同していたボディーガード。事件の日以来姿を消していることから、最重要容疑者として手配されているが、まだその消息はつかめていない。

浅香がアマンダに雇われた経緯は、アマンダの家族や関係者も誰も知らないという、謎に包まれた人物。

正体不明なのに「浅香」という名がどこから出てきたのかというと、アマンダが「浅香」と呼んでいたとのこと。漢字の出所は不明。今のところ「浅香」が姓なのか名なのか、性別もわかっていない。

ネットニュースの記事では、浅香のローマ字は「ASAKA」の綴り。羽田浩司の残したダイイングメッセージでは「K」がなかったために代用したのか、あるいはきちんと意図があったのか、「C」を使用して「ASACA」で残されている。

記事の写真には浅香の目下からの写真が掲載されているので、大よその恰好はわかる。職業事情から考えれば、謎の人物とは言え、誰もその姿を見た事がないとかそういうわけではなくて、アマンダの行く先に同行していたはず。

恐らく、アマンダと一緒にいる姿は目撃されていたのではないかと。サングラスなんかをしてるだろうし、はっきりと顔はわからなくても外見くらいは見られているのでは?手を出しているのは、写真を撮るなとカメラのレンズを覆い隠そうとしているようでもある。

赤井と赤井の父 ─

羽田浩司の事件は、赤井秀一をFBIに駆り立てたきっかけ。ただ、17年前の捜査に直接かかわっていたのは赤井の父親で、職業もFBI捜査官ではなかった。

現在のところ、コナンがネットの記事だけから事件を推理するしかないのに対して、FBIは羽田浩司の事件を追っていたため、羽田家と赤井家との繋がりもあるので、赤井はそれより多少情報が多い可能性はある。

ただ、最重要容疑者の浅香を捕まえることができていないのと、羽田浩司の残した暗号を解読して浅香、ラムが犯人の可能性が高いと推理したのは現在軸。

RUM(ラム) ─

コナンと沖矢は羽田浩司の残したダイイングメッセージを「ASACA RUM」と解読。また、コナンは今のところASACA=RUM=事件の犯人と考えているようでもある。

残された暗号の解釈が正しいかどうかはまだ考察の余地が残されているものの、後にジンが「17年前にラムが抜かった仕事」と言っているので、ラムがこの事件に関与したことは間違いない。

灰原の推理

灰原がいくつかの推理を語っているもののあくまで憶測にすぎない。何が正しく、何が疑わしいのかの振り分けが一つのポイント。

・浅香:組織にいた時に名前は聞いた事はないが、殺人にAPTX4869が使われたとなると組織の人間の可能性が高い。(浅香=犯人で仮定)

・羽田浩司が殺害された理由:資産家が殺される所を偶然目撃してしまったのではないか。

・手鏡が部屋に落ちていた理由:羽田浩司が母とかからもらった物かも。

・部屋が荒らされていた:組織の仕業ならこんな事有り得ない。(浅香=組織の人間だと矛盾)

その他の重要事項

割れた手鏡 ─

羽田浩司の部屋にはカップやさらに混じって、割れた手鏡も落ちていた。この手鏡は元々「PUT ON MASCARA」の文字が入っていて、ある化粧品メーカーがマスカラに手鏡を付けて売り出したら大ヒットしたもの。

宮野明美も母エレーナの遺品として持っていた。鏡には羽(天使の?)のマークがロゴとして描かれていることから、とある化粧品メーカのもそれを象徴したような名称かもしれない。

ダイイングメッセージ ─

羽田浩司は例の手鏡から必要な文字を切り取り、犯人にバレないように水で流して細工した。

コナンと沖矢は流された「U MASCARA」の文字から、羽田浩司が犯人を示す「ASACA RUM」のダイイングメッセージを残したと解釈。

事件の記事について ─

17年も前の事件だけれど(「こんな情報よく見つけられた」から恐らくネット普及前)、その詳細が書かれた記事が「まるで誰かがこの謎を解いてくれ」と言わんばかりに定期的にアップされ、また削除されている。

関連する事件

堀田凱土の事件

死んだ人間の霊を呼び出して未解決の事件を解決することができる霊魂探偵の堀田凱土。実際は事前に調べた情報をしゃべるだけ。

ディレクターの話によると、堀田は「姿を消したボディーガードの浅香があの手鏡を持ってる所を見た人がいて、浅香は女だって事を堀田がつかんだ」らしい。

そのまま解釈すれば、人物A⇒堀田⇒ディレクター⇒世良と話が伝わっている。中間が多い上に、目撃者は得体の知れない浅香をなぜ浅香だと判断ことができたのか、堀田は手鏡を持った浅香を見たという証言だけでなぜ女と判断したのか等、腑に落ちないところも多い。

世良と領域外の妹 ─

世良と領域外の妹は、偶然隣の部屋に泊まっていた霊魂探偵の堀田が「羽田浩司の霊を呼び出すつもりだった」ことを小五郎から聞くと、ショックを受けたような驚き。そして、「その探偵から事件の事を何か聞いたのか」と問いただす。

しかし、堀田の手に入れた情報が「浅香が女であった」というまだ世間に知られていないというものだったにもかかわらず、世良はちょっと小馬鹿にしたような口調で領域外の妹にその件を説明。領域外の妹も「くだらん」と全く興味を示さなかった。

ジンとウオッカ ─

組織のメンバーはたくさんいる設定なのだけれど、大学教授殺人事件のように火消しの実行部隊として作中に描かれているのがジンとウオッカ。

しかし、ウオッカは事件解決後の晩に、人伝に聞いた堀田の死亡をジンに報告しただけであり、ジンも「17年前にラムが抜かった仕事(ころし)なんざ知った事か」と堀田の入手した情報を危惧して堀田の抹殺に向かった様子はない。

ただ、後に起きた波土の事件では、組織は羽田浩司(浅香)絡みの事件を勘ぐってバーボンとベルモットを調査に派遣してる。

ラムが抜かった仕事(ころし) ─

堀田が呼び出そうとした霊は羽田浩司なので、17年前の仕事はもちろん羽田浩司の事件。「抜かった」は油断して失敗したり手落ち(過失)したという意味。17年前にラムは殺しを抜かったので、羽田浩司の事件で油断して何らかのミスをしたようである。

波土禄道の事件

17年前にお蔵入りした曲に、歌詞と「ASACA」というタイトルをつけて新曲をリリースする予定だった波土禄道。そのニュースはネットで流れ上位になった。

コナンはその話を園子から聞くが、17年前という時期と「ASACA」というタイトル、(Kの代わりにCを使っていることが羽田浩司の残した暗号と一致)などから、羽田浩司の事件に関係するのでは疑う。そして、波土がなぜ「K」ではなくて「C」を使ったのか、絶対に何か意味があるはずと園子に強い口調でその理由を問う。

一方で、黒の組織もまたニュースの記事を見て、「ソレ」が公になる前に、波土が持っている情報の調査と万一の時の刺客としてバーボンとベルモットを派遣。

波土が「ASACA」とつけた理由は、17年前、「朝、カフェ」で妊娠を聞いたことから、生まれて来るはずだった子供に女のこだったら「朝香」とつける予定だったからというただの駄洒落で、結果的に羽田浩司の事件とは無関係であった。

事件解決後、梓に変装したベルモットは波土がなぜ「ASACA」とタイトルをつけたのか気にかけたので、新曲リリースの記事を見てやってきたと考えられることからも、コナンと同じようにタイトルから羽田浩司(浅香)絡みを疑ったようでもある。

宿里村の怪 ─

コナン:(ま、ベルモットだけど・・・)(でもわざわざ探りに来たって事は・・・)(やっぱり17年前に羽田浩司が遺した・・・)(「ASACA RUM」って暗号の事が・・・)(黒ずくめの組織の奴らも気になってるって事か・・・) File:958

コナンは、17年前に羽田浩司が遺した「ASACA RUM」の暗号の事が組織も気になってやって来たと考える。この予測が正しければ、組織も波土に目をつけた理由はコナンと同じで、組織もダイイングメッセージが残されたこと自体には気づいていて、「ASACA 」と、波土が意味深に「C」の綴りを使ったことから、羽田浩司絡みではないかと疑い、探りを入れきてたことになる。

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更新日:2016-8-18
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