赤井父の死亡時期と赤井がFBI捜査官になった時期

sponsored link

補足

赤井の年齢が33-34歳で高校卒業後に渡米(羽田浩司の事件の翌年16年前)したのなら先述したパターンで問題ないのだけれど、31-32歳で中学卒業後(羽田浩司の事件と同じ17年前)に渡米した場合、7年間では米国籍は取得できないことになる。というのも、永住権の申請には高校卒業と同程度の資格(あるいは2年間の専門的な職業経験)が必要であり、市民権取得までには全て合計で7年必要となるため。

これは高卒認定のようなものは含まれていないようで、日本の場合は飛び級はないので実質3年かかる。まあ、赤井はイギリスに住んでいたようだけれど。

この高卒の資格について、日本にもグリーンカード取得代行の代理店などが多数あるため、会社によって高卒以上としているところもあれば、「卒業見込み」(就労二年目)でOKなところもあったりする。

GCの取得スケジュールは、例えば2016年度なら2016年の10月に応募が開始され、2017年の5月に当選発表。その後審査に必要な書類を提出し、また秋ごろに大使館で面接があり、合格すると渡航許可証が発行される。その後六ヶ月以内に渡米してその滞在先に一ヶ月程度でグリーンカードが送られてくるという手順。

永住権は抽選に通ったら自動的に取得できるのではなくて、その後必要な書類を送り手続きをし、面接などを経て審査に通ることにより取得することができるという、取得権のようなもの。当選発表などは送られず自分で確認する必要があり、抽選に通ったけれどやっぱりやめたいという場合は放置していれば何もおきない。実際、本当に取得するのは抽選に通った何割か。

ということは、高3の秋に応募することができるのかというところなのだけれど、応募条件=高卒資格のため不可、抽選に通っても取り消されるとしているところもあれば、抽選に通った時に高校卒業していれば問題ないとしているところも。秋卒業の国ならこうした問題はおきない。

ちなみに、永住権の申請は国籍ではなくて生まれが適用されるようで、赤井がイギリス生まれならイギリス、日本生まれなら日本から申請することになる。ただ、これも両親日本人の韓国生まれは大丈夫かという問いにOKとしているところもあり曖昧。

赤井はイギリス国籍を持っているのでイギリス生まれ。(イギリスは出生地主義)国ごとに年間、数年間(5年累計)の人数が決められていて、イギリスは近年フルっぽい。まあ、この場合漫画なのでそこは考えない。韓国や中国本土も近年は募集外。

赤井のグリーンカード取得方法

前述した条件の通り、赤井が仮に中学卒業後相当の15歳で渡米しても高校を卒業していない限りは永住権の申請(取得)はできないので、そこから2年(永住権)+5年(市民権)での取得とはならない。しかし、10年前(秀吉の年齢を考慮すると11年前)には既に国籍まで取得していた。(7年で取れている)

高卒ではなくて職業経験という条件でも大丈夫だが、赤井はFBIに入るのに3年の実務経験が残っていると言っているので、このパターンはないか。どちらにしろ、条件を満たすのに2年かかるので間に合わない。

では、抽選以外の方法で取得したのか。その場合、米国籍の配偶者やその子供、米国への投資、自己の才能および能力、米国の雇用先のサポートがある。裏道的には、16歳以下の孤児なら養子縁組でとかもあるそうだけれど、孤児ではないし(笑)難民とか、考えればいくらでもイレギュラーな方法はあるが、ちょっと話が広がりすぎる。

雇用先のサポートは仕事なので消し。自己の才能は有名人、世界クラスの実績となる。例えばオリンピックで金メダルとか。赤井ならあってもおかしくはないが、何の実績?という疑問。投資は50万ドル(5000万円)とか。赤井一家なら払えてもおかしくはないが、払うのは親というのはどうか。

そうなると、配偶者(子供)ということになるが、母はイギリス国籍(日本国籍を持っていた時期があった可能性あり)と考えられ、父は秀吉の婚姻届から日本国籍は持っている(漢字を使用)ことはわかるので、もしかしたらアメリカとの二重国籍だった可能性はある。

ただ、子供たち三人が日本語ペラペラで日本の名前、住んでいたのはイギリスということは、アメリカとの接点は薄い。それでも務武があえて日本国籍を捨てアメリカ国籍を選んだ(帰化した)のなら相応の理由があるはず。

その場合、やはりアメリカ市警になるためとか。アメリカ国籍でなければならない=公務員。羽田浩司の事件にかかわったがFBIではない(CIAも似たようなもの)となれば、もう警察関係しかなさそうだけれど。

そもそも、務武がアメリカ生まれで二重国籍、あるいは後に帰化することでアメリカ国籍を選んだのなら、子供たちは母親が日本国籍を持っていないと日本国籍を自動的には持てない。(日本は血統主義)

少なくとも世良が生まれた時は国籍法改正(1984)後と考えた場合、世良が日本国籍を持つには両親のどちらかが日本人だったか、世良が日本に帰化する必要がある。

務武が元々二重国籍(後からアメリカ国籍を得た場合でも同じ)だったので秀一はイギリスと日本の二重国籍。務武はその後日本国籍を破棄しアメリカ国籍を選択(取得)。

母は日本へ来た時に日本に帰化、そして世良が生まれた。婚姻届の内容から、母は現在は日本国籍を持っていないようなので再び離脱。しかし、これだと母が再び英国籍を取得する必要があるので非常にやっかい。単純に二重国籍のままだったほうがシンプルだが、どちらにしろ本当にかなり難しい話になる。世良の出生は複雑とされているのでありえないわけではないが…

母親がアメリカ国籍を持っていた場合、イギリス(条件付)もアメリカも出生地主義なので、イギリス生まれで後にアメリカ永住権と市民権も取得したなどの複雑な設定にしない限りはこの二つを持っているということはない。

上記のパターンでもまだ問題があり、それは世良の「グリーンカード取るの大変だったらしい」という発言。アメリカ人の子供として永住権を取得する場合は手続き上1年弱かかるとされるが、一般的な取得難易度は最も低く期間も最短。

基本的にバックグラウンド審査を通ればいいわけで、これは犯罪歴などが理由でダメなものはダメで、がんばって何とかなるものではない。大変だったというのは個人が何らかの努力をしたということ。

また、永住権1年+市民権3年を合わせた4年で済むので、赤井はさざ波シリーズの3年前にはもうアメリカ国籍を取得していたことになる。極端な話、大学を飛び級でさっさと卒業して3年の実務経験を詰んで試験をパスすれば23歳でFBI捜査官になれるので、FBIを目指すのならそれが最短。

実は、永住権でも家族スポンサーになれるので父親がアメリカ国籍でなくても、永住権を持っていれば赤井は永住権を取得することができる。ただし、市民権を持っていた場合と違って順番待ちとなるのだけれど、過去2,3年とされていたのが、近年は永住権取得者も減りかなり早い(数ヶ月)とのこと。なのでGCの抽選は夫婦で行うと確率が二倍になるという裏技を推奨しているところも。

それなら、職業など関係なく、もし辻褄合わせ的に父を二重国籍にするのであれば、日本国籍のアメリカ永住権持ちにするだけで十分。ただし、やはりこれでは全く苦労はしない。

世良の台詞はガールズバンド(88-89巻)なので、かなり最近のこと。おそらく、この時は既に赤井がFBI捜査官になるまでのルートは考えていて、そのこともあっての世良の発言なのではと。つまり、大変だったというのは、実際に赤井が永住権を取得するまでの過程をシミュレーションして入れた台詞。

父が失踪していたため、自分が父の子であることを証明するのに苦労したとか。ただ、配偶者や子供の場合米国籍保持者が死亡しても2年以内なら取得可能で、失踪はまだ生きているので特に問題はなさそう。

というか、死亡はともかく失踪の場合は市民権保持者だろうが永住権保持者だろうが、サポートする側が請願書を出す必要があるとすれば、失踪ではむしろ無理かもしれない。それが理由でめんどうがあったが、色々もめて何とかしたとか…

”何とかした”というのもどうしたのかわからないし、そもそも、こういったケースはイレギュラーすぎて調べても具体的な手続き方法などは出てこない。これを前提に読者に推理させるのはどうなのか。

務武が失踪前に請願書を出していた場合は有効だが、赤井が渡米を決意したのは父の失踪そのものが理由。米国で死亡扱いにした後で申請をすれば行けるかもしれないが… しかし、務武失踪から1年で死亡認定は難しいような。事故等で遺体が見つからなかったが、死亡認定されたというのならわかるが。とにかく、考えるほど話は込み入ってくる。

もう一つ可能性があるのは、高校を飛び級で卒業した場合。秋入学と考えて、その時にGCの申請だけしてしまう。そして、翌年5月の抽選発表時には高校を卒業していたとすれば、間に合うと言うもの。

ソフトバンクの孫社長は日本の高校を1年で退学し、アメリカの高校2年から始め、瞬く間に3,4年と飛び級し高卒認定を取得したので結局3週間で退学したという話は有名。つまり赤井ならできるということ。赤井も3週間ほど高校を卒業して、それから永住権を申請したでもいい。

短期で高校を卒業するのは赤井でも大変だろうし、頭は余裕だったが、イギリスでは日本人学校に通っていたため英語がそれほど得意でなかったとかであれば苦労するはず。

これなら世良の発言に矛盾しないのと、実は安室も飛び級で海外の名門大学を卒業していた可能性もある(松田刑事と警察学校の友人でありながら、29歳で警察庁キャリアの警視になるルート)ので、それなら赤井も飛び級の経験があるのでは?

飛び級で高校を数ヶ月で卒業したのなら、さざ波シリーズの時にまだ大学生であったのがおかしいのだけれど、羽田浩司の事件の調査に夢中になり学校へろくに行かずに留年。それで、息子なら簡単に卒業できると思っていた母親が気づき、日本へ呼び戻して事情を聞いて赤井を叱ったのがさざ波シリーズだとすれば、色々話が繋がる。

ネックなのは既に大学に6年はいること(笑)前述したように、FBIを目指すなら早く大学を卒業して職務経験を積んだ方が良いのだけれど、どのようなルートにしろ10年前に大学生であったということは大学を飛び級で卒業しようとは思わなかったようで、事件の捜査に夢中になってしまったのかもしれない。

まあ、10年前(11年前とする)に20歳で、そこで卒業してから仕事を始めれば3年経つと23歳でFBIに入る条件を満たすことになるので、それまでは大学生の身分でいたほうが良いというのはある。学生の方が時間的にも好き勝手できるし、仕事は新卒の方が見つけやすい。そこまで計算しているかはわからないが。

一応、矛盾点がないのは後者の飛び級+留年のパターンのような気がするけれど、作者がどう意図したのかは判断し難い。もしかしたら、GCの抽選には高卒の資格が必要と言う条件が無視されている可能性も… それならそれで、話は簡単だが。

sponsored link
更新日:2018-3-10

赤井父の死亡時期と赤井がFBI捜査官になった時期」への2件のフィードバック

  1. 管理人 投稿作成者

    >>かりみ。さん

    フランス語が出てきただけでは伏線とはなりませんからねぇ。赤井家の人間に対してか、神社の花見回で灰原が公安のキーワードを出した時のように、唐突にでてくるような場合は伏線と捉えることもできそうですが。まぁこれから出てくればってところですね。

  2. かりみ。

    初めまして。フランス関連の伏線のことですが、今回のシリーズである宿里村の怪にでてくるフランス人の男性名であるシャルルという名と「nue」という単語はある意味フランス関連の伏線ともある意味とれるかもしれないと、ふと考えました。もしかしたらこれから、フランス関連の伏線が少しずつ出てくるかもしれませんね。

コメントを残す