サンデー File:953

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一応、コードネームの法則的にはラムは男なのだけれど、実は今年の劇場版で崩れる可能性がある。

登場する組織のスパイリストの中に「スタウト」とコードネームがあるのだけれど、スタウトはビールの一種で醸造酒。蒸留酒ではない。アルコール度数も普通のビールに比べれば高めだけれど、ビールなので代表的なギネスでも7%とか。

まぁ、カクテルとかを出さなければそれでいいのかもしれないけれど。それとも、メンバーが集まりすぎて蒸留酒だけでは足りなくなったので、あの方がこだわりを捨てて酒なら何でもいいことにしたとか、裏設定があったりとか(笑)

所詮は劇場版なので原作とはわけて考えたほうが良いのかもしれないけれど、今年の映画は原作の設定とリンクするところもある。コードネームの法則なんてメタ推理なので崩しても原作のストーリー上矛盾は出ないけれど、せっかく積み上げてきたものだけに…

アクアビットは蒸留酒なのでキルシュヴァッサーとかでも良かったような気はするけど、恐らくスタウトはMI6なので、それでスタウトにしたのかなと。

コナン:(17年前にボディガードをやってたんなら・・・)(もう結構いい年になってるはずだけど・・・)(オレと同じ薬で中学生ぐらいまで年齢が巻き戻ったのなら・・・)(疑わしいのは・・・世良が「ママ」って呼んでた・・・)(この女・・・)(何者なんだ?)

これも何かちょっとわかり難い。普通に読むと、17年前にボディーガードをしていた浅香はもういい歳になっているはずだけど、(浅香が)薬で中学生まで巻き戻っているとしたら、疑わしいのは世良がママと呼んでいる女── となる。浅香=領域外の妹。

17年前にボディガードをやってたならもう結構いい年になってるはず。だけど、薬で幼児化していたという可能性もある。

ボディガードだった浅香も羽田浩司やアマンダと一緒に薬で殺害された。しかし、もし浅香が幼児化したために生き残ったのなら、逃走した浅香が事件の容疑者だと疑われて追われるという現状もありえる。

ただ、17年前に薬を飲まされた浅香が「オレと同じ薬」を飲まされたのなら中学生ではなくて小学生だし、薬の効き具合が違って中学生まで巻き戻ったとして、17年前に中学生の姿にされた浅香=現在中学生の姿領域外の妹と結びつけるのは飛躍しすぎなような。

それに、浅香がオレと同じ薬で中学生まで時間が巻き戻ったのなら、世良がママと呼ぶあの女が同一人物ではないか?一体あの女は何者なんだ?となり、だから浅香で世良のママだろ!と話がおかしくなる。

17年前に中学生の姿になり、今も成長していないことを前提にしているのだけれど、コナンはどちらかというとそこまで考えていないのではと。普通に考えれば成長が止まっていることは想定しないし、想定しているのなら、早く事件を解決しないと自分だけ身長が伸びないので大変なことになると危機感を持つはず。

「17年前にボディガードをやってたんならもう結構いい年になってるはず」
「薬で中学生ぐらいまで年齢が巻き戻ったといえば、疑わしいのは世良が「ママ」って呼んでたこの女 何者なんだ?」

これならどちらも当然のことを言ってるので問題ないけれど、浅香が薬を飲まされて後退化したのなら、同じく後退化した領域外の妹と同一人物なのではないかと疑いをかけたのだとしても、やはり先走りすぎなような。もしかしたら、正解から逆算したら不自然なモノローグになってしまった可能性もあるけれど…

それとも、浅香は薬を飲まされて想定の歳じゃない可能性もある。それなら、あの世良がママと呼ぶ女も歳相応に見えないので怪しい奴だな。一体何者なんだ?と考えたのか。この思考のほうが自然な気はするが。

領域外の妹が浅香なら、あのサイトにアップされていた色黒の人物は誰なんだということに。コナンはあの写真もチェックしたはずでは?

サイトにアップしているのが領域外の妹なら、偽の写真をアップして捜査をかく乱するというのは可能だけれど、その辺についてどう考えているのかもあっていいような。

組織なら、天カウで園子を宮野志保と間違えて撃とうとしたように、誤爆してしまう危険もあるので、もし三船拓也が組織に殺されたらかわいそう(笑)第一、顔が知られていないのなら、偽の写真でアップするくらいなら、何もしないほうがいい。

世良のママが浅香でラムに薬を飲まされたのなら、羽田浩司の事件の真相の全てもラムの正体も、全部わかってるよねっていう。

17年前なら赤井はまだFBIに入る前で、父親が羽田浩司の事件にかかわっていた。そして、その事件の詳細を調べるために、今度は赤井自身が苦労してFBIに入る。組織にスパイとして潜入してからは真純とは連絡を絶っていたようだけれど、それ以前は、真純は秀兄から送られてくるビデオで必至にトレーニング。(連絡は取れる)

年齢を考えれば10年前はまだ赤井はFBIに入る前だけれど、真純とママは蘭や新一に会っている。(母と真純は一緒)

そして、赤井は今になってようやく掴んだ手掛かりで、ダイイングメッセージを「ASACA=RUMで」で解釈したりしている。もはやわけがわからない(笑)

というか、「薬で中学生ぐらいまで年齢が巻き戻った」「世良が「ママ」って呼んでた」この二つで領域外の妹が薬で中学生の姿になった世良のママだということになぜ気づかないのか(笑)

コナンは世良が自分の正体が工藤新一であることに気づいていることをもう自覚しているし、世良のママが薬で小さくされたのなら、自分の正体が早々にバレていたことの理由も説明が付くのだけれど。まぁ、気づくのは時間の問題か。

ウオッカ:「おっ死んだらしいですぜ・・・」「羽田浩司の事件を探ってた・・・」「堀田凱人・・・」

ジン:「フン・・・」「17年前にラムが抜かった仕事(ころし)なんざ・・・知った事か・・・」

ジン来たー!前回の話の沖矢に続いてタバコシーンなのだけれど、最近でもタバコシーンが禁止されるかもだとかなんとかニュースサイトで結構話題になってただけに、挑戦的(笑)

でも、これ時間が夜。ウオッカが「今朝のその事件」と言っているように、堀田の事件が起きたのは朝。羽田浩司の事件を嗅ぎつけて奴らが来る前に事件を解決しろと焦っていたのに、堀田の始末にやってきたのなら遅すぎじゃありませんかという。

さっさと事件を片付けたから、羽田浩司の事件について情報が出なかったから遅れたとも考えられるのだけれど、どちらかというと、ウオッカの台詞は組織の情報網で堀田の死については当然知ってますよというニュアンス。そのため、堀田が「羽田浩司の事件を探ってた」ということも前もって知っていた。目障りならその時点で消すことも可能。

だから、ウオッカの「おっ死んだらしいですぜ」と、ジンの「それより気がかりなのは~らしいじゃねぇか」と、二人とも別の人伝に聞いた情報をすり合わせるような会話になっている。

ジンは「17年前にラムが抜かった仕事(ころし)なんざ知った事か」と羽田浩司の事件については関心を示していない。堀田が羽田浩司の事件の情報を得たので、それが漏れる前に始末しにやって来たという感じではない。

結局、ここも「奴ら」が黒の組織なのか別の組織なのか、はっきりと絞らせないように意味深なところで切られてしまっている。

ジンのニュアンスだと、No.2のラムはそこまで求心力があるわけではないようで、「知った事か」なんて言われているのをラムが聞いたらショック受けそう(笑)

でも、劇場版の予告ではベルモットは「ついに”あのお方”が動き出した」みたいなこと言っていたけど。あれは嘘予告か。

もしかしたら、ラムはNo.2と言えども行動は単独。ジンとは別行動をしていて、ラムが堀田の様子を見に行ったということはありえるけれど。

「17年前にラムが抜かった仕事(ころし)」──

17年前、ラムがAPTX4869を使ってアマンダや羽田浩司を殺害したのは確定。では、ラムが抜かった仕事というのはどういうことなのか。

「抜かった」は「(油断して)失敗した」という意味。仕事はここでは「殺し」と振ってある。なので、「17年前に失敗した殺し」。

解釈は二通りできるけれど、一つはダイイングメッセージを残されてしまったこと。もう一つは、ラムは17年前に誰かを殺しそこなったという意味になる。羽田浩司とアマンダは遺体が確認されているので、そうなると逃走中の浅香しかいない。「殺しを失敗した」で直訳するなら後者のほう。

ラムはボディガードの浅香も殺害するつもりであったが、殺し損ねた。漫画的には、そのまま逃げられたというよりは、薬を飲ませて殺害したと思ったけれど、確認を怠ったために後に遺体が見つからずに逃げられたことに気づいたほうがしっくりくる。

でも、「抜かった」は「ぐずぐずして時機を失する」という意味もあるようなので、浅香だけやり損ねたというのもあるか。こっちのほうが考えるのは楽。

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