組織の目的

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既に他の記事に推理のパーツは散りばめているので内容は被ります。そして細かいところは説明済みとして、ところどころ端折ります。

組織の行動

組織の行動については↓
組織の行動履歴

こちらも参考↓
未解決(未回収)の伏線・未解明の謎一覧

コナン:(わかっているのは奴らが暗殺を繰り返しながら大金を集め、妙な薬を作り、有能なコンピュータプログラマーを集めようとしている事・・・一体何のために・・・?)(まさか金かけてどえらいゲームを作ろうってんじゃあるめーし・・・) File:377

コナン:(どうする?後をつけるか?)(いや、まだ早い・・・そうみせかけて待ち伏せてるかもしれねぇ・・・)(でも何なんだ・・・奴らは何をしようとしてんだ・・・?)(灰原は妙な薬を作らされていたけど、板倉さんはSE・・・薬とは関係ねぇじゃねぇか・・・)(人間のために断念したソフト・・・)(いったいそれは・・・) File:383

37巻、コナンは一見関連性のないこれまでの組織の行動を回想しながら、組織が一体何をしようとしているのかを考える。

組織は暗殺を繰り返しながら大金を集め、妙な薬(APTX4869)を作り、コンピュータープログラマーを集めている。そして、新たに加わったのが板倉卓のソフト。

上記の行動が、「お金は世界中のうな重を買い占めるためで~」「APTX4869が幼児化する薬で~」「板倉のソフトがボスの大好きな趣味の将棋ソフトで~」とか、それぞれが全く別々の目的のための伏線だったら話が繋がらない。

もちろん、これらは単発で全く関連性のないことを考えて欲しいわけではなくて、全く別々の意図を持っているようで、「実は全部とある目的のために準備された布石です。さて組織は一体何をしようとしているのでしょう?」(それぞれどういう意図があるでしょう?)というのが読者に向けられた問題でもある。

組織の目的を達成する手段

1.大金を集める
2.暗殺を繰り返す
3.APTX4869の開発
4.プログラマーのリスト収集(優秀なプログラマー)
5.板倉卓のソフト

前述した組織の行動がまず5つ。

大金を集めている ─

基本的には、お金は手段として使われる。組織の目的達成にもお金がかかるはず。

プログラマーのリストも大金で取引をしているし、板倉のソフトも無償で作らせようとしたわけではなく多額の小切手を渡している。決してドケチな集団ではないどころか、かなり羽振りはいい。

組織のメンバーがどういった経緯で集められているかは今のところ明らかにされていないが、下っ端は金で雇われている(OR弱みを握られて脅されている)可能性が高そうで、そう考えれば金に物を言わせて事を進めてるのが組織のやり方。

薬の研究にも設備投資が必要。なにしろ、ちょっとでも足がつきそうになったら証拠に残らないように燃やしてしまうのだから、お金はいくらあっても足りないくらい。

まぁ、組織の運営にお金が必要なのはもう前提という考えで、その上さらに投資の元手が必要だとか、まだ何か目的がある可能性もないとは限らない。ただ、お金の使い道に関してもっと具体的に掘り下げるような雰囲気は今のところなさそうに思える。

暗殺を繰り返している ─

薬を完成させて「不老不死になろう!」みたいなことが目的であれば、無駄に人殺しはしなくてもいい。むしろそんなことをすれば騒ぎが大きくなるし、別件で組織のやってきた悪事が芋づる式にバレて逮捕、計画が頓挫してしまう可能性が高まってしまう。

組織が暗殺を繰り返す理由は、第一に裏切り者、ミスして身バレしたメンバーや、収賄などで警察やマスコミなどに目を付けられた人間の粛清。

これは組織にいた脱走者などの口から組織のことが外部に漏れるのを防ぐため。またそれだけでなく、組織のことを知った人間、組織の裏切り者と関わった人間も「疑わしきは罰せよ」の方針で暗殺されることになる。

ただし、漫画上の都合か、「組織に深入りしてなかったから」などと見逃されることも。「疑わしきは罰せよ」は、誰がどこまで知っているかわからないので少しでも怪しい人間は万一を考えて処分しておくためであるけれど、知られている情報が最低限(テキーラの話の中島のように組織の実態すら知られていない)と組織が把握している場合は臨機応変になることがあるのかもしれない。

この場合、殺しによって騒ぎが大きくなるリスク>情報が流出するリスクのためとでも考えるべきか。沼淵が見逃された理由はどうせ死刑なるからということもあったので、組織がわざわざ手を出さなくてもいい場合は放置されることもある。

このことからも、組織が意味もないリスクを背負って必ずしも暗殺一辺倒でやっているわけではないと言える。ただ、やはり「疑わしきは罰せよ」が基本方針。

そして、粛清対象はボスに長年仕えたピスコや、組織の大事な頭脳であったシェリーも例外ではなく、暗殺方法も家族含めて家ごと焼いて証拠を一切消し去ってしまうという徹底ぶり。灰原の場合、組織は灰原が過去に関わった研究施設全てを焼き払った。

ピスコと灰原は組織のことや薬の研究内容などを詳しく知っている。特に灰原は組織にとって「必要な頭脳」とされていたのにもかかわらず粛清対象となっていることから、組織は目的の早期達成よりも、機密保持を最優先において動いていると言える。

そのため、プロジェクトは半世紀ほど前から開始されているのに未完。これは、石橋を叩いて壊してしまうほど慎重なボスの性格も影響しているかもしれない。

もちろん、殺人を組織ぐるみでやってることを警察に目を付けられたらめんどうなので秘密は守ろうとするのが当たり前なのだけれど、殺人をしなければ殺人で捕まるリスクはなくなるのに、秘密を守るために殺人を繰り返している。これは本末転倒。

つまり、組織にとっての殺人はあくまで機密保持のための手段であり、リスクを犯してもどうしても知られたくない情報があるということ。そしてなぜ知られてはいけないのかと言うと、知られれば組織の最終ゴールである「目的」が達成できなくなるからと考えられる。

「慎重すぎるボスが必要のない殺しまで行っているだけ」と考えても筋は通ってしまうのだけれど(笑)それではただのギャグでしかなく何の謎も解明されない。一応組織の秘密厳守のスタンスには意味がある(組織の謎を解明する伏線)としておくべきかと。

ちなみに、後に議員候補の暗殺計画が立てられるが、それは37巻より後のことなので別の目的として考える。

その他の目的について ─

3~5については重要なのでまた後で考察。

コナンが考えた1~5の目的以外に、28巻「そして人魚はいなくなった」で組織が美国島を訪れていたこと(目的達成のために必要だった)。それに、48-49巻「ブラックインパクト」で土門衆議院議員候補を暗殺しようとしたことがある。

6.美国島を訪れる
7.土門衆議院議員候補の暗殺計画

この二つを加えた7つが、現在わかっている組織の目的に繋がる「組織の行動」となっている。

⇒89巻で新たに「灰原が作らされていた薬」が追加される。これは新要素なので別途考察。

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更新日:2016-9-12
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