青山剛昌先生と話そうDAY!! 【2016】

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青山先生に質問タイム

今年からはちょっとやり方が変更。平等に当たるように先生がくじを引いて、当たった番号の人が質問できるようになりました。

質問は13個ありますが、パスされた質問もあるので質問者は全部で10人。男性は確か1人だけだったかも。まぁ、参加者は女性の方が多いんですが、最後に男性引いてよかった。

会話のためちょっと「ごにょごにょって」ところが多いので、その辺は適当に文章化してます。

Q1:蘭ちゃんは今ガラケーを使っていますが、いつかスマホに替えたりすることはありますか?

A:ねぇそうなんですよ。難しいとこなんで、まぁ、う~ん。二つ折りなのが今感じがいいんで、なんだけど、たぶんそのうち変わっちゃうんじゃないかなぁと思いますけど。すいません。

技術の進歩が著しい携帯電話を新一からのプレゼントにしたのは失敗だったかも(笑)蘭はガラケーなのがいいって以前雑誌のインタで言ってましたね。

先生は男性目線なので、周囲の流行に振り回されずプレゼントされた携帯をずっと大事に使ってる蘭ねーちゃん健気でかわいいみたいにしたいんだと思うんですが、若い女性目線だとちゃんと自分達と同じように、というかむしろカーストで上位に属するくらいに描いてほしいみたいな傾向があるので、この辺が男女で好みの違いが出るので難しいですね。

でも、ガラケーが消滅してきたらさすがに変えざるを得なくなってくるのかな。作中経過時間が一年以内なのでいつの間に変わってるってのはまずいと思うので、携帯が壊れてもう一度新一にプレゼントさせるのか、それとも新一からもらったのがスマホだったということにして強引に辻褄を合わせるのか(笑)

コナン:「あれれ~ 蘭ねーちゃんスマホに替えたのー?」
蘭:「うん、バイトして買っちゃった!今更ガラケーとかね。新一からもらった携帯半年しか使ってないけどー」
コナン:「ふ~ん、そうなんだー」「・・・・・・」

なんか、かわいそう…

別に、折りたたみのスマホという設定でもいいような気がしますが、そもそも数年立ったらガラケーとスマホとかいう概念がなくなってたりして、「スマホに変える」ということをやる意味がないかも。それやったらまた後でおかしくなったり。10年後、子供たちに「スマホって何?」みたいな。

今後従来のガラケーにもAndroid搭載がデフォになりそうなので、ガラケーとスマホというより、二つ折りか、折りたたみなしかの問題かも。それなら、蘭は今の二つ折りのままでも一周回って違和感なくなったり。

Q2:85巻のバーボンとベルモットの会話で、ジンが「鼠が入って来ていて問題視している」ってのは伏線なんですか?

A:伏線ですね。全然伏線です。あの、今回の映画もそんな感じなんで。

スパイですね。どちらかというと、なんでスパイ騒ぎになったのか。緋色シリーズで、赤井と安室はお互い組織に秘密にしておかなければならない弱みがあるのでそこはおあいこ、だから内緒にしてねって一応収束したのでけれど、映画ではそんな努力もむなしく「キール、バーボンまさかな」と疑われることに。

もしかしたら、あのセリフ自体毎年恒例の予告詐欺という可能性もあるのだけれど、映画のあらすじはもう公開されていて、公安が集めたスパイ情報の入ったデータを何者かが盗んで逃走。それを安室が追いかけ、最終的に赤井が撃墜という話(笑)。しかも、その逃走した犯人も、もしかしたら組織に狙われている記憶喪失の女性で元スパイの可能性ありという(笑)

組織の重要なデータが流出⇒鼠が紛れ込んでいるので洗い出し、という流れなのか。それなら、どんな情報が流出したのか。

盗んだのが純組織のメンバーであれば、そのまま組織に証拠隠滅のために消されて終わりなのだけど、スパイだった場合、自分のデータを抜いて組織に渡し、安室のように自分だけ組織の上層部に上り詰めるつもりだったのか。

それと、データを盗んだのが組織主導であれば、組織は自分たちの力で膿を出すことができないのかもしれない。公安の情報収集力のほうが上だと。

組織がわざわざ警察庁からデータを盗んでいるのであれば、警察庁に組織のスパイはいないということになるのだけれど、収集したスパイデータがあるのを知っていて、でも自分にはアクセス権がないので組織の仲間にやらせたとかであれば、警察庁に組織のスパイがいるというのもありえるかもしれない。この辺の経緯も気になるところ。

Q3:キールとバーボンとシェリーが組織モードの時に、外国人の目なのは混血?

A:ああーはいはいはい。ああー、いや、コナンもねけっこう驚いたりすると外国人の目になるんで、ちょっと怖い目とかにした時になる。そんなに大した意味はないです。すいません。いいのかな。でも、あの、ハーフかもしれないよ。

参加者:(えぇ)

先生:えっ、大丈夫大丈夫。大丈夫じゃねーか。

これは質問の意味がちょっとわかりにくいけれど、名探偵コナンは外国人の場合瞳の描き方が日本人と違う。ジョディとベルモット、それと蘭や服部を見比べればわかりやすい。

たまに瞳が「点」のキャラとか例外はいるけれど、多数派を占める典型的な外国人、日本人の目というのがある。ベルモットが変装で日本人の目になるのはご愛嬌。

で、ハーフの灰原やキールの場合どうなっているかというと、普段は日本人の目をしている。それが、組織モードというかシリアスな場面や驚いたりすると、ジョディやベルモットと同じ外国人の目に切り替わることがある。

なので、ハーフ(混血)の場合はそうなるのか?という意味。まぁ、本来は目が変わるというのはありえないけれど、漫画なので外国人の血が流れている場合は本気になると一瞬だけそれが表れるみたいな。

でも、コナンも驚いたりするとそうなるんで、大した意味はないですという回答。外国人の目は日本人でも驚きの表現をした時にも使われているので、別にハーフだからそうなるとは一概には言えないということ。

細かいところを調べると、他の日本人キャラでもまれに外国人の目が使われています。ただ、キールと灰原は切り替えの頻度が他のキャラに比べて多いので、意識している可能性はあり。例外があるので法則とは言えないけれど、混血の場合は作者の遊び心でわざと伏線っぽく描かれていることは否定できないかも。

灰原とキールは既に混血であることが確定していて、質問にバーボンが混ざっているのがひっかけで、それで「ハーフかもしれないよ」「大丈夫大丈夫」みたいな流れになったのだと思います。

実はバーボンも灰原とキール同様に比較的目の切り替えの多いキャラで、もしかしてハーフには法則がある?もしそうならバーボンは…という思考かな。

まぁ、バーボンは髪の色や肌の色に意味があるということは過去の質問などで言及されているので、そう考えると普通に混血の可能性はあり。子供の頃から金髪(茶髪)だったし。でも、園子も園児の頃から茶髪なのだけれど(笑)

もしかしたら金髪(茶髪)だからハーフというのがひっかけで、髪や肌の色が変わったのは病気のため。その治療の際に病院でエレーナと親しくなっていたというオチもありえるけれど… 一応シンプルに考えれば混血だからということに。

それと、回答は「コナンも使うから違う」と否定の根拠にされているので、コナンは混血じゃないと言えるかも。まぁ両親は明らかになっているので、クォーターとかもっと遠くの可能性なのだけれど、少年漫画的には、実はコナン(優作)はシャーロック・ホームズの血を引いているとかはありそうなので(笑)

コナンが外国人の目に変わるのは実は伏線でしたみたいな。でも、コナンも使うから混血は関係ないと言っているので、裏を返せばコナンは混血でないという意味に取れるのと、もし混血なら優作か有希子もコナンと同じように外国人の目の切り替えが頻繁に行われるのではと。

ちなみに、赤井はデフォで外国人の目なので、たぶん混血設定は後出しではなくて最初から。まぁ、赤井登場時点で領域外の妹まで出すことを決めていたというより、FBIの人間なのでハーフという裏設定を考えていただけかも。キャラを考えるとき、作中で明かすかはともかく裏設定を考えておくというのは大抵の漫画家はやっていることなので。

Q4:今年の映画の純黒の悪夢で「真っ黒な話ですが観終わったあと何色の気持ちになれるか~」最終的には何色になったらしてやったりと思いますか?

A:えぇ!?それちょっとやべぇな。う~ん、まぁ、やっぱりでも観客が好きな色選んでくださいってことですね。ちょっといいづらい。すいません。

これはストーリーにのネタバレに関わるところ、推理して欲しい(最後に観て驚いて欲しい)ところなので言えないですね(笑)

Q5:88巻で佐藤さんがちょっとチャラい格好をしてるんですけども、それは私服なのかと、あと、「同じく高木は」ってやってるんですけど、警察手帳が巡査長になっていて、格下げ?

先生:え?巡査長

質問者:巡査部長のはずなんですけど、サンデーでも巡査長で、漫画になっても巡査長になってて…

A:ああ、巡査部長。間違いです。ごめんなさい。

先生:佐藤は…

質問者:佐藤さんは警部補です。

A:ああ、警部補。で、佐藤は私服はたぶん由美に借りてんじゃないかなぁ。

ちなみに、次の事件は由美と佐藤があの、なんだ、新宿のアルタ前を歩いてるシーンから始まるから。非番の日で。チュウ吉も出てきます。

高木刑事の階級を調べようと意図的に見なければ気づかないくらいすご~い細かいです(笑)

まだサンデー原作の88巻分を捨てずに持っていたので確認したら、本当に巡査長になってました。文字が小さくて潰れてしまっていて、サンデーだとかろうじて見えるくらいの大きさ。コミックだと三文字だから巡査部長じゃなくて巡査長と判断できるくらい。

あの話の佐藤刑事の私服はちょっと新鮮でしたね。あれ、流行とか疎そうに見えて意外とお洒落なの?みたいな。

既に発売されていますが、次の話は由美&佐藤が非番でアルタ前を歩いているシーンから。チュウ吉登場。動物の森で予告してた「コンイントドケ」はそれですね。

Q6:えとー、まだ漫画で誰も気づいていないフェイクはありますか?

A:あーえー、あるな。誰も気づいてないですね。もうすぐ出てきますね。18巻ですね。

「フェイク」と言っているけれど、先生はちゃんと質問者の意図を汲み取って伏線と解釈していると思います。

フェイクだとミスリード、ジョディ=ベルモットのように読者を騙しているところがあるかという意味にも取れるけれど、「もうすぐ出てきますね」という内容から判断すると、読者が想定していない人物が登場してきますということ。

なので、ここでいうフェイクというのは隠された仕掛けみたいな意味。まぁ伏線。詳細はQ11でも補足がありますのでそちらで。

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更新日:2016-2-7
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