組織が手に入れようとしたプログラマーのリスト

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組織のメンバー「テキーラ」の登場

突然の遭遇

蘭:「まったくも── 昨夜「前祝い」とかいってあんなにお酒飲むからよ!!」

小五郎:「うるせーなーかるく5,6杯あおっただけだよ・・・」「えーとジンにウオッカにバーボンに・・・・・・」

コナン:「え?」

小五郎:「あん?」

コナン:「あ、別に・・・

小五郎:「ウプッ」 蘭:「だ、大丈夫?」

コナン:(・・・・・・ジンとウオッカ・・・)(忘れるものか・・・)(オレの体を薬で小さくした、黒ずくめの男達のコードネーム!!」「くそっ!早く奴らの居場所をつきとめなきゃいけねーっていうのに、いったいいつになったら奴らは姿を・・・」

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「蘭の家は探偵事務所であり、そこに住んでいれば黒ずくめの男達の情報が入ってくるかもしれない。」

「コナンが陰でがんばって事件を次々と解決し、毛利小五郎を名探偵に仕立てあげれば彼の名も上がり、依頼もバンバン来るようになる。」

との理由でせっせと事件を解決していくコナンであったが、なかなか黒の組織の情報は掴めない。

そのため、小五郎が「えーとジンにウオッカにバーボンに」── と昨夜飲んだお酒の名前を挙げただけで反応してしまい、「早く奴らの居場所をつきとめなきゃいけねーっていうのに、いったいいつになったら奴らは姿を」と焦りと苛立ちを隠せない。

しかし、漫画なのでこれはフラグ。この後、原作タイトルの通り「突然の遭遇」が起きることになる。

中島:「えーっとトイレは確か・・・」

ドン

中島:「たたた・・・」

コナン:(うわーでっけー男・・・)

テキーラ:「あ、オレや・・・」「テキーラや・・・」

コナン:「え?」

テキーラ:「取り引きは完了した・・・」「ああ・・・ぬかりはない・・・」
「フフフ・・・心配すんなウオッカ・・・」「夕方までにはそっちに合流する・・・」

コナン:「な、」

テキーラ:「ジンにそう伝えてといてくれや・・・」

コナン:(こ、こいつ・・・)(黒ずくめの男の仲間!!!)

テキーラ:「ああガキや・・・ガキが小銭をぶちまけよった!」「ほんならな、ウオッカ・・・」

コナン:(やっと・・・)(やっと見つけたぜ!!!)

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トイレを探すコナンは黒ずくめの姿をした大男にぶつかってしまう。

その後、トイレを済ませたコナンが小五郎のためにトマトジュースを買おうとしたところ、黒ずくめの大男が「オレやテキーラや」「取り引きは完了した」「心配すんなウオッカ」などと電話している声が偶然耳に入る。

テキーラ爆死

コナン:(おーし盗聴器と発信機は、靴底に取り付けた!)(後はあいつが案内してくれる・・・)(奴らの所に・・・)(ジンとウオッカの居場所にな!!)(とりあえず周波数を合わせて・・・)(盗聴器の音を・・・)

テキーラ:<へ・・・やな・・・><なんやコレ入れへんぞ・・・>

コナン:(ドア?)

テキーラ:<ん?あいてるんか?> コナン;(トイレのドアか!?)

テキーラ:<あ・・・> コナン:「え?」

カッ クア ドォン

コナン:(な!?)(なに!?) File:114

コナン:(こ、これは・・・)(あの大男がはいていた靴!!)(じゃあやっぱりあいつ・・・この爆発に巻き込まれて・・・)

(くっそぉー!!!)(やっと・・・やっと奴らの手掛かりをつかみかけたのになんでこんな事に・・・)(偶然巻き込まれたのか?)(それとも誰かに消されたのか?)(いったい誰に!?) File:115

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コナンはこのチャンスの逃すものかとばかりにテキーラの靴の裏に発信機を取り付けることに成功するも、直後にカバンを開けようとしたテキーラは爆発で消し飛んでしまう。

コナン:「2mを越す大きなおじさんだよ!」「たぶん関西の人なんじゃないかな──・・・」

・・・

目暮:「関西というのは・・・」

コナン:「そのおじさんが爆発で死ぬ前に、トイレの中でいってたんだよ・・・」「「なんやコレ入れへんぞ」「ん?あいとるんか?」ってね!」 File:115

一応豆知識。テキーラの特徴は「2m」を越す身長と関西弁。

テキーラの目的

コナン:(おーしまだいける!!)(まだ完全に途切れたわけじゃね──!!)(なんとか取り引き相手を割り出して口を割らせればわかるかもしれない!!)(”ジンとウオッカ”あの黒ずくめの男達の手掛かりが!!!) File:115

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テキーラは死んでしまったが、コナンはテキーラと取り引きをしようとしていた犯人を突き止め口を割らせれば、組織の手掛かりが掴めるかもしれないと考える。

コナン:(そうかそういう事だったのか・・・)(これは犯人にとって予想外の、不測の殺人だったんだ!!!)

コナン:(まずい・・・今、みんなに帰られたら犯人が永久にわからなくなってしまう!)(そしてオレの体を毒薬で小さくした・・・)(黒ずくめの男達の事も・・・)

ちなみに、テキーラが爆死してしまったのは計画的ではなくて、不運にも日常事件に巻き込まれてしまっただけであった。

小五郎:「あなたと取り引きをした黒ずくめの大男・・・」「いったい彼は何者なんですか?」

中島:「そ、それは・・・」「・・・・・・」

小五郎:「しゃべってしまった方がいいと思いますよ・・・」「取り引きを台無しにしたあなたは、どのみち奴らの組織に狙われる・・・」

目暮:「組織?」

小五郎:「すんなりしゃべって、警察にかくまってもらった方が賢明だと思いますがね・・・」

中島:「ほ、本当に何も知らないんだ!!」「ただ、彼らと会う店はいつも決まっていたよ・・・」「米花町の大黒ビルの最上階にある「カクテル」っていうバーで・・・」

コナン:(大黒ビルの「カクテル」!!!)

目暮:「おい毛利君?組織って何だね?」

元々テキーラと取り引きをしようとしていた犯人「中島」を問い詰め組織の情報を得ようとするが、「米花町の大黒ビルの最上階にある「カクテル」」というバーで会っていること以外、何も知らなかった。

「一時間後、警察が到着したが・・・」「使われた火薬の量がすさまじくバーは跡形もなく消し飛び、人がいたかどうかさえも、わからない状態との事だった・・・」

「今回わかったのは、中島さんが会社からこっそり持ち出した全世界の有能なPCプログラマーのリストを、黒ずくめの男達が大金で購入しようとしていた事だけ・・・」

「奴らは死んだのか・・・」「それとも、自ら姿を消したのか・・・」「すべては謎のまま黒煙が空をおおうように・・・・・・「事件は闇に葬られた・・・」 File:116

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急いで大黒ビルの「カクテル」へ向かったコナンであるが、組織は証拠隠滅のためにバーごと爆破してしまう。

一足遅かったコナンは結局ジンやウオッカの足取りを掴むことはできなかったが、「中島さんが会社からこっそり持ち出した全世界の有能なPCプログラマーのリストを、黒ずくめの男達が大金で購入しようとしていた事」がわかる。

これは、中島さんが聴取などでそのことを話したのをニュースで聞いたか、警察関係者に直接聞いたか。

組織のやり方なら中島さんは消されるんじゃないの?と思われるが、既に情報が出てしまった後で消したところで意味がないのでたぶん大丈夫なのではなかろうか。

組織が中島さんを即効消さなかったのは、恐らく大した情報を持っていなかったから。組織は「カクテル」を爆破するくらい強引な手段も取るので、本気の組織が抹殺できなかったとは考えにくい。

中島さんは大金でPGのリストを素性の知らないある男に売ろうとしただけであって、その男も不運な事故で死んでしまった以上、組織のことが表に出ることはない。

下手にこのタイミングで中島さんを殺害すれば、また警察が動いてしまうし、中島さんが取り引きをしようとしていた男の裏に誰かがいる、組織ぐるみだったのではないかとか、逆に勘ぐられてしまうリスクが出てくる。

だから放置したのでは?たぶん(笑)まぁ、漫画の都合なのだろうけど。

テキーラが結構いいキャラしてるし話も面白いので、三話構成の日常編に出た一発屋(板倉の過去編や回想で登場するけど)にも関わらず印象を残しているのだけれど、この話でやりたかったのは「組織がプログラマーを探している」という伏線を張ること。

だからそれ以外のことは何も分からなかったというご都合主義的な展開となっている。テキーラ自体は御役御免。(だから死んじゃったし)

それから、この話ではテキーラは取り引きに失敗したのでリストの回収に失敗したようだけれど、組織はじゃあリストはあきらめますってことはないはずなので、ちゃんと後で必要な人材は確保したと思われる。それは別に難しいことではない。

もしあきらめたのであったら、「最初からプログラマーなんていらないじゃん」ってことになるので。

やはり、あくまで読者(コナン)視点で組織がプログラマーを集めているという事実を知らせることがこの話の重要なテーマ。

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更新日:2015-12-21
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