スコッチの過去編

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世良の兄貴の友人(スコッチの素顔)

File:936(ガールズバンド)

蘭:「で、でもわたし・・・ベースなんて弾いた事ないよ?」

コナン:「蘭姉ちゃんはピアノの方が得意だよね?」

世良:「ボクがベースやろうか?昔、兄貴の友人にちょっと教わった事あるし・・・」

園子:「んじゃ世良ちゃんはベース!」「蘭はキーボードやってくれる?」 

ガールズバンドを組むことになった蘭、園子、世良の三人組。

ピアノの得意な蘭はキーボードを担当することになるが、世良は「兄貴の友人」にベースを教わったことがあるので、ベースをやろうかという。

安室:「貸して・・・」

キュイイン

園子:(うまっ!!)

安室:「この子達もちょっと練習すれば・・・」「このくらい弾けますよ・・」「園子さんも・・・」「ビッグマウスはほどほどに・・・」

・・・

世良:「なあアンタ・・・」「ボクとどこかで・・・」「会った事ないか?」

安室:「今日が初めてだと・・・」「思いますけど・・・」

amuro_guitar_f936

一方で、安室はギターがとても上手い。その姿を見た世良は何か覚えがあるのか、「ボクとどこかで会った事ないか?」と問う。

しかし、安室ははぐらかしたのか、「今日が初めてだと思いますけど」と否定。

安室:「楽器を借りておけばコードや単音で曲の雰囲気ぐらいは教えられますしね・・・」

世良:「へぇーアンタ・・・ベースもできるんだ・・・?」

安室:「ええ・・・君の兄の友人より上手いかどうかは・・・」「保障できかねますけどね・・・」

・・・

世良:「ド♪」「レ♪」「ミフ♪」「ァ♪」「ソ♪」「ラ♪」「シ♪」「ド♪」

蘭:「世良ちゃんすごーい!!」

園子:「やるじゃん!」

世良:「ただドレミを弾いただけだって・・・」「まあ、兄貴の友人に教わったのはこれくらいだけどね・・・」

蘭 園子:「へー・・・」

安室:「ベースを教えてくれたその男の顔・・・」「覚えてますか?」

世良:「まあ・・・なんとなく・・・」「どうしてわかったんだ?」「その友人が男だって・・・」

安室:「まあ・・・なんとなく・・・」

sera_base_f936

安室はギターだけでなく、ベースも上手い、ただし、世良の兄貴の友人より上手いかは保障できかねるという。

世良が「兄貴の友人」に教わったのは「ドレミファソラシド」程度。

すると、安室は突然世良に「ベースを教えてくれたその男の顔覚えてますか?」と聞く。

世良はなんとなく覚えている返答すると、「どうしてわかったんだ?その友人が男だって」と聞き返す。

教わった内容と顔の記憶から、世良が「兄貴の友人」と接触したの期間はそれほど長くはない。

また、安室のわざとらしい質問と、「男」とわかっていたことから、その「兄貴の友人」が誰のことか見当がついているようである。

File:937(消された手がかり)

世良:「・・・・・・」

蘭:「どうしたの?世良ちゃん・・・」

園子:「あの人達怪しんでるの?」

世良:「あ、いや・・・ギターケースを背負ってる人を見ると思い出しちゃうんだ・・・」「4年前・・・駅の向こう側のプラットホームのたたずむ・・・」「ギターケースを背負った秀兄をな!!」

世良:「驚いたよ・・・アメリカに行ってると思ってたし・・・秀兄が音楽やってる所なんか見た事なかったし・・・」「んで、ボクその時友達と映画観た帰りだったんだけど走って秀兄と同じ電車に飛び乗ったんだ!どうしても秀兄のギターが聴きたくってね!」

蘭:「へー・・・」 園子:「それでそれで?」

世良:「何度か乗り替えた駅のホームで秀兄に見つかっちゃって・・・」「「帰れ」って起こられたんだけど・・・お金もないし帰り方もわからないって言ったら・・・」「「切符買って来てやるから待ってろ」ってボクをホームに残して行っちゃったんだ・・・」「ホントは中学生だからお金もあったし帰り方もわかってたんだけど・・・」「秀兄にとってボクはまだまだ子供だったんだと思ったよ・・・」

蘭:「それで?言われた通り待ってたの?」

世良:「ああ泣きそうな気分でね・・・でもさ・・・その時、秀兄の連れの男が・・・」「君・・・」「音楽好きか?」「──って言ってケースからベースを出してさ・・・」「ボクに教えてくれたんだ・・・ドレミの弾き方をね・・・」

蘭:「じゃあさっき言ってたベースを教えてくれた人って・・・」 園子:「その人なの?」

世良:「ああ・・・10分ぐらいの間だけどね・・・」

蘭:「だったらその人お兄さんの音楽仲間だったんじゃない?」

世良:「それはどうかなぁ?」「その人がベースを入れてたのはソフトケースなのに・・・」「ベースを取り出しても形が崩れずピンと立ったままだったから・・・」「もしかしてベースはカムフラージュで・・・」「別の硬い何かが入っていたかも・・・」

コナン:(ライフル・・・)

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世良は4年前、駅のプラットホームでギターケースを背負った秀兄見かけていた。秀兄のギターが聴きたかった世良は、同じ電車に飛び乗るも、見つかって「帰れ」っと怒られてしまう。

「切符買って来てやるから待ってろ」と世良をホームに残して行ってしまう秀兄であるが、その時「君音楽好きか?」と、10分くらいの間世良にベースを教えてくれたのが、世良のいう「兄貴の友人」。

蘭はその「兄貴の友人」が「お兄さんの音楽仲間だったんじゃない?」と聞くが、世良は「ベースを取り出しても形が崩れずピンと立ったままだったから もしかしてベースはカムフラージュ」と別の考えもあり、確かなことはわかっていない。

コナンは「ライフル」とすぐにピンとくるが、恐らくこれが正解。

園子:「その人の名前聞いた・・・」

世良:「いや・・・聞いてないけど・・・」「そのホームに来た別の連れの男がその人の事をこう呼んでたよ・・・」「スコッチってね・・・」

コナン:「・・・・・・・・・」

蘭:「が、外国の人?」

世良:「どっからどう見ても日本人だったから・・・」「あだ名なんじゃないか?」「でもさ・・・彼をそう呼んだその男・・・」「帽子を目深に被ってたから顔はよく見えなかったけど・・・」「似てる気がするんだよね・・・」「安室さん・・・アンタにな!!」

安室:「人違いですよ・・・そんな昔話より今、ここで起きた事件を解決しませんか?君も探偵なんだよね?」

世良:「ああ・・・」「そうだな・・・」

scotch_sera_f937

世良は「兄貴の友人」の名前は聞かなかったが、後からやってきた連れの男がその男を「スコッチ」と呼んでいた。

「兄貴の友人」=「スコッチ」。もちろん、組織のコードネームで、後にスパイだとバレて名前を聞かれる前に殺された男。赤井と安室の確執の原因(キー)になるキャラでもある。

そして、そのスコッチと呼んだ連れの男が安室に似ているという。まぁ、似ているというかこれはもう安室ということで。

しかし、安室は「そうですよ!」というわけもなく、やはりその辺のことは「人違いですよ」とはぐらかす。

安室が世良のいう「兄貴の友人」の見当がついていたのは、世良がいつどこで誰にベースを教わったのか知っていたから。

File:938(死角での犯行)

世良:「ま、ボクが探偵をやってるのは・・・」「兄の影響だけどね!」

蘭:「それって赤女事件の時に話してた頭の切れるお兄さん?」

世良:「いや、それは真ん中の兄!」「影響を受けたのは一番上の兄だよ!」

蘭:「一番上のお兄さんって確か亡くなったんじゃ・・・」

園子:「まさか刑事で殉職しちゃったとか?」

世良:「ああ・・・でも日本の刑事じゃなく連邦捜査局・・・FBIのエージェントだけどな!」「グリーンカード取るの大変だったらしいよ・・・」

蘭:「だからお兄さんアメリカに行ってたんだね・・・」

コナン:「ねぇ・・・その人の名前って・・・」

世良:「赤井秀一っていうんだ!」「カッコイイだろー?」

コナン:(やっぱり・・・)

蘭:「でもそのお兄さん日本の駅のホームで見かけたんだよね?」

世良:「ああ・・・だからビックリしたのさ!」

園子:「じゃあアンタにベースを教えてくれた男の人もFBIだったりして・・・」

世良:「まさか・・・兄が休暇で日本に帰った時に会った友達じゃないか?」

安室:(いや彼は・・・)(警視庁公安部の・・・)(潜入捜査官・・・)(君の兄に殺された男だよ・・・)

scotch_amuro_f938

世良は秀兄がFBIのエージェントであることは知っている。コナン視点では、ここで秀兄=赤井秀一であることがはっきりする。

秀兄が「アメリカに行ってるはず」と世良が考えていたのは当然FBIだからであるが、偶然みかけた時に日本にいたのは休暇で帰って来ていたと思ったようである。

作者のインタビューでも言及があったが、世良はまだ黒の組織のことは知らない。この出来事があった4年前というのは、赤井秀一が5年前から2年前までスパイとして組織に潜入捜査をしている真っ只中。

だからこそ、赤井は世良を巻き込まないように「帰れ」とキツイ口調で叱ったのと、やはりコナンが考える通りギター(ベース)のケースはカムフラージュで、中にはライフルが隠されていたようである。

スコッチは緋色のエピローグでもベルモットの台詞から公安のスパイであることは明かされているが、詳しくは「警視庁公安部の潜入捜査官」。

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更新日:2016-2-10


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