集められた名探偵!

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真実の話

コナン:「そう・・・あなたは共犯者の大上さんを殺し、自分も誰かに殺されたように見せかけ、」「ここに招いた探偵たちを心理的に追いつめてあの暗号を解読させ、隠された宝が見つかれば皆殺しにする気だったんだ。」「40年前、あの大富豪烏丸蓮耶がやったようにな!!!」 File:302

降代:「考古学者だった父がこの黄昏の館に呼ばれたのは40年前・・・」「百歳を超える大富豪が昔、母親から受け継いだ館に財宝が隠されている手がかりを見つけ、自分の命が尽きる前にその宝を一目みたいから捜してくれという話だった・・・」

「とても割りのいい仕事らしく、毎日父の手紙と一緒に大金が送られて来るから私も母も喜んでいたけれど、半年後、手紙もお金もばったりと途絶え、行き先を教えなかった父は行方不明・・・」「その真相がわかったのは父の身代わりにとっておいた最期に送られて来た手紙を明かりにかざした時だったよ・・・」「針で手紙に穴を空けびっちり書かれている父の字を見つけたのはね・・・」

「そこには宝の隠し場所を示した暗号の事、父の他にも学者が大勢呼ばれている事・・・」「そして死期が迫り業を煮やした烏丸が、見せしめのために学者達を一人ずつ館内で殺し始めた事が書いてあったよ・・・たとえ宝を見つけても自分は殺されるとね・・・」

コナン:「・・・その事警察には言ったのか?」

降代:「いいや・・・針の字に気づいたのは20年もたった後だったし・・・」「その頃は蓮耶も死に絶えて烏丸家は衰退し館も人手に渡っていたからねぇ・・・」 File:302

「実際にあった話」は解決編で語られている。

上記を簡潔にまとめると

・40年前に烏丸は百歳を超えて生きている。
・館の財宝を探すために学者を集めて探させていた。
・死期が迫ると、業を煮やした烏丸は見せしめに学者達を殺し始めた。
・烏丸は宝が見つかっても、最終的には皆殺しにするつもりであった。
・20年前、蓮耶は亡くなり烏丸家は衰退。館も人の手に渡っていた。

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40年前に実際何が起きたのかというのは、先述したオークション云々が眉唾ものであるとわかればそれほど問題はない。本当は降代がやったことと同じで、館の財宝を探そうとした。

嘘の話と本当の話で紛らわしいところは、烏丸の年齢と死んだ時期。40年前ではまだ烏丸は生きていたということと、既に100歳を超えていた。

いつまで生きていたのかは定かではないが、半年で降代の父の手紙が途絶えていることから、その頃から蓮耶の死期が迫り、見せしめの殺しを始めたと考えられる。(烏丸が寿命で死んだのなら、それほど後ではないはず。)そして、20年後には確実に死んでいる。

共通点

降代:「烏丸に取り憑かれたようなあの男を止めて、探偵達に暗号解読を続行させるにはああするしかなかったけど・・・」「結果は40年前と同じ・・・暗号は解けず惨劇を繰り返しただけだったねぇ・・・」 File:302

40年前に「惨劇」があったということ。40年前という時期は、降代が実際に父から手紙をもらっていたので問題はない。

古い血の跡 ─

茂木:「フン! 俺はその玄関の扉の妙な柄を見た時からシビレてたぜ?」

蘭:「そーいえば変な模様・・・」

茂木:「気をつけなべィビィ・・・たぶんそいつは古い血の跡だ・・・」

蘭:「えぇっ!?」

槍田:「扉に対し、ほぼ45度の入射角で付着した飛沫血痕よ・・・」「扉だけじゃないわ・・・壁には流下血痕 床には滴下血痕・・・」「一応ふき取ったみたいだけど、この館内のいたる所に血が染み込んだ跡が残ってるわよ・・・」「どうやらこの血痕の主・・・」「一人や二人じゃないみたいね・・・」 File:299

槍田:「ズルはダメよ蘭ちゃん・・・・・・」「ホラ、右端のジャック!二枚重なってるじゃない?」

蘭:「あ、ホントだ──・・・」「でもコレ、最初からくっついてたみたいですけど・・・」「きゃああああ・・・」

小五郎:「ど、どーした蘭!?」

降代:「おやおや、ここにも血が飛んでたみたいだねぇ・・・」

茂木:「そーいえばメイドが言ってたぜ?この館の物は犯行当時のままほとんど動かしてねえってな・・・」

蘭:「じゃ、じゃあこのリビングでも惨劇が・・・」 File:299

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館内のいたるところに血が染み込んだ跡があることから、館内で数々の殺しがあったことも事実。

降代と大上は40年前の惨殺事件と噂があったからこそ、それをそのまま再利用して話を作っている。

まぁ血の跡を見ればそれがいつ頃のものなのかは大体わかるであろうが、後出しで実は40年前に惨劇はなくて、つい最近館で全く別の惨殺事件があって、血はその時のものであるだとか、そんな複雑な後出し設定にはしてこないと思われる。

白馬:「でも、わざわざ帰国した甲斐がありましたよ・・・長年隠蔽され続け、噂でしか耳にしなかったあの惨劇の現場に・・・」「40年の時を経て降り立つ事ができたのだから・・・」 File:299

40年前に惨劇があったこと自体は世間でも噂になっているようである。具体的な話が広まらなかったのは、嘘の説明があった時に「恐らくその客の中にいたのだよ 政界に顔の利く名士か、もしくはその一族がな」という話が出たように、烏丸一族が政界に顔が利いたからかもしれない。ただ、大上と降代のその発言は、最初に二人で口裏を合わせたものであろうけれど。

降代の「烏丸家は衰退し」「館も人手に渡っていたからねぇ」という発言からすると、蓮耶以外にも一族の人間はいたのかもしれない。

結局のところ

(嘘)話が作りこまれているため結構複雑に感じるのだけれど、「40年前に100歳を超える烏丸が学者を集めて宝探し、死期が近くなったので見せしめに惨殺していった」というだけ。

烏丸の年齢は100歳を超えていたというだけで定かではないのだけれど、99歳でという嘘も全く適当に(作者が)描いたわけではなくて、40年前で100歳だった(超えた)のかもしれない。

まぁ、烏丸の年齢そのものが全部嘘で本当は当時60歳で今は100歳になって生きているとか言い出したら切りがないけれど、最低の見積もりでも40年前に100歳ということになるので、現在もし生きていたら140歳。140年前となると、名探偵コナンでは三水吉右衛門が活躍していた幕末の生まれとなる。

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更新日:2015-11-2

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