キール編|キールが新出医院に通っていた理由

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キールは新出医院に通っていた

コナン:「ど、どうしてここへ・・・?」

ジョディ:「私達FBIも彼女に目を付けていたのよ・・・」「ベルモットがDr新出に成り済ました直後から頻繁にあの病院に通っていた・・・」「あの水無玲奈っていうアナウンサーをね!」

「でも驚いたわよ・・・彼女を張り込んでいたら毛利探偵達が彼女の部屋に入って行くんだもの・・・」「それが子供のイタズラの事件の依頼だとわかって、彼女は白だと踏んで張り込みを解除しようとした時に・・・」「あなたが怖い顔で引き返して来たのを見て、」「これは何かあるなと彼女の追跡を続行したってわけ!」 File:500

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水無玲奈(キール)はベルモットが新出先生に成りすました直後から新出医院に通い始めた。「キールがなぜ新出医院に通っていたのか」という理由は、キール編終了後も特に作中で説明されてはいない。

まぁ、これはキール登場の最初であったから意味を持つ伏線であって、終了後は特に意味がないからだと思われる。

キールが新出=ベルモットと知っていた理由

タイミングが「新出に成り済ました直後」であることから、キールは新出先生本人に興味があるわけではなくて、目的はベルモット。それも、変装であると見抜いていることになる。もちろん、本当に病気であったわけではない。

ジョディ:「さすが千の顔を持つ魔女ベルモット・・・」「その変装能力があれば、どこでも侵入できて調べ放題ってわけね・・・」

ベルモット:「貴方こそよく気づいたわね・・・Dr新出の変装に・・・」

ジョディ:「わかるわよ・・・たいした病気でもないのに、お忍びの女優クリスとして素顔であの新出医院に通いつめてる姿を見れば・・・」 File:433

ベルモットは新出先生に成りすますための調査として、たいした病気でもないのに、自宅経営みたいな小さな病院にお忍びの女優クリスとして素顔であの新出医院に通いつめていた。大女優だからこそ大病院ではなくて小さな病院というのはおかしくはないが、それはさておき、この不自然な行動が目立ったおかげでFBIは最初からベルモットの作戦を先読みしていた。

後出しではあるが、キールが新出医院に通っていたことに注目していたのも、このついでみたいなもの。ベルモット同様に、有名アナウンサーがお忍びで通っている不自然さは同じ。まぁ、日本のアナウンサーであるのでそこまでの違和感はないが。

キールはCIAのスパイ。探り屋としての能力は専門でFBIよりも設定としては上であろうし、現役で組織内部に潜入しているため、組織内のメンバーの行動は注視しやすい。「バーボンが動いた」ことをFBIに知らせたのもキールである。

「赤と黒のクラッシュ」でFBIに捕まって以降、あの方にもジンにも疑われているキールであるが、それまではあの方の御眼鏡に適う出来事があったりしたことで、比較的自由に動けていたと思われる。

そんなキールであれば、FBI同様にベルモットが新出医院に通いつめて成りすました経緯を知っていたのではないかという仮説は容易に立てられる。

なぜ新出医院に通っていたのか

これは単純にベルモットの動きを探るためだったと思われる。ベルモットが新出先生に成りすましたのは秘密裏に灰原を探し出し抹消するためであるが、幼児化を組織に秘密にするため、そして灰原を是が非でも消すために、ベルモットはこのことを誰にも教えていない。

幼児化を悟られないためには作戦は組織の仲間に秘密であるし、灰原殺害を成功させるためにはFBIやCIAにも邪魔はされたくない。この裏事情はFBIには知られていない。

FBIは当初キール=CIAだということを知らなかった。そのため、ベルモットが新出に成りすました直後から意味深に通いつめているキールがベルモットとグルではないかと疑い、キールが組織の仲間ではないかと睨んで張り込むことにしたのである。

しかし、前述したように実際はベルモットの単独行動。ベルモットはキールを純組織員と認識しようが、スパイだと疑っていようがキールだけに特別に作戦を教えることはないはず。(ベルモットはキールを信用していない。)

ここは、読者向けにもキールがベルモットとグルで組織のメンバーであると思わせ、ストーリー的にもそこからコナンがキールを追いかけ正体を暴くという導入に用いられただけ。結局、最終的にはキール=CIAであった。

元々が「二人はグルであり、且つ密会をしていたのではないか?」というミスリードであるので、実際はグルではなかったとオチたのであれば、同時に密会はなかったと解釈するのが自然。では本当は何をしていたのかとなれば、スパイなので調査と考えられる。

キールがスパイだとわかれば、後から「じゃああの時何のためにベルモットのいた新出医院に通っていたの?」という説明はしなくてもわかるので、(スパイなら調査しかない)わざわざコナンに説明させる形で回収しなかったのかもしれない。

ベルモットがキールのNOCと疑った理由

ベルモット:「ねぇキール・・・」「貴方まさか・・・」「コレじゃないでしょうね?」(コン コン)

キール:<バカね・・・そんなわけないでしょ?> File:503

ベルモットは作戦会議中に「ノック」をしてキールに「コレじゃないでしょうね?」と問う。

コナン:「まあ、ベルモットは薄々勘づいていたみたいだけど・・・」

ベルモット:(貴方まさか・・・ コレじゃないでしょうね?)

コナン:「あれってNOCのノックを、ベルモットが洒落て表したノックだよね?秘密諜報員じゃないかって!」 File:604

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これはベルモットはキールが「NOC」(CIAのスパイ)ではないかとキールを疑ったという意味。

しかし、ベルモットがなぜキールをスパイだと疑ったのか、その理由やきっかけになるようなシーンは描かれていない。別にキールはボロを出したわけではない。

ジンは疑っていないのに、なぜベルモットはそう思ったのか。これは単なる偶然や直感という理由もありえるが、キールがタイミング良く新出先生に成り代わった自分の所へやって来たからではないかとも考えられる。

キールは偶然を装い新出医院に通ったのであるが、ベルモットからすれば突然同じ組織のメンバーがやって来たことになる。ベルモットはあくまで新出先生として振まってやり過ごしたのであろうが、明らかに不自然で疑問を感じないわけはない。

もしかしたら、自分の正体がわかった上でやって来たのではと疑ったということ。キールとしては、もし組織にその行動がバレて問い詰められても、調子が悪かったから病院に行っただけと話せば済むので特別怪しまれることはない。

もっとも、ベルモットは新出先生に変装していることは組織に秘密なので、ベルモットの方からこの件を報告することはできない。

倉庫内で「あなたスパイじゃないわよね」と直接聞かなかったのはその件もあると思われる。これまでのところ、ベルモットはスパイを擁護はしていない。もしベルモットが直接そう聞いたのなら、ジンから「なぜそう思う?」と理由を問い詰められて苦しむことになるのは自分。

まさか新出医院に通ってたからとは言えないし、そのことをキールに話されたら状況が悪くなるのは自分のほうでもある。だから、他の仲間には悟られないような暗示的な方法で聞いたのではなかろうか。まぁ、ダイレクトで聞いたら答えになっちゃうので、ストーリー的にもそれは無理なのだけれど。

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