スコッチと赤井に何があったのか?

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緋色のエピローグより、安室が赤井を恨む理由はどうやら安室と同じ公安のスパイとして組織に潜入していたものの、正体がバレて殺害されてしまったスコッチに関係することまではわかった。では、過去に赤井とスコッチの間で何があったのか。

ここはまだ具体的な出来事を推理できるだけの伏線が出ていないし、もしかしたら安室の回想で赤井がスコッチを撃つシーンなどが描かれ、あっさり解決してしまうかもしれない。(それでも、キール編の本堂父の時のように裏がありそうだが。)

まだ伏線を小出しにしつつ推理させる箇所なのか、正解が明かされるまでエピソードを待つだけなのかもわからないけれど、一応考えられそうな状況を情報の整理がてらに。

沖矢(赤井)の回想で描かれた状況

スコッチが公安のスパイだとバレて殺される⇒安室はそれが原因で赤井を恨んでいる。ということは、赤井は何らかの経緯でそれに絡んでいるようであるが、当時の状況を具体的に想像できる箇所は今のところ沖矢(赤井)が回想したところくらい。

このシーンは特に意味を持たずに適当に描いただけという可能性もあるけれど、作者は伏線と決めたところはしっかり描くことが多い。(初期の灰原のシルエットとか)

恐らく、実際にあったエピソードから逆算してワンシーンを切り取り、それがこの赤井と安室が牽制したような態度でお互いを見ているようなシーンだと考えられる。

このシーンが一体どんな状況なのか… もう少し掘り下げて考えてみる価値はあるのかもしれない。

二人についた血痕

赤井についた血は正面のジャケットと首の辺り。安室についた血は左頬と同じく左の首の辺り。(正面がどうなっているかは定かではない)

この演出自体が先入観を誘うミスリードというか、実はこの少し前に組織VS敵対勢力で一戦交えていて、二人についた血はその戦いによるもの。その後、死んでいたスコッチに赤井が気づき拳銃を持って立ち尽くしていたところを、後から安室がやって来て、赤井がスコッチを殺ったと勘違いしただけ… なんてオチもないわけではない。(血痕とスコッチの死は無関係)

ただ、現時点でその辺の判断はできないので、とりあえずはこの血痕がスコッチの死の状況を物語る重要な意味を持つと仮定した時(血痕=スコッチの血)、どんなパターンが想定できるのか。

まず、赤井に残った血痕は正面であることから、赤井がスコッチに対して向き合った状況でスコッチは撃たれたと考えられる。それも、中遠距離では返り血は浴びないので近距離。待ち伏せ等でなければ銃撃戦で接近戦にはなり難いので、スパイだとバレて組織のメンバーに囲まれ無抵抗の状態であるスコッチの目の前にいたのかもしれない。

一方で安室に残った血痕は左。スコッチの血を浴びたのなら、安室はスコッチの右横にいた。それか、正面にいたものの、仲間のスコッチが撃たれる瞬間に思わず首を横に向けて目を反らしてしまったと考えられる。

横にいた場合は正面、後ろ向きどちらもありえるが、後ろからだと不意打ちを食らったことになる。スコッチがスパイであることの何らかの証拠を掴まれ、すぐさま後ろから撃たれたというケースもあるかもしれないが、安室と並んでいるところ(安室はバレていない)というのはあまり想像できないような。まぁ、これは何でバレたのかという細かいところがわかれば。

名前を聞く前に殺された

ベルモット:「本堂って男とFBIの赤井とあの男で3人目・・・」「ホラ、公安から潜り込んでて名前を聞く前に殺された・・・」 File:898

ベルモット曰く、スコッチは名前を聞かれる前に殺された。「スコッチ」の記事で説明したように、本来なら本堂父のように、公安であることがバレたと思ったところで証拠を隠滅して自害をする。(漫画だからというところも含めて。)

それができなかったのは脱出を図る(崖に落ちて死んだふりをするなど)時間がなかったか、バレた時にはもう逃げられる状況ではなく組織に包囲されていたということ。スコッチは抵抗する間もなく撃たれたと考えられる。

スコッチが公安だとバレて包囲された。赤井と安室はその現場に居合わせた。二人に残った血痕はスコッチが撃たれたもの。

この三つの条件を満たす想定なら、前述した位置取りで特に問題なく説明はつく。来葉峠でのキールと赤井くらいの距離感だろうか。

もしかしたら、キール編でベルモットがキールに「ノック」をした現場の時のようにどこかの倉庫に集まっていて、そこでスコッチがポロっとミスをしてしまったとか。それで、ジンが「どうやら鼠が紛れ込んでいたようだ」と…

赤井の謝罪が軽い

スコッチの処刑現場に赤井と安室がいたとするのであれば、なぜ安室は赤井を恨み赤井は謝罪が軽いのか。スコッチの記事で書いたことであるが、両者の認識の違いか誤解があるからだと考えられるが、具体的にどうしてそうなるのか。

スコッチが殺された件で安室が赤井を恨んでいるのであれば、赤井がスコッチを撃った張本人だから。あるいは、スコッチがスパイだとバレる要因を作ったのが赤井であったからであろうか。

赤井がスコッチを撃った(そう思われてる)場合 ──

前者の場合、赤井が自分はそんなに悪くないと考えているのは、自分は撃ったと誤解されているだけ。実は撃ったのは隣にいたジンであるが、安室は仲間が殺される瞬間を見ていられずに目を反らしたために見ていなかったとか。

これならお互いの認識にずれが生じる。赤井が組織時代から安室を公安だと睨んでいた理由はこの瞬間を赤井が見て、安室の反応に疑問を感じたからだったり。

ただし、この場合完全な誤解であり恨まれる要素は一切ない。赤井は多少の反省はしているので、身に覚えがないわけではないようである。この場合はスコッチがスパイだとバレる要因に多少絡んでくるか。

それか、赤井はジンに命令されてスコッチを撃ったとか。赤井が命令に従わなければ今度は自分がスパイであることが疑われてしまうのでやむなしの状況。

これはキールが杯戸中央病院で「FBIに不都合な事があっても悪く思わないでね」というセリフがあったように、スパイとして潜入している者は自分の任務を優先するのは当然だし、自分自身の身は自分で守らなければならない。もちろん秘密を厳守することは仲間のためでもある。

だからこうした事態は事故のようなもの。それくらいのことは安室もわかっていると思っていたが、スコッチは安室にとって大切な人間であったために、そんな事情は関係なく怒っているとか。赤井からすれば安室とスコッチの関係がただの同僚という認識であり、安室がそこまで感情的になるところが想像できなくても無理はない。

その他、スコッチが公安であることがバレ、拳銃も奪われ自害もできない状況で尋問されそうになったのを見て、赤井はスコッチを裏切り者という理由であっさりと撃ってしまったとか。

本来ならそれは同じ公安である安室の仕事であるが、安室は躊躇してできなかった。(キールも自分ではできなかった。)

赤井はスコッチが名前や所属を吐きそうになるのを見て、そうなる前に殺してあげた。どちらかというと同じスパイである赤井は何をすれば相手のためになるのかわかっていたので、相手のことや相手の仲間のことを思ってのことだったとか。

でも、安室からすれば撃ったのは赤井、それもあっさりということになり、赤井の本音にも気づかずに、ただスコッチの仇にしか思えない── など。

スコッチが公安であるとバレる要因を作った ──

これはどうにでも考えられるので、もっと伏線が欲しいところ。赤井と安室はお互いにFBI-公安であることを感じ取っていたものの、二人ともそれは秘密にしていたところからすれば、赤井がスコッチを公安だと知って出世のために告げ口をしたなんてことはないと思われる(笑)それをすれば、今度は自分の身も危うくなる。

赤井の行動や発言がきっかけで「スコッチ:公安」が間接的にバレ、その結果殺されてしまったのなら、赤井からすれば「俺のせいで彼があんなことになってしまって済まんな・・・」、安室からすれば「お前が余計なことしなければ・・・」となるかもしれない。

赤井がそんなに悪く思っていないということは実際は50:50である可能性が高く(そうでないと赤井が悪人になってしまう)、安室の認識が違うことも何らかの誤解がある可能性が高い。

本堂親子の時のように、最初にもう少し具体的なシーンを安室が回想。赤井がスコッチを殺したように見せて、実際はもう少し複雑な事情があったという展開が予測されるだろうか。

スコッチが公安であることがバレたのに安室はバレていなかったりとかもあるので、スコッチが公安だとバレた経緯なども気になるところ。

スコッチの死の真相

ガールズバンドでの顔見せを経て、裏切りシリーズでスコッチが死亡、赤井と安室の確執の原因となった状況は明らかになる。

詳細は↓
スコッチの過去編

結局、緋色で描写で赤井の正面に返り血がついていたのは、スコッチの目の前にいたから。安室の左頬に血がついていたのは、胸を撃たれたスコッチの心臓に耳を当てて鼓動を確認したから。

二人が背を向けて睨み合っているのは、その後の二人の険悪な関係を物語っている。状況を小出しにして推理させるというより、ひとつのシリーズで一気に解決。

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更新日:2017-2-21
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