映画 【業火の向日葵】を見て来たので感想 【ネタバレあり】

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GWも終わり、映画公開から一ヶ月経ちますので、そろそろ劇場版《業火の向日葵》の感想を書こうと思います。ネタバレ入りますので、まだ観てない人はお帰りください。

今回は映画のインプレッションです。一応、来年に映画についても最後に触れようと思います。内容(ミステリー)についての考察はDVDレンタル開始後か、来年の金曜ロードショー放送後くらいに時間があれば書くかもしれません。たぶん、比較的簡単にまとめられる… という見積りは大抵甘いんですが、それでも去年よりは確実に楽なはず。

今年は去年同様に公開日朝一で映画館に行きました。試写会が当たればいいんですけどねぇ… そして、その後ざっと二回ほどノベライズを読んで、先日劇場版二回目を観に行きました。コナンはリピータがかなり多いみたいですね。五回以上観てるつわものも!まぁ、個人的に余裕な時間とお金があるのなら他作品もたくさんみたいし、業火のDVDが出たらということで、またのお楽しみにしています。でも、今作はDVDよりも劇場版向けです。

面白さはともかく、ドラゴンボールはテレビスペシャルと変らない感じで、やっぱりコナンの方が本気度は伝わってきます。たぶん、「〇〇アニメ賞」みたいなの取れるような気がします。なんとなくですが(笑)相手関係次第だと思うのですが、ジブリはないし、アニメ分野で「これやヤバイ!」ってのあんまりなさそうなんですよね。まぁ、まだ上半期終わってませんけど。

レビューは基本的に思ったことを書きます。毎回「面白かった!」「最高!」「☆×5」「最高傑作!」とか言ってたら、関係者はそれを目標に作ってるとは思いますが、それではレビューの意味がなくなってしまいますので。

予想外に長くなりました。小学校の時に読者感想文が大の苦手で、原稿用紙半分も埋められずに泣きながらあとがきを丸写しして埋めた苦い想い出がありますが、アウトプットの能力と引き出しの量は大人になるほど増えていくもので、大人しい女の子もおばちゃんになるとおしゃべりになるという都市伝説みたいのも一理あるのではと思いました。でも、早熟の才能がある人はそういうの有利だなぁ。

ところで、ちょっと前タイムリー大きな飛行機事故があって、日本だったらという言い方はおかしいですが、それでもあの規模の事故が日本で起きてたら、やっぱり延期の可能性とかあったのかなぁと。

航空事故って起きたら大規模に報道されるし、そのわり世界的に見れば少なくないので、結構リスキーなテーマなのかなとも感じました。飛行機物は好きなんですけどねー。

世間の評判

映画を観ている時はあれこれ感じるんですが、いざ記事を書こうとすると思い出せない… 映画観ながらメモするわけにはいかないし。それで、ちょっとレビューサイトとかの意見とかも見てまわりました。

評価は賛否両論のようですが、細かい不満を除けば大方の否定意見はミステリーが浅い。それと、コナンよりキッドが目立ってしまっているというところ。

まぁ、面白いとか面白くないと言うのは主観の問題で、言葉にして説明したり数値化することが難しいのですが、具体的なポイントがはっきりしてると叩かれやすいんですね。

でも、減点法で作品の良し悪しを語っても意味がないのではと思います。穴はないけど無難な作品が名作なのかと言ったらそうでもないし、多少粗があっても面白いものは面白い。(ちょっと脚本が雑すぎて、それでいて、欠点を補うほどの面白さがないのが大きな問題なんですが…)

「ミステリー要素が~」と言ったらベイカー街の亡霊なんかもその類の作品ですが、一般的な人気はベスト3に入るほどです。ベイカーが評価に値しないというのであれば一貫性があるのですが、ベイカーは好きだけど業火は「ミステリー要素が~」と言うのであれば、それは別の理由なのではないかと。

まぁ、いくらアクションの表現力や作画レベルは上がっても、問われるのは内容。20年前のアニメは今のアニメに技術では敵いませんが、アニメーションの面白さって別なんだと思います。

ちなみに、個人的にベイカーは割りと好きですが、確かに推理物の名探偵コナンとしては異色かなとは思う一方で、あれはあれで面白いという思いもあり、ベスト3からは外してベスト5くらいにしています(笑)

みんな推理要素とか重要視してるんですねぇ… とちょっと意外に感じました。普段のコナンファンの反応を見ていると、劇場版のミステリーは時に大人向けであっても、コナンに慣れていない一般層には話が難しいのではと考えてしまうことがあります。

それに、推理よりも名探偵コナンという漫画が好きだというファンも多く、だから「ミステリーが~」という理由の批評が多くでると、そんなにコナンの推理楽しんでる人いたのか!と驚きなのです(笑)そういう方にはぜひ原作、それに組織編の推理も楽しんで欲しいです。

案外、劇場版だから観るというファンのほうがその点でシビアなのかもしれません。ジブリとかの批評を見ると、手厳しいレビューが並びます。確かに今作はお祭り要素のウエイトが大きいですから、名探偵コナン=ミステリーという基準で同種のドラマだとかと比較されてしまうと、それで文句を言われてしまうのもしょうがないのかも。

ミステリー要素が薄い?

これについては、業火の向日葵は脚本化が絶海の探偵と同じ。で、絶海のミステリーがどうだったかを思い出してみるとわかると思うんですが、脚本家のせいとも言い切れない… ですが、

今年は元の脚本からかなり変更をされてるとの噂があります(噂です)。ノベライズはカットシーンや変更箇所はあるもののベースは劇場版と同じですので、その前の段階です。

ただ、声優さんとの対談で明かされているようですが、本作の狙いの一つが「テンポを良くすること」であったようなので、それが目的かもしれません。

前作はテンポの悪さというのは大きな問題だと思っていたので、そこに目をつけてくれたことはうれしいし、その点は多少改善されていたと思います。

業火はちょっと各所で唐突に感じるところがあるのですが、切り貼りした感が出てしまっているのはこの編集の問題かもしれません。というか、唐突に感じるのはテンポ悪いじゃんとも言えるんですが(笑)まぁ、途中で置いてけぼりにされず、ついて行きやすいということです。

そのおかげか、周囲の小学生は揃って去年よりも面白かったという意見。映画観終わった後って友達同士で来ているとハイテンションで振り返りをやるのはありがちなんですが、今年はうれしそうにはしゃいでいました。まぁ、そこはドラゴンボールと比較すると拘泥の差ですが。アクション映画が決して子供向けというわけではないように、業火も大人も満足できるアクションという感じで、ちょっと趣旨が違います。

編集と言えば、推理ショーの前のあの人のくだりとか、あれ入れる意味あるの?みたいな感じなのですが、もう少し肉付けされてた可能性も。

ただ、丸々カットした場合を頭でシミュレーションしてみると、あっさりしすぎてしまうんですね。ノベライズだと冒頭に伏線があるのですが、あれは話の方向性がわかり難くなるので、カットもまぁありだと思います。ただ、やっぱり終盤いきなりってなっちゃうんですけど(笑)

おばあちゃんも同じようにやや強引な印象で、まぁ重要ではあるんですが… ラストのネタバラシで驚きを誘っているんですが、逆に後付け感が拭えず。ちゃんと途中で説明入れて、「あの時の絵画が~」と考えさせるようにしても良かったのかなぁ。とまぁ、もっとじっくり読み込まないと細かい意図までは汲み取れません。

とりあえず、ぎこちなさみたいな違和感やパンチの足りなさは、もしかしたら総集編的なあっさり感があるからかもしれません。余計な部分っていらないようでいて、深みを持たせるのに重要なんですね。

まぁ、絶海振り返っても傾向かも。笹浦を殺害した犯人の推理って、意外性(というか半分アンフェア)はあるかもしれませんが、そこまで深くないですし、イージス艦にスパイが潜入している、エックスと女性自衛官の正体をというのも見所で、サスペンス×ミステリーが平行、二つで一つみたいな感じでした。業火も犯人と動機だけじゃなくて、キッドの行動と目的も推理要素の一つで、ダブルミステリーになっています。

絶海って、最初にスパイ潜入の土台があって、ただそれだけじゃ天空のように海外のサスペンス映画のようなスケールにできなかったので、それでミステリーの部分を後付けしたような気がしないでもない…

キッドが主役?

キッドが目立ちすぎなのはまぁそうなんですが、これも、もう個々で許せるのか許せないのか基準かなぁと。

ルパコナは好評ですが、ルパンは比較的コナンと対当。キッドがゲストというよりは、キッド&コナン。キドコナだと思えばいいのではないでしょうか(笑)ただ、ちょっとコナン君空気… マジック快斗ではないかという声もありますが、視点がコナンなので、やっぱりルパンをキッドに変えた感じかなぁ。

まぁ、ルパコナのようにスピンオフでやれってところかもしれませんが、でも、キッドはスピンオフじゃなくて毎年のシリーズの中で出すようにしているし、日常編でも殺人事件にキッドが変装して混ざることはありましたが、今回は次郎吉登場のコナン×キッド回の映画化。ある程度は仕方なしかと。ただのゲスト以上にキッドが活躍するというのも一つの新しい試みだと考えれば…

どうせアクション全快でやるのなら、コナンのスケボーアクションを延々と見せられるよりは、よりアクションとの親和性の高いキッドのほうが楽しい、観ていてそんな感じがしました。

毎回これなら問題ですけど、キッドの登場自体数回置きのペースだし、一つの作品として例外的なものが出てきてもいいのかなと。名探偵コナンらしくないというのはありにしても、面白いかどうかはまた別の問題でもあるし。

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