宮野明美の考察

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姉妹なのに似ていない

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宮野明美と宮野志保この二人は全然似ていない。初期の頃から読者から本当に姉妹なの?という疑問が上がっているが、真相は不明。

名探偵コナンでは赤井秀一と世良真純、本堂瑛祐と本堂瑛海(水無玲奈/キール)のように目元が共通しているという特徴があったりするのだが、そうした傾向は見られない。

まぁ、宮野明美の登場が2巻と早かったので、まだそうした伏線を入れることを考えていなかったのかもしれない。

仮に姉妹じゃない(どちらかが連れ子)だとすると、どういう組み合わせになるだろうか。

宮野志保

灰原が十代から組織の重要な研究者であるという、漫画設定のスペックを与えられていることを考えれば両親のどちらか、あるいはそのままの両親であろう。

灰原:「私も米国にいた頃、東洋系のこの顔でイヤガラセをされてたからわかるわよそーいうの・・・」 File:260

灰原には東洋系の血が流れているが、まぁ見た目そのまま。エレーナと他のアジア系男性なんていう組み合わせは今のところ考えすぎと言えるので、この場合父は日本人、宮野厚司と考えて良さそう。

父厚司はマッドサイエンティストと呼ばれる科学者であったのに対して、母がどれだけの資質を持った研究者だったのかは明らかにされていない。

一応組織の研究員であったところから研究者ではあったのだろう。エレーナのテープにも「実はお母さんね 今、とても怖ろしい薬を作ってるの」と言っていることから、やはりかなりの頭脳を持っているようである。(話そうDAY「2015」では領域外の妹より頭がいいとのこと。)

この両親だからこその天才灰原なのであるが、片親が厚司ならば母は別でもおかしくはない。だが、灰原の見た目は純日本人ではなく、ハーフのようである。母親が外国人であれば、やはり現時点でエレーナ以外考えなくても良いのではないかと。

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エレーナはきれいなストレートヘア、灰原は少しウェーブがある、赤みがかった茶髪であるが、実は灰原の髪型は自分でウェーブをかけているらしい。

「灰原の髪の毛って元からウエーブかかってるんですか?」という問いに対し、「”かけてる”んじゃないのかな?」と答えている。(かかっている⇒天然、かけている⇒自分で)

スーパーダイジェストブック(SDB)-30

厚司の姿は原作ではまだ一度も描かれていないが、父が癖毛で灰原も元々癖があり、それをお洒落に見せるよう、自分でかけていたりとかもあるかもしれない。両親ストレートで子供が癖毛というのもあるが、まぁ、その辺はどうでもいい。

これなら、髪の毛の色も染めているだけだったりというのもありそうだが、灰原は赤ん坊の頃に両親が亡くなっているのにもかかわらず自分がハーフだと認識しているようなので、外見にも外国人の血が流れているとわかる特長があるのではなかろうか。

宮野明美

見た目が完全にアジア系(日本人)。妹の灰原がハーフに見えるのに対して、姉が純日本人っぽいところが本当に姉妹なのか疑われる要因でもある。

しかし、片親が外国人でも日本人の血が濃く出ることはある。赤井や世良の母も外国人(イギリス人)っぽいのに、二人の見た目は赤井の瞳を除きほぼアジア系。(アニメの二人の目の色は外国人風)

灰原が研究者としての資質を受け継いでいるのに、明美がそうでないのもまた別親説が疑われる理由。だが、これも子供が必ず親の才能を受け継ぐとは限らないし、漫画としても天才少女は1人で十分。どちらも今のところ絶対的な根拠にはならない。

明美は外見からすれば別の日本人の子供で宮野夫婦が引きとったか、日本人である父親の連れ子であろう。父親が再婚であれば、前妻は誰だという問題も浮上してくるわけだが…

厚司の組織入りは30年前と推測され、20年前に明美が4,5歳だったのだから、厚司は組織の研究者になってから数年後に前妻に会い、その後何らかの理由で離婚、エレーナと再婚したことになる。わざわざそんな複雑な設定にするくらいであれば、そこに意味があるということに。

どちらかというと、明美と灰原が親違いなら別の親子の娘である可能性の方が高そうだが…

例えば、被験者の両親の子供で、親がいなくなってしまった明美を引き取ったとか。宮野夫婦ならありえる、というか、もしそのような状況になればそうするではなかろうか。組織にいる宮野夫婦二人が意味もなく無関係の子供を養子に入れるということは組織が許可を出さないと思われ、この場合でも明美は元々組織にいたとか、組織関連であることは確かであろうか。

姉妹の共通点

だが、宮野志保と宮野明美の共通点は性格(自己犠牲心)である。これは、どちらかというと父厚司ではなくて、母エレーナの影響ではないかと。(確定ではないが。)

灰原は赤ん坊の頃に両親と死別、姉ともめったに会うことができなかったために、灰原の性格は育った環境という後天的なものではなくて、親の血という先天的なものであろうと思われる。

明美に関しても早くに両親とは別れているし、幼少期から優しい気質を見せている。これも先天的な要素が強く、そうであれば明美の母はエレーナということになる。

沖矢:「さすが姉妹だな・・・」「行動が手に取るようにわかる・・・」「さぁ・・・来てもらおうか・・・」「こちらのエリアに・・・」 File:821

沖矢は灰原と明美の性格が姉妹だけに似ていると言っているのだが、これで明美と灰原が姉妹じゃなかったらギャグ。性格の判断は主観的な要素が強く、目元が一致などの外見的特長でないので決定的な根拠にはならないのだが、前述したように二人の自己犠牲心は生まれ持った気質のようである。

二人は本当の姉妹ではないですけど、性格が一致したのは偶然です。というのは現実的にはおかしくないのだが、漫画としてはおかしい。

外見に共通点の薄い姉妹関係でありながら、それでも姉妹だから一致する性格がありますという設定なのに、実は姉妹じゃなくて性格の一つがたまたま一致しただけです、というのはちょっと。

両親が早くして死亡、となれば代わりの育ての親がいるはずで、実はその親がそういう性格で… ということも考えられなくもないが、そこまでの設定を考えているのかは不明。灰原と姉はめったに会っていないので、一緒に育ってはいないようだけれど。

安室:「さすがヘル・エンジェルの娘さんだ・・・」「よく似てらっしゃる・・・」「初めまして・・・」「バーボン・・・」「これが僕のコードネームです・・・」 File:823

安室が姉の明美ではなくてエレーナと灰原が似ている(煙越しで、灰原が振り返る前のセリフなので性格を言ったと考えられる)と比較したのが、灰原とエレーナは似ているけど、じゃあ明美は?明美のことに言及しないのは…

安室はエレーナと幼少期に会っているので、明美がエレーナの実子でないことを知っていて、あえて明美を「さすが姉妹だ」と言わなかったとか。

と、ちょっと勘繰りたくなるのだけれど、単純に沖矢が交際相手である明美のことを良く知っているのに対して、安室は明美のことをそこまでは知らない可能性がある。

一方で、沖矢は今のところエレーナと会ったことがあるという描写はなく、安室は深い関係にあるという、バックグラウンドの違いがある。灰原に関しても、沖矢はずっと見守っていたし、安室は「初めまして」。

灰原と明美の見た目は似ていないし、性格もそこまで知らないとなれば、「さすが姉妹だ」とは言いたくても言えないわけであるが。

ミステリートレインの沖矢の発言は、二人は外見は似ていないですけどちゃんと姉妹ですよ、という伏線とも考えられる。

(安室の)初恋の人はみんな知ってますよ。あの人ですよね 。 話そうDAY2017

安室の初恋はエレーナ。ミステリートレインはそれぞれがよく知る亡き恋人と初恋の人を灰原の性格と重ね合わせている。

父との共通点 ─

博士:「気さくで感じのいい男じゃったぞ・・・ワシの発明品も気に入ってくれとったし・・・」「無口で何を考えているかわからなかったのは、彼の奥さんの方じゃったよ・・・」「確か名前はエレーナとか言ったかのォ・・・」 File:398

厚司の性格はきさくで人当たりのいい人。一方で、エレーナの第一印象は無口で陰険な印象。灰原はそれほど明るいとは言えないかもしれないが、育った環境もある。明美は明るく活発的な性格で、そこはエレーナとは似ていない。ただし優しい性格は前述した母譲り。

また、阿笠博士の発明というのは大抵は周囲から笑われてしまうようなおかしなものが多い。(実は何気に技術はすごいが)その発明品を気に入っているということは、阿笠博士と気が合うような、ユーモアのセンスのある人物像が浮かび上がる。

今井:「ああ・・・特に娘さんのイタズラには手を焼いたよ・・・」「あの子、僕達が使う道具を至る所に隠してねぇ・・・」「僕達が困ってるのを見てはしゃいでいたから・・・」 File:423

明美は幼少期からいたずら好きで人懐っこい性格であることが明かされている。

灰原:「驚いてる暇なんてないわよ、のろまな探偵さん?」「いったでしょ?今私が住んでいるのは米花町2丁目22番地って・・・」「そう・・・あなたの本当の家の隣・・・」「どこだかわかるわよね?」 File:178

灰原もまた、まだ打ち解けていない初登場からいきなりコナンを出し抜くブラックジョークを飛ばしており、現在まで度々コナンをからかうような描写がある。

二人共「いたずら好き」という共通の性格を持っていて、これは父からの影響と思われる。

育ちが違うのにそれぞれ父と母から共通の性格を受け継いでおり、二人が姉妹ではないかと説明できる根拠が作中にあり、逆に二人が姉妹ではないと考える理由のほうが、姉妹でも見た目が似ていないことはあるので、よく考えれば根拠はないことになる。

年賀状 ─

明美と志保は、実の姉妹だよ──(笑)。

とのこと。片親が異なっても姉妹であることに間違いはないのだけれど、「実の」というのは両親が同じであることを意味したのではないかと。

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更新日:2017-7-2


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