宮野明美 – シナリオ関連

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58巻 赤と黒のクラッシュ

赤井秀一と宮野明美の関係

ジョディ:「どう思います?秀一の事・・・」

ジェイムズ:「どう、とは?」

ジョディ:「組織がここに乗り込んで来るこの状況を、何か喜んでいるように見えるんですけど・・・」

ジェイムズ:「それはないと言えば嘘になるな・・・」「組織と直接切り結ぶ事が出来れば彼女の仇を討つ機会も出て来るし・・・」

コナン:「彼女の仇?」

ジョディ:「秀一の彼女・・・殺されたのよ・・・」「数ヶ月前彼らに・・・」

コナン:「え?何で?」

ジョディ:「その彼女、組織の関係者だったらしくて・・・」「組織を抜けようとして消されたって秀一は言ってたわ・・・」

コナン:「ど、どうしてそんな女の人と赤井さんが?」

ジョディ:「組織に近づくためよ・・・」「彼女自身は組織に深く関わっていなかったようだけど、彼女の妹が組織の科学者だったらしくて・・・」

コナン:「妹?科学者?」

ジェイムズ:「ああ・・・赤井君はその妹と顔見知りになり、妹の周りの人間とコネクションを持つことによりうまく潜り込んだんだ・・・」「諸星大という偽名でその組織の一員として・・・」「5年前から2年前までの3年間だけだったがね・・・」

コナン:「え?」

ジェイムズ:「組織の中で彼は実にうまく立ち回った・・・最初は目立ち過ぎず、徐々に頭角を現していき・・・」「「ライ」というコードネームを与えられ、ついに組織の幹部の1人「ジン」と呼ばれる男の仕事に漕ぎ着けたんだ・・・」

コナン:(ジン・・・)

ジェイムズ:「その男さえおさえればボスまで辿り着けると踏んで、我々FBIもその仕事の集合場所に先回りし、身を潜めていたんだが・・・」「彼らは来なかったよ・・・」「夜が明けるまで待ったがな・・・」

コナン:「まさかバレたの?FBIって・・・」

ジョディ:「ええ・・・張りこんでいた捜査官のちょっとしたミスでね・・・」「おかげで秀一は組織にフラれちゃったわけ!」

コナン:「じゃあその赤井さんの彼女、その時に殺されたの?」

ジョディ:「ううん・・・彼女の妹は組織にとって本当に重要な人間だったらしくて手が出せなかったみたいよ・・・」「秀一もそう読んでそれ以来、彼女と会っていなかったようだしね・・・」

ジェイムズ:「まあ、接触したくても彼女も妹もその直後に住所を移されて連絡の取りようもなかったが・・・」「組織が、FBIを引き込みこれから先も連絡を取る恐れがある女を、いつまでも野放しにするわけがなく、業を煮やした組織は彼女に話を持ち掛けた・・・」「ある仕事をこなせば彼女も妹も組織から抜けさせてやると・・・」「もちろん失敗すれば彼女の命もないという条件で・・・」「組織としてはその仕事に失敗した理由で消したかったようだが・・・」「10億円を強奪するというその仕事を彼女は成功させてしまい・・・」「理由もなく消される羽目になったというわけだ・・・」

コナン:「ね、ねぇその彼女の名前って・・・」

ジェイムズ:「本名は宮野明美・・・」「偽名は広田雅美・・・忘れはせんよ・・・」

コナン:(は、灰原の姉さん!?)(じゃあやっぱりその科学者っていうのは灰原か!!) File:599

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FBIの赤井秀一は組織にスパイとして潜り込むため、宮野明美と付き合っていた。明美は組織と深く関わっていはいなかったが、妹(灰原)が科学者であったためその妹と仲良くなり、さらにその周辺の人間と親しくなることで潜入を果たした。(5年前から2年前の3年間)ちょっと回りくどい。

その後、張りこんでいた捜査官のちょっとしたミス(後にキャメルと判明)により赤井がFBIの人間であることがバレてしまう。

明美は妹の灰原が組織にとって重要な人間であったためにすぐさまの粛清は避けられた。赤井もそれを読んでその後は接触を避けるが、そもそも居場所を移されて連絡の取りようもなかった。組織のやり方としては当然である。

だが、FBIを引き込みこれから先も連絡を取る恐れがある女をいつまでも野放しにするわけがなく、例の10億円強奪事件の話を持ちかけ、その失敗を理由に消すつもりであった。が、なんと成功させてしまう。しかし、組織にとっては単なる口実。最初から消すつもりであったため、結局は理由もなく射殺する。

上記の流れより、灰原が以前話していた姉が殺されたことによる研究の拒否、ガス室送りと話が繋がる。

コナンは以前灰原から広田雅美=宮野明美=灰原の姉ということは聞いていたが、このFBIとの会話で明美が赤井の交際相手であったことを知る。

ジェイムズ:「ここまで詳しくわかったのは、その仕事の前日に赤井君の携帯に彼女からメールが送られてきたからだよ・・・」「2年前、FBIだとバレてずっと音沙汰がなかった彼女から・・・」「恐らくFBIに利用されたとわかった後も赤井君の事が忘れられなかったんだろう・・・」「そして、彼女を亡くした時の赤井君の様子から察すると・・・」

ジョディ:「ええ・・・」「多分、秀一も彼女の事を・・・」 File:599

これらの成り行きが明らかになったのは、事件の前日にずっと音沙汰のなかった明美から赤井にメールが送られてきたから。

赤井はスパイ時代からメアドを変えていないのかと突っ込みたくなるところだが、FBIからすればなかなか正体をつかめない黒の組織の情報が少しでもほしいわけで、もし相手側からコンタクトを取ってきたらそれはむしろ好都合。特に変える理由もないのである。まぁ、単に漫画的な都合というだけかもしれないが。

ちなみに、赤井は昔ジョディと付き合っていたが、この潜入作戦を行うために二股をかけるも、「二人の女を同時に愛せるほど、器用な性分じゃないんでね」と後にジョディをふっている。

赤井は明美のことを本当に愛してしまった。明美もまた同じであるが、事件の前日に赤井にメールをしたのはそれだけが理由ではなくて、赤井に何か伝えたかったことがあると考えられる。

明美のメール(追伸)

大君・・・
もしもこれで組織から抜けることができたら
今度は本当に彼氏として付き合ってくれますか

              明美

P.S

File:599

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杯戸中央病院屋上で、赤井は1人明美からのメールを見て考え事をする。最初の三行は組織を抜けたらスパイとしでではなく、今度はきちんと付き合ってくれるようにとお願いしている。これは単純に赤井への自分の思い。

その後の追伸(P.S)は描かれず伏線となっている。何か伝えたかった事があるということなのだが、それをメールにするということは、自分が殺される可能性があると考えているということ。(成功して組織から抜け出すことを確信していたのなら、後で直接話せばいい。)

赤井の回想

明美:(FBI?)(大君が?)

赤井:(ああ・・・明日、決着をつけに行く・・・)

明美:(アハハバカね!)(嘘つくならもっとマシな嘘ついてよね・・・)

赤井:(・・・・・・)

明美:(そんなんじゃ・・・)(全然驚か・・・)

赤井:(お前知ってたな?)(知っていてなぜ俺から離れない!?)(お前を利用していたんだぞ!!)

明美:(言わなきゃわかんない?) File:607

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*明美は赤井がFBIのスパイだと言うことを以前から知っていた。組織ですら赤井の正体についてはキャメルのミスまで気づく事がなかったので、明美がそれに気づく何らかのエピソードや理由があったか。(隈の血筋を知っていたなど)

もしくは、明美は直感の鋭いキレ者キャラ(コナンのことも感付いていた。)なのか。あるいは、それを悟れるくらい一緒にいる時間が長かった。赤井が心を許し油断した。愛する人のことはお見通し etc… というところだろうか。

だが、明美は赤井を愛していたため、スパイだと知りながらも黙っていた。純粋な組織側の人間が赤井を庇ったのなら、なんて赤井は憎い男なんだとなるが、明美からすれば組織を抜け出したい側であるので、利用されているとわかっていても、明美にとってFBIはむしろ自分を檻から出してくれるかもしれない味方ではある。

まぁ、明美にとっては純粋な赤井に対する思いであろうし、形式上利用されていると言っても、赤井の本音も伝わるところがあったのではと思われる。

明美は、するどくて頭のいいキャラなので・・・(笑)

*明美が赤井の正体に気づいた理由について。ただ、冗談っぽい回答をしたのかもしれないので、まだ何か理由があった可能性も。

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更新日:2017-2-10
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