名探偵コナンセレクション【第十二回 黒の組織編(2)】

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あの方というのは、組織のボスであり、すべての黒幕とも言うべき存在だ。その正体はファンの間で様々な憶測が飛び交っている。正体に迫る手がかりを検証してみよう。哀いわく「信じがたい意外な人物(かもしれない)であり、ピスコが「長年仕えた」と言っている以上、ある程度の年齢を重ねた人物であろう。クセの強い幹部たちを従えさせるだけの力とカリスマを持ち、非常に用心深い性格で、ベルモットによると「石橋を叩ぎすぎて壊してしまうタイプ」(それは本末転倒なのでは…?)らしい。

では、その正体は何者なのか?どうやらその人物は既に登場しているようだが、はっきり言ってしまうと、「あの方」の正体を突き止めるには、現状では手がかりが足りない。ファンの間でささやかれていた「阿笠説」「優作説」「ジン説」などは、作者である青山先生が直々に否定している。

さらに、本当に「あの方」の目的が不老不死や若返りであった場合、そしてその目的が完遂されつつある場合、その容疑者はグンと広がってしまい、たとえ子供であったとしても容疑が晴れる事はないのである。

さて、黒ずくめの組織についていろいろと述べてみたが、結局「よくわからない」というのが結論だ。よって、筆者はここに、「あの方の正体予想」を放棄する。何せ、コナンにすらわからないものが、我々にわかるはずがないのである。ここはひとつ、予想など諦めて、今後の展開を楽しんでみてはいかがだろうか。きっとこの『名探偵コナン』という作品は、これからまだまだ続いていくのだ。我々はただ、ワクワクしながら次のお話を楽しみにしておこうではないか。

本末転倒なのがボスなのです。

「コナンにすらわからないものが、我々にわかるはずがない」そりゃそうだ。でも、読者にはコナンが知りえない情報がある。「ボスはフルネームで登場している」とか(笑)

それに、「石橋を叩いて壊すほど慎重居士」というボスの性格もコナンは知らない。コナンは一体、どうやってボスのところまでたどり着くのでしょう。

【堀之紀さん】インタビュー

イ:初めてジンというキャラを見た時の印象を教えてください。

堀:コナンをチビにするためだけに出てきた悪い奴なんだな、という印象でした。ロンゲの、どう見ても悪そうな奴。それがジンの最初の印象ですね。

イ:堀さんから見て、ジンはどういう人物だと思いますか?

堀:怖くてすごい悪役なんですけど、ライオンとかトラみたいな怖さじゃなくて…いわゆるもっと冷酷な、凶悪な感じじゃないですかね。ジンは大声出さないんですよ。一度声を荒げた事があるんですけど、それもベルモットが変装しているのを見破って冗談半分で荒らげたって感じだったので… ジンって、大声を出して何かはしないんです。「ガオー」って感じじゃない。どっちかっていうと理屈っぽい恐さ。だから得体の知れないっていうか、何を考えているか分からない人物だと思いますね。

イ:黒ずくめの組織の仲問も、ジンが一体どういう男なのか分からない気がします。

堀イメージの中では、ウォッカといえども足手まといになれば非情に切り捨ててしまう感じがするんですよ。

そういえば、ジンってどこで髪切ってるんでしょうか。ほとんど切らない、(自分でカット)だから長髪だったり。ウオッカはたぶんボウズ?だし、あの方はきっとベルモットが切ってあげてる?

赤井秀一は昔ロングヘアーだったけど、あれは何て言って切ったんだろうか。

美容師:「本当に切っちゃっていいんですか?」
秀一:「ええ、バッサリお願いします!」

ジンが「ガオー」って言ったらかわいい。世良真純とかそんな感じ。領域外は普段クールだけど。怒ったらガオーになりそう。

ジンが恐いのは、普段何を考えているのかわからない、残酷な内面を持っているからでしょう。

前回で二人には他にない絆があるなんて話がありましたが、そうじゃなくて、ジンならそこは躊躇なく切り捨てる。これまでのところはそんなキャラとして描かれていると思います。ウオッカが足を引っ張って組織崩壊の糸口に、なんてことはジンには期待できそうもない。

イ:ジンを演じられる上で何か気をつけている事はありますか?

堀:とにかく出番が少ないですから。でも、いつでもコナンの脳内に張り付いていて、絶対に忘れる事ができない存在です。そういう意味において、出てきたときは絶対的に印象に残るように、というイメージで演じています。セリフ回しなんかも、あんまり抑揚がない抑揚というか。棒読みではないですけど、あんまり分かりやすく感情を出さない事によって、逆にいろんな感情を想像できるように、と心がけています。

イ:確かに、声を荒げなくてもジンの声には迫力がありますよね。

堀:声の音圧だけは、イメージしているんですよ。小さな声というか、眩くような声を出していても、音圧だけは下げないように。空気感だけでもそこにいる、という様な雰囲気を持たせるように。いるような気になっただけでも怖いような(笑)

昔みたいに、たま~にウオッカと車の中で会話シーンとかでいいので出て来るといいんですけどねぇ。まぁ、ジンが出てきたら読者の脳内に張り付いて絶対忘れないですけど(笑)

青山先生がどう考えていらっしゃるか分からないですが、どんな形にしろ、コナンがジンに対して何かしらの決着をつけないと『名探偵コナン』は終わらないと思うんです。

あと、これは僕の演じる上での予防線なんですが、将来ジンにどういうエピソードが起こったとしてもちゃんとそれに対応できるように、つまりなるべく無機質に演じているんですよね。何色にも染まらないように。もしかしたら、全く自分の意思ではない事をやっているのかもしれないし。やらなきゃならない理由があってやっているのかもしれないし、もしかしてそういうエピソードがあるのかもしれない。けど、万が一そういうエピソードがあって「あっ、今まで思ってたジンとは違うかもしれない」って思った時で対応できるように、なるべく余計な色を付けないように演じています。あくまでジンー=「冷酷」だけのイメージで。

まあ、たまにちょっとキザな事も言いますけれども(笑)でも、ジンにとっての正義は「黒ずくめの組織」を守る事で、組織というのは、ジンにとっては多分小さな国家なんじゃないかなって思います。そ
の国家に対して仇なしてくるもの、害をなしそうなものは全部すべて敵。敵をやっつけるのは自分にとって正義なんじゃないかな。そういう思いに至ったジンの背景っていうのはまだ分からないから、演じる上ではちょっと慎重にしてますげれども。

実はジンはいい人かもしれないし… ってことはさすがになさそうですが、ここも大切なところですね。もしかしたら、大切な人のために戦っているだけかもしれない。家族を人質にとられているとか。これはちょっと無理か(笑)ボスは命の恩人で、今は闘病中だからなんとか薬で治してあげたいとか。まぁ、例えばということで、そういうジンなりの正当な理由があるかもしれい。

どちらかというと、これはベルモットの方にありそうで、作中でも何となく示唆されていますが…

戦争にどちらが正義もなく、ただどちらも自分達の大切なものを守るために戦っているだけ。なんて話は良く聞かれますが、ジンにとっての正義が世の中の正義じゃない。

戦争はどちらも殺し合いをしてどっちもどっちなんですが、犯罪者が自分の欲望を満たすために罪を犯し、その理由を自分なりの正義という言葉で正当化されはしない。

たとえ、自分の大切な人が殺された仇討ちという一見真っ当な理由があったとしても、コナンに言わせれば「どんな理由があっても人の命を奪うことは許されない」、というのが名探偵コナンだと思います。

きちんとした正義があり、正義が悪を裁くという、ある種ヒーロー物よりも単純な漫画です。

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名探偵コナンセレクション【第十二回 黒の組織編(2)】」への2件のフィードバック

  1. 管理人 投稿作成者

    >>匿名 さん

    最近出てくる紅茶関連はイギリスに関係する伏線の可能性ありです。
    コーヒーは意識したことがありませんでしたが、赤井はFBIでアメリカ国籍だからコーヒー好きなのかもしれませんね。

  2. 匿名

    興味深く読ませていただいています。私では到底ここまで推理できませんw
    結局ボスは誰なんでしょうね。
    前回ので気になったのですが、コナンはコーヒー紅茶がよく出てきますね。一般的にアメリカ人ならコーヒー、イギリス人なら紅茶という感じですが…
    紅茶を使用したカクテルで、ラム、ジン、ウォッカの3つを使うものがあるそうです。飲み物も意外と注目!なのかもしれませんね。

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